でかいの日記帳

2018/12/31 Monday

春待つ僕ら

Filed under: - dekaino @ 23:16 このエントリをはてなブックマークに追加 ュゅのはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第9弾
春待つ僕らを観ました。バスケ男子と悩み多き低身長童顔巨乳女子のお話です。
春待つ僕ら
いや巨乳なのは主演の土屋太鳳で、原作漫画版ではそれほど巨乳ではないようですが低身長かつ童顔なのは間違いないようです。

イケメン四天王というバスケ男子と絡むのですが、バスケって5人でやるもんだよね? なんで四天王という気はします。高校のバスケ部なので他にも部員がいるのですがストーリーに絡むのは四天王の4人だけ。つーか、他の選手は名前すら呼ばれない扱いなので非常に不自然です。当然バスケのゲーム内容については雰囲気を演出するだけでまったくバスケしてません。なんかスリーポイントがいつも成功してるねえ ぐらいなもんです。
主なテーマは本人が受け身なのにイケメン スポーツマン男子に囲まれて和気あいあいという女子の夢と、外国から帰ってきた幼馴染との再会と、イケメン男子と幼馴染のどっちを選ぶか悩んじゃう女子の夢なのです。まさに少女マンガの世界。
主人公はべつにバスケ部の女子マネをするわけでもなく、作文コンクールに打ち込む不思議なストーリー展開。
原作を相当割愛してわかりにくくなっているだけかもしれませんが、ちょっと展開についていけないところはあります。

まあいろいろわからないところはあるのですが土屋太鳳をみてるだけで許せてしまうのが不思議。少女マンガの文法的にはよくできている作品だと思います。

仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER

Filed under: - dekaino @ 23:00 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ弱抗吾с若激с潟 FOREVERのはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第8弾
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVERを観ました。平成仮面ライダー20作記念とのことです。
基本は現行ライダーのジオウとひとつ前のビルドの2ライダー作品がメインなのです。特に前作だと2人目以降のライダーは無視されがちなんですが、ビルドのすべてのライダーが勢ぞろい。熱いですね。特に万丈はライダーマン的に弱いのに根性で打ち破る系でアツいのです。他にも全員ではないですが過去の平成ライダーの役者の結構なメンツがそろってて豪華な感じは十分です。

時間を操作系ライダーと言えばジオウの前に電王があるのですが、本作のストーリーは電王の設定の上でメタな話が繰り広げられます。つまり、我々ライダーは実存しないテレビ番組の作り物なのではないか? とライダーが気づいたり悩んだりするわけです。ディケイド設定のように強引に次元断層とか言わないあたり、なかなか面白いです。
もちろんバトルシーンも映画だけに派手でよいです。ジオウはタイムマシンが人型ロボに変形できるので派手派手です。
ちょっと不満をいえば龍騎のミラーワールド設定は完全に無視されてますね。もうちょっと触れてあげてもいいのに。
ともかく最近のライダー映画の中ではかなり出来がいい方です。平成ライダー愛にあふれる人は必見です。

2018/12/29 Saturday

人魚の眠る家

Filed under: - dekaino @ 15:39 このエントリをはてなブックマークに追加 篋咲絎兇里呂討Bookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第7弾
人魚の眠る家を観ました。東野圭吾のミステリ小説が原作ということなんですが、これミステリではないですね。別に謎解き要素はないのです。
水の事故で脳死状態になった幼女に自発呼吸したり外からの刺激で脚や腕の筋肉を動かすようにして延命するというお話。親が障碍者用義肢のメーカーの社長だったから出来たという設定なのです。

だんだん狂っていく母役の篠原涼子と外部刺激装置の担当エンジニア役の坂口健太郎がマジで怖いんです。静かな狂気。本作はミステリではなくてホラー映画なのです。

なかなか絵作りは凝っていてラックがばんばん置いてある実験室とかなかなかのリアリティで感心しました。
でも役員が集まって社長を責める会議室はダメですね。一見豪華に見える会議室なのに椅子が安っぽいことこの上ない。レクサス乗り回してる社長をあんな安い椅子に座らせてはいけないですよ。

まぁ、なんだかんだいって臓器移植用の臓器インキュベイターと差がないと言われるとそれはそうなんですよね。
脳死娘の弟が将来父の会社を継いで、脳死児童に無料で人工自発呼吸器と四肢運動デバイスを与えて、万一意識が戻れば良し、戻らなければいい状態の臓器をもらい受ける、なんて商売始めるバッドエンド的な将来が見え隠れするのです。

かなり後味が悪い作品です。

妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS

Filed under: - dekaino @ 14:31 このエントリをはてなブックマークに追加 絋 FOREVER FRIENDSのはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第6弾
妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDSを観ました。劇場版5作目です。
手を変え品を変えいろいろなパターンをやってきた妖怪ウォッチ劇場版。今回はALWAYS三丁目の夕日路線でエンマ大王のビギニング編みたいな感じ。ちょっとヒネり過ぎてるせいか興行成績はだんだん減っているようです。
バトルシーンは気合入って派手なんですが、それだけだったらドラゴンボール超の方が面白いんだよね。ちょっと迷走している感じがあります。もっとマジメに子供ファンに向かい合うべきなんじゃないかなぁ。

シュガー・ラッシュ:オンライン

Filed under: - dekaino @ 10:14 このエントリをはてなブックマークに追加 激ャ若祉激ワ潟ゃ海里呂討Bookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第5弾
シュガー・ラッシュ:オンラインを観ました。シュガーラッシュの直接の続編です。
前作にも出ていたメジャーなゲームのキャラクターたちはもちろん本作でも出演します。ただゲームキャラとしての新キャラは少ないです。シャンクという漢(おとこ)気あふれる美女キャラをはじめとするオンラインゲームのスローターレースに登場するキャラクター達くらいかな?
それに加えて、インターネットの有名企業やそのマスコットキャラ達が実名で出てきます。もちろん広告料としてディズニーの方が金をとっているんだろうなって感じ。ここら辺のいやらしさが今風といえば今風ですね。eBayなんてストーリーの骨子なわけで、いくら金を積んでいるんでしょうねえ?!
ディズニープリンセス達
そして売りとして過去のディズニー作品のキャラたちも出てきます。特に予告編でも大活躍していたディズニープリンセスたち総登場シーンは圧巻です。あの予告編シーンは本編にもあるのですがオチが予告編とは違うんですね。ココとっても重要です。

基本ストーリーはヴァネロペのホームグランドのレースゲーム シュガーラッシュの筐体が壊れてしまったが販売元の会社はもう倒産していて部品調達できる見込みがなく、このままじゃ廃棄されてしまう。なんとかして部品をゲットしなくては!! って感じです。インターネットのオークションサイト(eBay)で部品は見つかったがそれを買うお金をゲームキャラは盛ってないんだ どうしよう?! って話なのです。
正直、あれだけAIとしてキャラが立っていればクラウドソーシングサイトでいくらでも稼げる仕事が見つかりそうですけどね。つーか、もうそうやっておカネ稼いでるゲームキャラとかいるのかも知れないですね。

前向きに生きる女性キャラ、友情と自分のなりたい将来像との板挟み、みたいな最近のディズニープリンセス像そのままの悩みをもつヴァネロペがとてもいじらしいです。まさに本作は女児向けの映画として高品質なディズニー作品と言えるでしょう。

2018/12/24 Monday

ういらぶ。

Filed under: - dekaino @ 10:11 このエントリをはてなブックマークに追加 吟のはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第4弾
ういらぶ。を観ました。「ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-」という少女漫画が原作らしいのですがもちろん読んでません。

ラブストーリーとしては非常に薄っぺらいです。原作掲載誌のSho-Comiって昔の少女コミック? 小学生向けの雑誌なのかな?

世間一般的にはジャニーズタレント映画されていてそれは間違ってはいないのですが、脇役も豪華です。ヒロインのお友達は、みみより情報の玉城ティナは姉御肌のお姉さんタイプを演じてます。ヒロイン恋人役のお友達は、仮面ライダーゴーストのタコ焼王子アランを演じてお母様方のハートをわしづかみにした磯村勇斗ですよ。

ゆるゆると高校生活が描写されます。学園もののドラマとしては映画だけあって気合入ってます。
ただ残念なのは夏休みの海水浴シーンがないことですね。山荘行って星を観るとかもいいけどやっぱ海に行ってよ、せっかくの映画なんだからね。

2018/12/23 Sunday

ドラゴンボール超 ブロリー

Filed under: - dekaino @ 11:36 このエントリをはてなブックマークに追加 眼潟若莇 爾里呂討Bookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第3弾
ドラゴンボール超 ブロリーを観ました。新キャラ ブロリーの誕生譚です。
ブロリーはサイヤ人ですが赤子の頃ベジータ王子にまさる素質を持っていたせいで辺境の星に飛ばされてそこで育ったという経歴。厳しい環境で育ったサイヤ人はスゴイ的な発想です。
なんたってスーパーサイヤ人にならなくてもスーパーサイヤ人ゴッドになった悟空とベジータと互角に戦えるのです。
とにかく派手な戦いシーンだらけでお子様大喜びでしょう。ブロリーはまだまだ強くなりそうですし、ドラゴンボールサーガはまだまだ続くのです。

パッドマン 5億人の女性を救った男

Filed under: - dekaino @ 10:34 このエントリをはてなブックマークに追加 潟5篋冴絅恰сc靴里呂討Bookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第2弾
パッドマン 5億人の女性を救った男を観ました。女性用生理用品をインドに広めた男の話です。ただし実話が元の作品ですが脚色はものすごく入っているようです。
本作はインド映画なんだけどインド映画ではない。なぜならエンディングのタイトルバックで役者総出演で踊り狂わないから。国外 とくに北米の観客を対象にした映画という感じです。もちろん歌と踊りのシーンがまったくないわけではないのですがかなり従です。

誤解されがちですが本作は古い因習を非難して西洋の開けた思想を啓蒙する話ではありません。西洋資本主義的な利潤追求の姿勢も同じく批判しているのです。理想はお金儲けではなく多数の貧しい女性への救済なのです。
ここらへんがインドっぽいと言えばインドっぽいです。日本人にわかりやすく例えるならば「徳が高い」人間を大衆は尊敬するし、困難なことだけれども自分もそのような人間に(可能なら)なりたいという心情です。

主人公のラクシュミは古い教えを守る共同体で生まれ育ち、教育はなく英語も話せませんが、機械いじりが得意という設定です。劇中では北インドの話になっていますが本当のモデルは南インド タミルナドゥ州の機織りカースト共同体で生まれ育った男だそうです。織物に慣れ親しんだ環境だからこそ生理用ナプキンを自前で安く作るという発想が出たのでしょうね。

当然男が女性の生理用品に関わるなんてと社会的に拒絶され共同体を追い出されてしまうのですが、現代インドは懐が広くそういうカースト外からもなり上げれるようになっているんですね。本作ではシーク教徒の教授やその娘がラクシュミの理念と発明した機械に共感して引き上げてくれます。
シーク教徒といってもほぽワールドワイドな資本主義てき思想を持っている父娘は、ラクシュミの発明を特許にして大儲けしようとの勧誘しますが、ラクシュミは応じません。そんなことをしたら貧しい女性たちが買える値段で提供できなくなってしまう。大切なのは自分の儲けより人々の救済だと。いやー徳が高いですね。

さりげなく演出されますが、父娘はワインは飲むし鶏肉を食べますが、ラクシュミは菜食主義で酒もやりません。共同体から追放されても戒律を守っているわけですね。ここらへん徳の高い人になりたい気持ち、欲求が見え隠れします。そしてクライマックスが国連本部で演説。つたないブロークン英語で自分の主張する姿に、国連に集まった賢い人々が大感動しちゃいます。世界におけるインドの立ち位置の縮図みたいな話です。

くるみ割り人形と秘密の王国

1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第1弾
くるみ割り人形と秘密の王国を観ました。ディズニー製作の実写映画です。
言わずと知れた有名なバレー演目でチャイコフスキー作曲の楽曲が有名な作品。ディズニー風にアレンジしてあります。
最初のセリフから気になったのですが、みんな発音がイギリスくさい。Candleをカンドルと言ってるなーと思ってたらやはりというかロンドンでの話って設定に脚色されていました。おおもとの原作童話ではドイツだかオーストラリアあたりの貴族の家の話だし、バレーならロシアあたりの話になりそうだが、これまたなぜロンドン??

まあいま貴族制が残ってる国ってヨーロッパではUKくらいしかないですからね。そういう意味では21世紀的な脚色です。
クララ役のマッケンジー=フォイ
主役のクララ役のマッケンジー=フォイがとにかくかわいい。本作のうりはこれです。これ以外にないとも言えます。
今風の作品らしくドロッセルマイヤー伯父様もくるみ割り人形の兵隊も黒人になってます。まあいまどき全員白人というのは子供向け映画では無理なんでしょう。

正直北米では受けは悪いようです。自分個人的には楽しめましたが本作は原典のバレー作品を知っていないと楽しめない構造になってます。曲とかもちゃんと原曲を今風に解釈してアレンジされているわけでそこの違いを楽しむ的な作品になってます。
つまり、子供が観てもつまらないのです。わけがわからないでしょう。ディズニーのクリスマス映画としては致命的ですね、子供に観せるなら同じディズニーでもシュガーラッシュの方がいいですよ。
または昔のサンリオの人形劇のくるみ割り人形がおすすめです →2019年正月休みはGyaoで無料配信しているそうです。

TOHO1ヶ月フリーパスポート ふたたび

Filed under: - dekaino @ 9:21 このエントリをはてなブックマークに追加 TOHO1倶若鴻若 泣海里呂討Bookmark被リンク数

TOHO1ヶ月フリーパスポートをゲットしました。13年ぶり2回目になります。
TOHOシネマズ1ヶ月フリーパス 表
TOHOシネマズ1ヶ月フリーパス 裏

シネマイレージの6000マイルで1ヶ月フリーパス特典は2019年末で終了することが予告されています。
マイル交換特典「1ヶ月フリーパスポート」取扱い終了のお知らせ
そのため今回が最後のフリーパスになるでしょう。

パスポート証 13年前は顔写真入りでしたが、今回は非常にシンプル。シネマイレージカードとこのパスポート証両方を劇場窓口に出すと無料チケットを発行してもらえます。ネットでの発行は不可なのです。
前回のフリーパスでは14本の映画を観ました。今回は何本行くかな?

2018/12/16 Sunday

かぞくいろ−RAILWAYS わたしたちの出発−

Filed under: - dekaino @ 17:02 このエントリをはてなブックマークに追加 RAILWAYS <榊財のはてなBookmark被リンク数

かぞくいろ−RAILWAYS わたしたちの出発−を観ました。RAILWAYSシリーズの第三弾だそうです。有村架純とか桜庭ななみが出演しています。

RAILWAYSというだけあって本作も鉄道車両の運転士の話です。有村架純が第三セクターの肥薩おれんじ鉄道に入社して運転士の免許を取得して一人前の運転士になるまでが基本のストーリーラインです。
ですが、8割は不幸な話、残り2割は不幸と不幸の間の晴れ間って感じのなかなか世知辛いストーリーなのです。
これでもリアルに比べればまだフィクション補正が働いている感じで、マジで地方でシングルマザーが生きていくのはつらさの連続なんですよね。リアルなら狭い人間関係であっという間に個人情報が噂で地域に広まってしまうと思うし、コブ付きの若い後家さんがいるなんて話が広まったら、ろくでもない中年独身男の突撃を受けまくる気がします。有村架純が中年独資男の突撃受けまくったらそれだけで映画になりそうだけどね。

とにかく脚本の出来がよくて素晴らしい。演出も抑え気味でいい感じです。
ただね、固定電話で留守電鹿でなくて連絡つかないときは、電報使うといいと思うんですよ。住所さえわかっていればほとんどの場合連絡つきます。

いろんな問題があっても負けずに生きていく人を応援したくなる映画です。

2018/12/15 Saturday

機動戦士ガンダムナラティブ

Filed under: - dekaino @ 13:52 このエントリをはてなブックマークに追加 罘紕潟cのはてなBookmark被リンク数

機動戦士ガンダムナラティブを観ました。悲しいかな 福井原作脚本だとわかっていても劇場に足を運んでしまうのです。
ガンダムUCの福井ワールドの続編になります。

正直、ガンダム世界としての設定は壊れています。大量のヘリウム3タンクを臨界爆発させるだけで地球圏全体破滅の危機になるんなら、木星船団牛耳ってるシロッコはひとり勝ちなわけでありえない。それ以前にヘリウム超臨界で人間世界に脅威を与えられるならジオン公国は負けないよね。コロニー落としなんかいらないよね。ミノフスキー粒子による電波誘導兵器の無効化・有視界戦闘の必然って世界観が台無しなのです。

これはガンダムではない別物語として考えればまあつまらなくはないのですが、だからと言って面白いわけでもない月並みなSFドラマに過ぎないわけです。センス・オブ・ワンダーに欠けるんだよッ

最後に閃光のハサウェイ三部作の宣伝が入るのですが、また福井脚本だったらいやだなぁ。
商業作家として売れるものを書く実力はあるのだけど、製作されたものは客は呼べても面白くないというのが残念。
このままだとガンダムもオワコンになっちゃうよ!?

外伝/外典として割り切って楽しむくらいがちょうどよい鑑賞姿勢だと思います。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

Filed under: - dekaino @ 13:24 このエントリをはてなブックマークに追加 <潟帥鴻c祉若鴻藥薛羈篏帥茯のはてなBookmark被リンク数

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生を観ました。前回の魔法使いの旅の続編になります。
年代は前作の直後の1927年。第一次世界大戦と第二次世界大戦の谷間。日本では大正から昭和に元号が変わった頃のお話になります。いきなり舞台がヨーロッパはパリになります。え? 新大陸の魔法使いっていうのが新機軸じゃなかったの?! もう新大陸の魔法ネタが尽きたのでしょうか?? しかもホグワーツとか若いダンブルドアとか出てきちゃいます。

しかも続き物としてまだまだ続編作る気満々の演出です。間違いなくWW2でナチスドイツがロンドンを空襲したり、逆に連合国軍がドレスデンを空襲したりする場面の裏側の魔法戦争をやるつもり満々です。
とにかく悪者を作らなきゃって感じで本作でこれから続くシリーズ長編のラスボスとなりうる人物の誕生秘話が語られます。

ファンタジックビーストというくらいで魔法の獣がでてきます。本作では中国は奇書 山海経に出ている騶吾(すうご)。なんか足が速いネコ科系のトラっぽい巨獣です。金属でできたでんでん太鼓であやすことができるらしいです。うまく慣らして乗りこなせば超高速で移動できて大変便利のようです。

蛇に変身できるインドネシア出身の少女ってのがいかにも東アジア系の容貌でみたことあるなぁと思ったら、韓国アイドルのスヒョンですね。ハリウッド映画のレギュラー役 すごい出世ですね。

なんだかんだで獣をうまく使いこなしながら敵を追いかけ戦った結果、主要キャラも味方の敵に分かれてしまってこれからどうなるの? ニュートとティナの恋の行方は? みたいな引きで映画は終わってしまいます。
つーことで、戦いはまだまだ続くのだ。次回作に乞うご期待なのです。

2018/12/8 Saturday

ギャングース

Filed under: - dekaino @ 6:31 このエントリをはてなブックマークに追加 c潟違若垢里呂討Bookmark被リンク数

ギャングースを観ました。モーニングでかつて連載されていた完結済のマンガが原作です。

原作はとても長いので映画の尺に合わせてかなり脚色されていますが、スタート時のキャラの基本設定は同じです。少年院の中でもカーストが低かった3人が出院後につるんで、タタキをやるという話。タタキとは犯罪がらみの事業、たとえばオレオレ詐欺の業者をターゲットにした窃盗のこと。被害者も犯罪素がらみなので警察に被害届を出せないわけです。

よくあるピカレスクモノと違うのは主人公たち3人は、ハイテクに詳しい、知略にたけてる、車両泥棒/運転が上手いなどの特技を持つものの、腕っぷしはからきし弱いこと。たしかに少年院では下層カーストになるだろうってほどにとことん弱い。若いのにいい年したおっさんにさえ負けてしまうわけです。ここらへんのシビアさが新鮮と言えば新鮮です。

最後の決着は原作とはだいぶ違う感じですが、まあ映画としてはいい終わらせ方だと思いました。まだ続編だって作れそうな感じだし。トータルで出来は悪くない方だと思う映画なのですが、本作は木下ブランドで、既存の企画会社とかテレビ局とか参画してないので、徹底的にプロモーションが足りない。誰もこんな映画やってるの知らんわけです。連載誌モーニングの講談社もこの映画の扱いはかなり軽い感じ。よって客の入りはガラガラの様子。続編は夢のまた夢のようです。きっとDVD化だかネット配信されたら口コミで評価が上がっていく系の作品だと思います。

河原での長回しのシーンとか俳優もいいしよくできてると思うんだけど、全然話題に上らないよね。ちょっと残念でもったいない映画です。

2018/12/2 Sunday

フリクリ プログレ

Filed under: - dekaino @ 21:57 このエントリをはてなブックマークに追加 違のはてなBookmark被リンク数

フリクリ プログレを観ました。フリクリ オルタナの続編かつ決着作となります。

前作と関係あるようなないようなよくわからない感じではありますが、決着はつきます。着くんだけどまだまだ戦いは続くぜ的な終わり方ですね。劇場版らしくアクションシーンてんこ盛りです。
勢いだけかもしれないけど、まあまあ楽しめるんじゃないかと思います。

2018/12/1 Saturday

ハード・コア

Filed under: - dekaino @ 15:29 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉潟△里呂討Bookmark被リンク数

ハード・コアを観ました。コミックビームの連載漫画「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」の映画化ですが、原作漫画は未読です。ただし漫画の原作がつい先日亡くなった狩撫麻礼なんですね。これはちょっと期待です。
ロボ男とゆかいな仲間たち
すごいクラシックなロボット君がいますね。通称ロボ男、ミカドロイドみたいな旧日本軍の秘密兵器かと思えば、実は漁師演算回路が組み込まれたプリンストン高等研究所製の超最先端のロボットらしいのですよ。
狩撫麻礼作品のキャラらしい人間らしいいかにも七ロボットなのですよ。狩撫麻礼ロボと言えばア・ホーマンス。これは原作も映画も両方観ましたよ。そこら辺を彷彿とさせる1980年代っぽいお話なのです。
社会から疎外された人たちのドタバタコメディですが、佐藤健演じる弟の左近だけがギリギリ一般社会に居場所があってそこがまた面白い狩撫麻礼節となっているわけです。

狩撫麻礼ファンなら一見の価値がある作品です。

華氏119

Filed under: - dekaino @ 7:24 このエントリをはてなブックマークに追加 羂119のはてなBookmark被リンク数

華氏119を観ました。マイケルムーア監督のドキュメンタリー映画です。原題はFAHRENHEIT11/9です。11/9は中間選挙の投票日11月9日を意味しています。
トランプが大統領になったヒラリークリントンvsドナルドトランプの大統領選の様子から2年間弱の施政について淡々と説明します。
一番怖いのはフリント市の民営化された水事業の話。健康被害が出るほどの低品質な水に市民が苦しめられます。なぜかGEの工場にだけは洗浄水として従来と変わらない高品質な水を供給している事実。そしてそれを追認するようなオバマ大統領(当時)などが紹介されます。
最後にそれらの現政権と戦う反対運動のリーダーや連邦議員選に新たに立候補する候補などの話。映画の中では選挙の結果は出ていませんが、2018年中間選挙では初のムスリム女性の候補としてイルハン・オマル氏とラシダ・タリーブ氏が当選したし、下院は民主党が多数をとりました。
日本ではなぜか中間選挙後に公開となった映画ですが、日本ではあまり報道されていない内容なので、ドキュメンタリ映画としてまあまあ楽しめると思います。

35 queries. 0.437 seconds. Powered by WordPress ME
For questions or comments, please send mail to: webmaster@dekaino.net