でかいの日記帳

2016/3/28 Monday

暗殺教室〜卒業編〜

Filed under: - dekaino @ 22:53 このエントリをはてなブックマークに追加 罧堺絎ゃ罐膩 のはてなBookmark被リンク数

暗殺教室〜卒業編〜を観ました。前作暗殺教室の続きで決着編です。
前作の興行収入は好調だったようで、満を持しての後半の決着編の公開です。
撮影は前作と一緒に行われたようで、ロングヘアの優希美青をみることができます。
ストーリーはまさに原作そのままに尺に合わない部分を省略したような脚本で、原作と異なる会社はほぼないと言っていいでしょう。
雪村先生のエピソードが桐谷美玲を使って思い入れ深く演出されます。リアルであんな頭の悪そうな中学教師いたら正直イヤだけどなぁ。

かなり色物な原作をストレートに学園ものの娯楽映画に仕上げられているのは感心します。CGもROBOTだから安心のクオリティです。DVDも売れそうな予感がします。

僕だけがいない街

Filed under: - dekaino @ 22:16 このエントリをはてなブックマークに追加 茵のはてなBookmark被リンク数

僕だけがいない街を観ました。漫画が原作らしいのですが未読です。

何か事件があると、その事件を解決するまで時間がループしてしまうという能力(?)をもつ主人公の話です。
最初のうちは数十分レベルの時間の遡行が、小学生時代まで遡ることになり… という展開。
基本的にご都合主義で話は進みます。特に雛月という女子小学生が成長したら森カンナになってしまうあたり都合よすぎ。リアルならなんだかんだいって母親の安藤玉恵に似たやさぐれた女に成長するものですよ。あまりにも美化されたありえない展開に魂揺さぶられます。しょせんは女子受けがよさそうなメルヘンなのであります。

最終的にはタイトル通りの「僕がいない街」主人公以外はだいたいみんなハッピーになるという感じ。自己犠牲の美化の極みの映画です。

2016/3/27 Sunday

アーロと少年

Filed under: - dekaino @ 7:15 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪若絨綛瓦里呂討Bookmark被リンク数

アーロと少年を観ました。PIXARの最新作です。原題はTHE GOOD DINOSAUR、善良な恐竜ってくらいの意味でしょうか。

もしも8千万年前隕石衝突がなくて恐竜が滅亡しなかった世界が舞台です。
知的生命体は恐竜だけ、哺乳類もいるけれど繁栄まではしてないような世界。

ひとりの若い恐竜 アーロが主人公です。アーロは現生人類によくにた獣だか猿だかをペットにします。彼の名はスポット。
スポットは人間によく似てますが、言葉はまったく使わず、道具も火も使いません。ただし絵文字はわかるみたい。よって人類というより類人猿の方に近いですね。現生霊長類の中ではゴリラくらいが一番近いように思えます。つまり、ギャートルズのドチテンのポジションです。

主要キャラが恐竜で、マスコットキャラが人間によく似た猿である以外は、ふつーの西部劇です。開拓地の荒っぽい生活・風俗のストーリーです。
CG技術的には水の表現が素晴らしいですね。さすがピクサーです。

安心して子供に見せられるCG映画です。

2016/3/6 Sunday

セーラー服と機関銃 -卒業-

Filed under: - dekaino @ 20:59 このエントリをはてなブックマークに追加 祉若惹罘∫ -罐- のはてなBookmark被リンク数

セーラー服と機関銃 -卒業-を観ました。橋本環奈主演の角川映画です。
本作は薬師丸博子版で有名なセーラー服と機関銃のリメイクではありません。その後日談なのです。
女子高生がヤクザの組長の跡目を継いで、いろいろあって敵対する浜口組にカチコミしたあげくに目高組は解散したって前作の後の話です。機関銃をぶっぱなして「快感」はすでに済んだ話なのです。
セーラー服と機関銃 -卒業-
また舞台は現代に返られていますので、セーラー服の制服もだいぶ今風にスカート丈が短くなっております。

撮影は群馬県高崎市で行われ、街並みの風景がいい感じに昔は栄えていたけど今は寂れつつある街並みを表現してます。とはいっても県庁所在地ではないけれど群馬で一番でかい街なんだけどね。

橋本環奈は確かにかわいい。それ以上に芝居に力入ってます。アイドル映画ではありえないくらい長回しカットがたくさんあります。舞台演劇レベルのリハーサルがいるレベルです。知名度の割に仕事が少ない橋本環奈だからこそ可能だったのかもしれません。実際に撮影中は高崎市内に部屋借りてずっと高崎に住んでたそうです。
気合入ってますね。

本作、公開2日目、日曜の昼間に海老名の劇場で観たんですが、意外と席はガラガラ客は入ってませんでした。十分宣伝はされているのにちょっとヤバい臭いを感じます。大丈夫でしょうか?

おそらく前評判が裏切られることはないレベルの出来です。リメイクではなくて後日談なので、前作を観たことある人はより楽しめると思います。逆にまったく予備七機がないと何のことやらわからないかも???

珍遊記

Filed under: - dekaino @ 13:29 このエントリをはてなブックマークに追加 荐のはてなBookmark被リンク数

珍遊記を観ました。
漫☆画太郎の出世作をまたもや山口雄大が実写映画化。原作通りの偉大なるクソして寝るしかないクズ映画になってます。

玄奘は女性です。中世的に美形の僧侶を女優が演じてるのではなく、地上波ドラマで流行りのキャラ女体化です。尼僧を倉科カナが演じるのです。しかも開幕第一声は「チンコ」

玄奘と山田太郎(邪気なし)
「チンコチンコ」連呼する尼僧が、仏弟子として全裸の成年男子を連れ歩くとか、エロゲでもなかなかない謎シチュエーションです。
原作のジャンプ連載では邪気だか毒気が抜けた太郎は小学生男子の姿なので全裸まる出しでもOKでしたが、マツケンが全裸はちょっとサービスし過ぎというかサービスの方向間違ってるでしょ!
その反面、玄奘の袈裟がゆるふわぶかぶか系で倉科カナのせっかくのナイスバディがまったく活かされてないのが残念でたまらない。卑語の発声による精神的エロスで我慢なのです。

ストーリーは冒険者が集う酒場で太郎が暴れるあたりまではほぼ原作通りの進行です。
その後、劇場版オリジナルキャラ 龍翔さまが登場。コイツの格好が、これがまた正統的な貴公子の古装なんですよ。中国製映画にそのまま出ても変じゃない完成度です。相当、武侠映画・ドラマを研究してリスペクトしてますね。イヤミな貴公子が悪役とかちゃんとツボをついている!

龍翔さま
なぜか敵ボスキャラみたいな扱いをされる龍翔さま。実はそんな大物ではない。

バトルアクションもかっこいいですよ。仮に珍遊記がマーベルコミックでハリウッドが映画化したとしても、負けてない! キレキレのカンフー風アクションです。武侠リスペクトです。

漫☆画太郎ワールドの再現度がかなり高い。原作ファンならがっかりすることはないでしょう。

ヘイトフル・エイト

Filed under: - dekaino @ 13:07 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ祉ゃのはてなBookmark被リンク数

ヘイトフル・エイトを観ました。クエンティン=ランティーノ監督作品です。
時代は南北戦争で北軍が勝って再統一されたアメリカ。舞台は駅馬車とその中継点である仕立屋です。
とにかく流血しまくるいかにもタランティーノな作品で、南北戦争や人種差別に対するアメリカ人の微妙な思いとかが表現されているようないないような、そういう作品です。
好き嫌いがあるし、とにかく流血するので子供には見せてはいけません。日本公開ではR18指定。

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