でかいの日記帳

2018/7/27 Friday

未来のミライ

Filed under: - dekaino @ 23:34 このエントリをはてなブックマークに追加 ャい里呂討Bookmark被リンク数

未来のミライを観ました。細田守ブランドの最新作です。客もたくさん入っているようです。
「未来のミライ」はタイトル詐欺だとよく言われていますが、確かにそうです。本作は一貫してクンちゃんの視点のみで進みます。しかも15分程度の短い時間で描写される別の時代のクンちゃんの先祖か親族との出会いエピソードが淡々と重ねられるだけです。妹のミライちゃんの未来の姿もたまに出てきますが、ほとんどは別の人たちとの出会いなわけで。

過去のバケモノの子のような骨太なストーリーはなく、本当にテレビシリーズの総集編のような作りで、最後に時間の流れの中で迷子になったクンちゃんを救出するエピソードでなんとなーくハッピーエンドっぽい終わり方しているだけです。正直むかしの総入替制ではない上映途中での出入り自由なスタイルでも全然困らない作りになっています。そういう意味でこれは着実に儲けに来たプログラムピクチャーとしては優秀な類です。

松本零士がミライザーバンのパクリとか言い出さないかちょっとだけ心配。

DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 DC鴻若若若若 vs 薹鴻のはてなBookmark被リンク数

DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団を観ました。ビデオ配信による鑑賞です。よくあるvsモノのお約束で、鷹の爪団がDCコミックのヒーローと戦うわけではなく、ヒーローと結託してDCコミックのヴィラン達と戦うわけです。

DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団

いつもの鷹の爪団ムービーのノリですが、DCヒーローの戦闘シーンはマトモ(?)な映画のように気合入ってます。いつものバジェットゲージも健在。予算は計画的に使いましょう。

日本のとんがったアニメ制作とDCヒーローはなぜか相性がいいようです。
今回はフィリップと菩薩峠くんの出番は顔出しだけで能力発揮はなしです。だって下手するとDCヒーローより強いからね。ゲストより強いなんておこがましい。その点デラックスファイターと総統はいつでも安定の弱さで安心です。

本作のバットマンはまるでスーパーマンみたいなメンタルの弱さでDC者としては珍しいかも? 逆にスーパーマンはスカし過ぎ。お前もっとメンタル弱い役どころだろ。最強の肉体に最弱の精神が宿ってるはずなのにチートしすぎ。パーフェクトなスーパーマンが見られるレアな作品ともいえます。

2018/7/22 Sunday

TAU

Filed under: - dekaino @ 21:55 このエントリをはてなブックマークに追加 TAUのはてなBookmark被リンク数

TAUを観ました。Netflix製作独占配信映画です。最近Netflixの独占配信映画は従来の映画DBに入れてもらえないようです。

AI開発のために、低階級の人間を拉致してきて脳にインプラントして情報を収集するってなかなかエゲツない世界観で始まる本作ですが、そこはあんまり本筋ではなくてその被検体を軟禁している建物を管理しているAIと被検体である女性ジュリア(コード名はサブジェクト3)の交流の物語です。タイトルのTAUは建物管理AIの名前で彼もAI開発の試作品であって完成形ではないという設定です。完成形ではないといっても知能もコミュニケーション能力も人間とそん色ないどころか人を上回る能力を備えています。

人工知能と人間の違いは昔からあるSFテーマですが、現実のAIの性能が向上している中で目新しい表現・展開もあります。本作はNetflixらしくワールドワイド同時公開で吹替えや字幕も各国語版が用意されています。
わたしは日本語字幕で観たのですが、personを人間って訳すのがほとんど語訳じゃないのかーって気になってしょうがなかったです。ジュリアが「あなたは機械ではない。personなのよ」っていうのですが、人間と訳されてしまっているのですね。personは人格が備わっていれば霊長類ホモサピエンスでなくともいい概念のはず。法的にも財団みたいな法人はpersonとして扱われますから文脈的に個人とか人格がある存在みたいな役がいいと思網のだがどうでしょう? 日本語で人間っていってしまうと生物学的に人間、英語ならman とか human mankindを示す言葉になるよなぁ、と思いつつ鑑賞してました。

建物の中だけでほとんどの展開が済んでしまう低予算映画らしいストーリー展開ではありましたが、まあ面白かったです。評判も悪くないようなのでAIが出てくるSF好きなら楽しめると思います。ジャンルとしてはホラーらしいのですが、はっきりいって理詰めのストーリー展開なのでホラー要素は弱すぎます。理屈で攻められても怖くはないものです。

ジュラシック・ワールド/炎の王国

Filed under: - dekaino @ 9:39 このエントリをはてなブックマークに追加 吾ャ激祉若鐚 のはてなBookmark被リンク数

ジュラシック・ワールド/炎の王国を観ました。原題の副題はFALLEN KINGDOM 堕ちた王国なのになぜか炎になってしまう不思議、邦題マジックです。
2015年版ジュラシック・ワールドの直接の続編となっています。
ストーリーはカリブ海の孤島の例の島が舞台になった前半部と、北米のどこかにある山奥の豪邸が舞台の後半部に分かれます。舞台が大陸ってのがシリーズ初なんじゃないですかね。山奥ではあってももはや海で隔離されていない空間。
そして人間が制御できると思っていても決して自然は制御できないものだというシリーズを通じて存在する哲学通り、狙いがどんどん外れてあんこートラブルになっていく展開は見事です。

さすがビッグタイトルだけあってハズレはない。文句なしのA級大作映画でした。

OVER DRIVE

Filed under: - dekaino @ 9:20 このエントリをはてなブックマークに追加 OVER DRIVEのはてなBookmark被リンク数

OVER DRIVEを観ました。公道ラリーというジャンルの架空の国際レース大会のお話です。トヨタ完全バックアップです。
架空のラリーシリーズと言え設定はしっかりされているようでなかなか深いです。日本以外の国も会場となるのですが、日本も含めてすべて車両左側通行(インド マレーシア オーストラリア)の国なところとか、なかなかニクい設定です。CGもよい出来で公道ラリーという無茶な設定を難なく映像化しています。
ただ映画としては出来はよくないです。特に森川葵が演じる女性エージェントがまったく意味不明。家族も友人も出てこない薄っぺらい描写がむしろ寒いくらいです。
幼馴染のヒナ役をやってる清水ひまわりがいい感じです。大きい事務所なのに地下アイドル的な売り込み方がギャップ萌えの清水ひまわり。マジカルパンチライン(略称マジパン)のメンバーってあたりの設定からして、NINEのメンバー川島海荷っぽい。

話がそれましたが、クルマ好きにはうれしい映画なのですが、キャスト理関係で若い女性ばかりにリーチしてしまいクルマの話が全然響かなかったせいか、興行的には惨敗のようです。せめて日本映画チャンネルとか時代劇チャンネルのような60代以降がみてる媒体で宣伝すれば、まだ違ったかと思うんですけどねぇ。頭文字D読んでたのも50代以降でしょうし。
まぁ湾岸ミッドナイトよりはストレートでわかりやすい話だったとは思いますが、えいがはもうからないとつぎに続きませんからね。合掌 という作品でした。

2018/7/14 Saturday

アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜

Filed under: - dekaino @ 19:33 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪若若 違篁臥鐚のはてなBookmark被リンク数

アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜を観ました。「ひつじのショーン」と同じスタッフによる人形アニメです。原始人が青銅器時代の人とサッカーをする不思議なストーリー。いかにもイギリス人が喜びそうなお話です。
本作サッカーの試合シーンがクライマックスなんですが、真っ当なサッカーをするんですね。人形アニメだからキャプテン翼とか下手したらテニスの王子様みたいな超能力プレイだって可能なんですが、そういうことはせずにリアルに実現できる範囲のサッカープレイで試合運びを盛り上げているあたり、地味ながらスゴイと思います。

女王様のくだりがいかにもイギリスで面白いです。89分も尺があってやや前置きが長くてダレた印象がありますが、人形アニメファンには逆に喜ばしいです。やはり人形アニメはシンドいので1分1秒でも短くする圧力かかってますからね。ゆるーくだるーく進む意味なしシーンって基調なんですよね。
子供やイギリスのサッカーファンなら十分楽しめる作品だと思います。

宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド

Filed under: - dekaino @ 19:10 このエントリをはてなブックマークに追加 絎絎ャ潟吾cVS鴻若鴻祉鴻のはてなBookmark被リンク数

宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッドを観ました。もう安定路線に入った宇宙刑事が活躍するスペース・スクワッドシリーズ、今度はギャバン、シャイダーとキュウレンジャーの競演です。

本作の重要なキャラはカメレオングリーンのハミィ。演じる大久保桜子はテレビシリーズ本放送期間中にシシレッド役の岐洲匠との熱愛報道(文春砲)があって騒ぎになっていたのですが(ふたりとも熱愛は否定)、それを逆手に取ったようなシナリオです。
過去の選定ものでは恋愛スキャンダルで岐路歴史扱いになってしまった女優さんがいたりしますが、大久保桜子はそのような扱いにはせず、むしろ堂々とキュウレンジャーのメンバーとして押し出していくという政策人の意志を感じさせます。
また、ゲキレンジャーの敵ヒロインのメレ様(平田裕香)がいい役どころを演じています。さすがカメレオンつながり。ゴーバスターズの敵ヒロイン エスケイプ役の水崎綾女は本放送時よりも豊満な感じで再登場。水崎綾女は痩せたり太ったり体重の増減が極端でちょっと心配になるレベルなのですが、今回も役作りなのでしょうか??
シャイダーを仮面ライダーオーズの伊達さん(仮面ライダーバース)役の岩永洋昭がいい感じで演じてます。女好きな軽い感じのマッチョ役をやられたら天下一品です。

戦隊モノのお約束の巨大ロボットが出てこないのでドラマパートや殺陣シーンがよく楽しめます。推理ドラマとしてもちゃんと成立していてシナリオのレベルも高いです。キュウレンジャーファンなら必見の作品です。

2018/7/8 Sunday

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

Filed under: - dekaino @ 22:53 このエントリをはてなブックマークに追加 潟祉純/鴻帥若祉若冴祉鴻若爾里呂討Bookmark被リンク数

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーを観ました。ルークに出会う前のハンソロの物語です。いやチューバッカの物語かも?
帝国が成立しジェダイが姿を消した時代。なぜか盗賊が跳梁跋扈するすさんだ時代です。いくら何でもアウトロー多すぎ、帝国軍ってやはり無能なのかも知れません。

過去の作品と矛盾がないように若かりしハンソロの日々が描写されます。昔の恋人キーラという新キャラはまた別作品にも出てくるかも? 実写ではダースではなくなった単なるモールが初登場かな? ノベライズやアニメではほぼ公式設定となったモール、ちょっと顔出しだけだったけどもし別作品に出てくるなら蜘蛛っぽいアクションを期待します。

ミレニアムファルコン号の船内がたくさん出てくるのは楽しい。立体チェスも懐かしいです。
スターウォーズマニアなら納得の作品です。

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