圏央道海老名IC
28日の午前中に、圏央道海老名ICから東名厚木ICまで乗ってみた。
開通2日目だったがガラガラだった。圏央道の本線はまだ片方(内回り)しか出来てなくて、1車線対面交通とジャンクション用道路をうまく使って暫定供用しているようです。
海老名駅前から厚木ICまで15分くらいの所要時間。150円の価値があるかどうかは不明。
28日の午前中に、圏央道海老名ICから東名厚木ICまで乗ってみた。
開通2日目だったがガラガラだった。圏央道の本線はまだ片方(内回り)しか出来てなくて、1車線対面交通とジャンクション用道路をうまく使って暫定供用しているようです。
海老名駅前から厚木ICまで15分くらいの所要時間。150円の価値があるかどうかは不明。
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々を観ました。原題はPERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF、副題が全然違います。昭和テイストで訳すなら「電光石火の泥棒」あたりか? 手が早い(腕がいい)泥棒という慣用表現と、実際に稲妻(Lightening)を盗んだってのをカケたダジャレです。
そういえばライトニングカウントなんてキャラがガンダムWにいたなぁ…
監督がハリーポッターシリーズの1と2を監督したクリス=コロンバスで、確かにハリーポッターに似てます。
似ているというか、スノッブで衒学的なアメリカ人に嫌われそうな要素や、お金持ちしか入れなさそうな全寮制私立学校のような貧乏人のコンプレックスを刺激しそうな要素を切り落とし、教養がなくてもわかりやすく、ティーエイジャが喜びそうなお色気要素も付け加えたゆる〜い仕上がりの作品です。
なんたってギリシヤ神話の話なのにギリシャロケなしです。ギリシャ語も魔法の力でなぜか英語に訳されてしまう不思議。
ハリーとロンとハーマイオニーの♂2+♀1の3人組が協力して敵を打ち倒すシークェンスは確かに初期のハリーポッター映画そのものって気がします。学習する場が学校じゃなくてキャンプ(訓練所)なのがアメリカっぽいといえばアメリカっぽい。
劇中で、ヒドラという伝説の怪獣が出てきて、なぜか主人公の水芸にやられてしまうのですが、ヒドラ(Hydra)ってその名の通り水の化け物なんで、水にやられるのはおかしくないかなぁ。炎の魔人イフリートをさらに上回る高熱で降したダーク=シュナイダーみたいなことなのだろうか?
それから字幕でハイドラと呼ばれたりヒドラと呼ばれたり統一してないのは残念。さらにヒュードラも加えたらもっと混乱して楽しかったかも。
能天気なハリウッドアクション映画としてはよくできた作品。まだまだいくらでも続編が作れそうなエンディングはとらぬタヌキの皮算用なんだろうなぁ。
やさいのようせい N.Y.SALAD The Movie 3Dを観ました。
NHKで放送されている番組の劇場版です。
3D料金を取りつつ、3Dなのはほぼ半分だけで残りはいつもの2Dという、きわどい興行をしています。
こんなんで+300円とっていいのかなぁ? 3D上映初期の今にこんな悪どいコトやったら3D上映というビジネスモデルそのものを潰しかねない。ほんと大丈夫!?
手描きアニメの3D化は、まるで立体アニメーション家なき子のような、セルの重ね合わせで奥行きがあるだけみたいな効果です。背景動画バリバリだし手間がかかってるのはわかるのですが、手間の割りに3Dの効果が出ているとはちょっと思えない。実験する意義はあったと思いますが、結果はいまいちでした。
新宿ピカデリーでガンダムUCプレミアプレビューを観てきました。
福井晴敏原作の宇宙世紀のガンダム小説を原作としたOVAのプレミアプレビューイベントです。小説が連載されていたガンダムエースは欠かさず買って読んでいますが、原作小説だけは全て読み飛ばしてたのでまったく予備知識なしです。
もともと福井原作の映画でストーリーが面白かったことはないのでたいした期待をしないで観ました。
まず第一印象は作画に気合が入ってる。大スクリーンで観てもまったくアラがみえないクオリティは素晴らしいです。ストーリーは可もなく不可もなく、ただちょっとそこが浅いかなという感じです。
逆シャアと閃光のハサウェイの間の時間軸を舞台にF91の人間ドラマをリメイクしようとしているのかなという感じです。サナリイの小型化がトレンドな時期のモビルスーツより、逆シャアのアナハイム・エレクトロニクス製の巨大化・半MA化指向のモビルスーツの方がかっこいい(というかずばり売れる)という判断なのでしょうか。
オモチャを売らんかな姿勢は初代ガンダムにも当然あって非難できる筋合いはないのですが、SF的センスオブワンダー要素が皆無なのが残念といえば残念です。いくらなんでもすでに人が住んでるコロニーを拡張とかありえないでしょう。高層ビルの増築するようなもので、実現可能性の机上検討や思考実験をまったくやっていないんでしょう。
まぁ最初からストーリーには期待していないのでどうでもいいんですけどね。
名前だけブライト=ノアが出てきますが、もうオリジナルの声優はなくなっているので出番はないのかな? 原作読んでないのでなんともわからない。
上映後の予告によると、続きのイベント上映もやる気満々らしいです。
厚木市鳶尾にある鳶尾山に行ってきました。厚木市のページ→鳶尾山ハイキングコース
市のページのハイキングコースガイドとは逆に、まつかげ台から鳶尾団地へと歩いてみました。
(2010年2月21日)
これがまつかげ台側の登山口。入り口のすぐそばに派手な街宣車を発見。
これは昔からの住人がやってるのか、それとも新住人がやっているのか。どちらにしても気合はいってます。
道はコンクリート舗装されており、車両でも通れそうなしっかりした道。
舗装道を登りきると、やなみ峠に到着
峠にある看板。このまままっすぐ進むと八菅神社方面へ、右の登る道に行くと鳶尾山の山頂。
もちろん右の山頂への道に向かいます。
ここから先は車両は入れません。
登山道の両脇にはたくさん桜の樹が植えてあります。擬木でつくられた階段を登りきると山頂です。
山頂には立派な石碑があります。
山頂から八菅神社方面をみた景色。なかなかの絶景。中央に見えるグランドは愛川町立中津小学校。
(クリックすると拡大)
山頂で休憩した後、鳶尾団地方面に進みます。
桜並木をどんどん下っていくと、また上りの階段が出現。今度は擬木でなく本物の木製です。
階段を登りきると石碑と展望台がある広場に出ます。
石碑の表には「征清軍陣亡之碑」と書いてあります。裏には「明治二十九年丙申四月三日建之・愛甲郡協同義會」
碑文拡大写真 その1、その2、その3
この日はとても天気がよく、展望台に登ると遠くまでよく見えました。
横浜方面の写真。ランドマークタワーもばっちり見えました。
江ノ島もバッチリ。白黒のチェックの建物は神奈川工科大学。
大山には雪が残っていました。
さっきまでいた鳶尾山。
展望台の柱に書かれた落書き。
ガンダムSEEDにはアムロ出てないっつーの!
展望台を降りてさらに山道を下っていくと、神社の境内のような場所に出ました。
ここは金比羅宮の跡。昭和30年代に浮浪者の失火により全焼してしまったそうです。
鳥居は立派なものが残っています。
さらに下っていくと長いコンクリート製階段に出ます。昔は金比羅宮への参道だったのを遊歩道として整備したらしい。
石製の鳥居もあります。
最後まで降りきって鳶尾団地側の登山口に到着。
登山口は天覧台公園の中にあります。
こちら側にも登山道の案内看板があります。
以上で、鳶尾山ハイキングは終了。200mそこそこの低い山ですが展望台からの見晴らしはとてもよいです。
寺島しのぶがベルリン映画祭最優秀女優賞を受賞した。
おそらくバンクーバーオリンピックが終わったら各テレビ局は競って寺島しのぶ出演作品を放送するのだろう。藤田まこと追悼も兼ねて剣客商売を放送できるフジテレビはウハウハに違いない。
しかし、私が薦める寺島しのぶ作品はズバリ劇場版アキハバラ@DEEPだ。あの余裕のゆうちゃんこと山田優がタイツ姿でリング上で寺島しのぶとキャットファイトする物凄いシーンがあるのだ。もはや内輪受けの罰ゲームとしか思えない珍シーン。必然性のある演技のためならどんなことにも真摯に取り組む寺島しのぶは最優秀女優にふさわしい女優バカ一代と言えるだろう(親も芸能人だけど)。
愛の流刑地も相当ヤバイらしいけどちょっとお茶の間に放送できる作品ではなさそう。やはりアキハバラ@DEEPで決まり。
手芸専門店キンカ堂が倒産というニュースを聞いたのでみてきました。自己破産したそうだ。
本厚木ミロード2の地下1階(むかしダイソーがあった場所)にあるキンカ堂も閉店していた。
ミロードからの閉店の告知とこわーい弁護士の脅し文句が書かれたビラが貼ってありました。
テナント料未収になるだろうミロードも被害者のひとりなんだろうなぁ。
町田市北部にあるロテン・ガーデンに行きました。
MOVIX橋本のチケット半券があると200円割引。それでも土日だと1200-200=1000円もします。
泉質は黒く濁ったアルカリ性で、近くにある下九沢温泉・湯楽の里と似ています。
設備は立派なのですが、脱衣場のロッカーがものすごく小さい。山歩きの帰りに寄ったら荷物がとてもロッカーに入りそうにありません。靴や傘も袋に入れて脱衣場のロッカーに持ち込むシステムなのでただでさえ狭いロッカーがますます狭くなります。
個人的には湯楽の里の方が好きです。
コララインとボタンの魔女を観ました。人形アニメの手法を使ったストップモーションアニメを3D映画に仕上げた作品です。
一部、合田経郎のこまねこに強く影響されたと思われるシーンがあります。そもそもボタンの目というモチーフがこまねこっぽい。しかし文学的な意味でメルヘン寓話として成立した構造を持ち、全然別の作品として完成しています。
かなりダークでおどろおどろしい演出で、実際に途中で観客の子供が泣き出してました。年少のお子様にはかなり刺激が強い作品です。
ゴールデンスランバーを観ました。同名のベストセラー小説の映画化らしいですが、原作小説は読んでいません。
「お前オズワルドにされるぞ」というセリフで始まり、総理大臣場草津事件の犯人の濡れ衣を着せられた主人公の逃走劇というお話。全てのシーンが仙台ロケで、仙台市ご当地映画としてよく出来ています。
基本ストーリーは現実的にはまったくありえないような話で、大局的な視点でのリアリティはないです。
でもディテールについては非常にリアルな描写がたたみかけられ、たしかにこういう状況だとこうなるよねって納得させられるシーンが多いです。漫画にたとえると星里もちる的というか、破天荒なSF設定の上にリアルにキャラ心情の綾の表現を積み重ねていく手法が巧いです。
笑う警官のように、なぜ犯人にされたとか国家組織の腐敗/巨悪などの説明はまったくされません。社会派的要素は皆無。ただ、何らかの都合でこういう状況になったという事実だけが提示され、謎は投げっ放し状態のまま最後までいってしまいます。
「とにかく逃げろ、生き延びろ」という命題が中心テーマであって、「なぜ逃げなくてはいけないのか?」という問いには誰も答えてくれません。まぁ現実もそういうもの、疑問のすべてに答えが与えられるわけではないのです。
土地勘に優れた宅配便のトラック運転手 vs 東京から来た怪しい警察官僚 というわかりやすい構図での闘争ならぬ逃走を繰り広げていく、ただそれだけの映画です。
仙台とセガが好きな人におすすめ
ディア・ドクターを観ました。
笑福亭鶴瓶主演の寒村の無免許医師の物語。たしか昭和の頃の実話で似たような話があったはず。
ただし、本作は実話の映画化というわけでもなく、リアリティよりは笑いやドラマの展開を優先させたシナリオになっています。実際の無医村にはあんなに子供いないだろうし、臨月の妊婦がいるなんてありえないでしょう。
そういう細かいことを気にせず、ゆるーい過疎地の老人医療のお話と思って観る分には良い作品です。
マッハ!弐を観ました。
マッハ!、トムヤンクン!に続くトニー=ジャー主演のノーCG・ノーワイヤーアクション・ノースタントのリアル志向アクション映画第3弾です。
今回は主演のトニー=ジャーが監督も兼ねています。前作と異なるのは予算規模が戦前違うこと、脚本もよく練られていて一本調子ではありません。また前作マッハ!とはストーリー的にはほとんど関連がない時代劇なのがビックリ。アユタヤ王朝時代の話なのです。
ただオン=バクと呼ばれる仏像だけが象徴的に出てくるところが九通しています。ここら辺は手塚治虫の火の鳥の各編の関連性みたいな、まったく別個の物語なんだけどなんとなく関連があるようなそういうつくりです。
ストーリー的にはまったくハリウッド受けしない話(おそらく日本のメジャー層にも受けない)ですが、アクションは本物です。今回はムエタイなどの拳法だけでなく武器を使った武道がたくさん出てくるのがウリです。日本の居合いもあるしモンゴル相撲もあります。イスラームの三日月刀(アサシン?)も出てきます。メインは剣と象かな?
タイの人は象好きといいますが、とにかく象が大活躍です。CGなしで象をあそこまで使えるのは世界でもタイだけだと思います。象を足場にした三角蹴りとかバキ世界でもありえない!!
いちおう女性の綺麗どころも少し出てきて踊ったりしますが、まぁつけたし程度。でも巧みにストーリーのアクセント付けに使ってて、脚本家のエック・イエムチーンはかなりの達人です。
アクション好きには必見。そしてまさかのラストシーンにたまにはこういうの映画もありかと寛容の心を培うよい機会となるでしょう。
オーシャンズを観ました。
海洋生物を中心としたドキュメンタリー映画。ドキュメンタリーというよりエコ思想の宣伝映画です。
もちろん反捕鯨、反自然破壊。流血するような残酷シーンは映さないどころか特撮で合成しちゃったり。
日本版の主題歌は平原綾香。耕作された畑を見て「豊かな自然って素晴らしい」と思える方向けに、きっちりマーケティングされた作品です。 →畑は自然じゃないよ 人工的に耕作されてるんだよ
かいじゅうたちのいるところを観ました。同名の有名な絵本の映画化だそうです。
私は原作の絵本は読んでおらず、予備知識なしに本作を観ました。
主人公はマックスという男の子。こいつがとんでもない悪ガキ。赤毛のアンの男版みたいな妄想垂れ流しな少年です。しかも男の子だから赤毛のアンよりもずっと暴力的で、ヤンチャぶりはアニーに匹敵します。背景に育った環境が悪いという設定があるのもアンに通じるものがあります。
ある日、姉や母とけんかしたマックスは船に乗って海に出て、いつのまにかかいじゅう達が住む不思議な島にたどり着きました…なんていかにも絵本らしいストーリーです。
かいじゅう達は基本は着ぐるみで、ブースカとかガチャピン、ムック系の風貌をしています。
しかし日本産の着ぐるみ族とは異なり、本作のかいじゅうたちはマックスと同じくヤンチャで凶暴。ディズニーコード(人は死なない、流血しない)なんてまったく気にかけない危ないやつらです。
なんとか人語を話せるのが救いです。しかも意外と頭が弱かったため、マックスは彼らを巧みに欺いて島の王様に成り上がってしまいます。詐欺行為までやってのけ、ダークヒーローに値する悪道ぶり。
しかし、悪が栄えたためしはない! マックスの命運はいかに!? という流れで話は進みます。
説教臭い教訓めいたものは何もなく、悪ガキが本能のまま行動する爽快感が同年代の男子の共感を呼ぶ作品です。
スイーツ要素はまったくないので要注意です。
映画 彼岸島を観ました。ヤングマガジン連載中の同名漫画を映画化した作品です。
講談社のマンガの映画化はアジアンテイストあふれたものが多いです。たとえぱ頭文字D the Movieとか。
本作も韓国の監督を起用し、邦画とは異なるアジア映画テイストに仕上がっています。わざわざあえて日本っぽい服装や小道具を使って、アジア人が思う日本的エキゾチック感を出しているあたり、はなから国内市場ではなくアジア市場をねらった企画の映画なのでしょう。
旧日本軍の秘密研究が発端という設定は60〜70年代のアメリカ映画に良くある敵はナチス残党という設定に通じるものがあります。アジア圏では日本を含めて旧日本軍は共通の敵という便利な存在なのです。
原作はまだ連載中で決着がついていないのですが、映画ではラスボスの雅様との最終バトルが描かれ、いわゆるパラレルワールド的な作品になっています。終盤のバトルのワイヤーやCGを使いまくったアクションシーンも素晴らしいのですが、本作の見所は冒頭の学園ドラマパートです。さほど必要があるとも思えない主人公達の日常生活の表現に結構なコストと尺を使って、見事な学園ものシーンが描かれています。
ガクラン&セーラー服の学園ものって古きよき日本の昭和って感じがしてなかなかよいです。
ただ国内では宣伝が足りないのか、興行的には不振みたいです。いい作品なのに残念。
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