アフターアース
アフターアースを観ました。
人類が地球を放棄してから1000年後の時代、将軍とその息子が無人の地球に不時着してサバイバルするというストーリー。
SF仕立てではありますが、SFというかサバイバルものとしてはリアリティはゼロです。
本作は父と息子の親子関係を主題としてファンタジー作品だと思ってみるのが正しい姿勢と思います。
タイトルにもある舞台の惑星が1000年後の地球って設定は、全くの無駄設定。遺跡のイも出てこない単なる野生の惑星ですから、惑星ゾラだろうがソロ星だろうかロゴ・ダウだろうが何でもOKっす。
息子を襲うクリーチャーがある意味でウリなんでしょうけどまぁありきたりです。あまりに息子の装備がしょぼいので緊張感だけはあります。
火も使わず、飛び道具も持ってないなんて、未来人のサバイバル能力は縄文人以下ですか?
光線銃とは言わなくても普通にライフル一丁と、チャッカマンと灯油100ccくらいもってけば、野宿も野獣対策も楽勝じゃないのかな?野宿でたき火しろって指示しない将軍の無能さがイタい。
もしかして、人類は1000年後には火もライフルも忘れてしまうのだろうか?
尺が短くてさくっと終わるのはよいです。そういう意味で娯楽作としてはいい作品かも?