でかいの日記帳

2009/12/21 Monday

宇宙戦艦ヤマト 復活篇

Filed under: - dekaino @ 23:03 このエントリをはてなブックマークに追加 絎絎ゃ 緇羇紫のはてなBookmark被リンク数

宇宙戦艦ヤマト復活篇を観ました。
おそらく興行的にはパッとしないだろうけど、これは名作です。80年代前半のヤマトファンは新作ヤマト映画を観るたびにガッカリさせられ、しかしそれにも懲りずまた観にいくという苦行僧のような存在でしたが、とうとうその苦行が必要ないヤマト新作が登場です。
よくあるリメイクものにありがちな表面だけ真似ていて中身がまったく違うニセモノなんて映画ではないのです。これはホンモノ! なんたってしょっぱなから例のスキャット「あーあー ああああ あーあぁぁー」から始まり、渦状銀河の絵を出しながら「無限に広がる大宇宙…」のナレーション。さすが本家本元が脚本監督だけあります。
もちろんデスラー総統とか沖田艦長とかの復活という禁じ手もなし! 安心してみていられます。

キャラクターデザインは松本零士から国友やすゆき(なんで!?)にバトンタッチ。でも作画監督が湖川さんなのでちゃんと必要以上に立体的にアレンジされているので安心です。そして原案は石原慎太郎(これまたなんで!?) いろいろトンデモ要素があるのですが、本作は間違いなくヤマトそのものなのです。
なにやら中東を武力で支配するアメリカを日本が救ってやるんだぜみたいな石原流反米思想を正面に打ち出しつつ、地球の危機を決死の覚悟で救うヤマトを華麗に描きます。

演出もなにやら懐かしさを覚える昔風なものです。いちいちキャラに艦内の廊下を歩かせたり、髭を剃らせたり、意味もなく手間ばかりかかる演技やらせるアニメって今時ほとんどないです。とにかく物量で意味のないところに神作画をもってくる! これぞヤマト魂 昔はCGなしでヤマトの回頭シーンを誤魔化しなしで手描きで描いたものです。

スポンサーのパチンコ台メーカーに媚びて波動砲が連発できるようなギミックが加えられたのはちょっと残念。しかしスポンサーには感謝しなくてはいけません。

たぶん早目に上映は終わってしまうと思われるので、かつてヤマトが好きだった諸君は急いで映画館に走るべし。括目して冒頭の古代雪(旧姓 森)の爆風で服が脱げて全裸になる(どういう理屈で!?)シーンを観るのだ!

19 queries. 0.142 seconds. Powered by WordPress ME
For questions or comments, please send mail to: webmaster@dekaino.net