でかいの日記帳

2009/4/30 Thursday

劇場版エウレカセブンのチケット売切

Filed under: - dekaino @ 8:48 このエントリをはてなブックマークに追加 雁祉潟宴紕峨のはてなBookmark被リンク数

いま、テアトル新宿でモーニングショーとレイトショーで上映している交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱいが大入りのようです。

29日(水)のモーニングショーの上映開始の30分前の9時に劇場に行ったところ、すでに全席売切でした。早朝から並ばないと買えないそうです。モーニングショーは予約できないので並ぶのは必須らしい。
予約できる回でも5月1日の分はすでに予約分だけで売切れ。1000円で見られる日は全滅状態のようです。

ただでさえ上映館/上映回数が少ないので大変なことになっている模様です。
テレビ視聴率があまりにも悪かったから、ものすごく弱気な戦略になっているのでしょうか?
上映館を増やして拡大ロードショーするのも、6月にはブルーレイ/DVDを発売する強行スケジュールなので、なかなか難しいところ。

地方在住者にとって劇場で観るのは難しそうです。

バーガーキングでスタートレック

Filed under: - dekaino @ 8:23 このエントリをはてなブックマークに追加 若若潟違с鴻帥若のはてなBookmark被リンク数

ハンバーガーチェーン店のバーガーキングで、トレイの中に敷く紙のシートが5月に公開されるスタートレック映画の宣伝でした。
スタートレックの宣伝

今回のスタートレック映画、パラマウントも気合入れて宣伝しているようです。
広告宣伝費ってどのくらいなんだろう? テレビCMも投入しそうな勢いです。公開直前あたりには予告編がテレビでも見られるかも?

ニセ札

Filed under: - dekaino @ 7:36 このエントリをはてなブックマークに追加 紙のはてなBookmark被リンク数

ニセ札を観ました。
木村祐一初監督作品。ちりとてちん人脈で草々役の青木崇高や四草役の加藤虎ノ介などが出ています。他に吉本芸人が多数、そして倍賞美津子が主役を務めます。

戦後の占領下日本(Occupied Japan)の時代に山梨県で実際にあった、村の名士や小学校の女教師など村の有力者たちが共謀して偽札を作り流通させた事件を映画化したものです。
戦後すぐというのはある意味アナーキーな時代で様々な事件が起きているのですが、これも平時なら絶対にやりそうもない地位の人々が進んで悪事を行う戦後特有の事件です。

本作は、ただ時系列に沿って発生したイベントを淡々と描写しているだけで、各登場人物の内心の動き、特に犯行の動機について明示的には説明しません。
倍賞美津子が演じる女教師についてはちょっと心の動きについて深堀りしてますが、それでも動機は不明。作中には出てきませんが昭和21年に新円切替えというインフレ対策施策があり、これで政府に騙された、紙幣なんて結局紙切れなんじゃないか、だったら自分達で刷ってもいいじゃないかって境地に達したのかも知れません。

青木崇高が演じる哲ちゃんは知恵遅れだが彫刻が巧い青年で、女教師が引き取って育てているという設定。
彫刻が巧いんだからいつかは偽札の原版作成に協力する流れになるのかと思いつつ、みていたら見事スカされました。ただ彫刻と亀が好きなだけだったみたいです。

戦後風俗の描写は結構がんばっています。でも昭和25年にあんな立派なオート三輪はないんじゃないかなぁ… あれは昭和30年代だろ。
本当に淡々と妙な演出なしにつづられる映画です。

2009/4/27 Monday

鴨川ホルモー

Filed under: - dekaino @ 7:14 このエントリをはてなブックマークに追加 藉綏≪爾里呂討Bookmark被リンク数

鴨川ホルモーを観ました。
ベストセラー小説の映画化らしいですが、原作は読んだことはありません。

70年代テイストの青春ドラマな感じ。大学サークル内のドロドロとした恋愛模様とか、リアリティがあるのかないのか不思議な映画です。
八方美人でいわゆるサークルクラッシャーな早良役を芦名星、それを憎々げに思っている地味目の楠木役を栗山千明が演じています。
同期ばっかりで群れて、先輩後輩の上下関係があまり出てこないところはリアリティにかけるというか、尺の問題で省略されたのでしょうか? 二回生(関西では二年生をこういうらしい)になったのに新入生が出てこないとか、ちょっとさびしい。

鬼というか式神はCGで表現。もはやCGは金をかけずに安く作る手段になってますが、まさにそんなチープな感じの鬼に仕上がっています。

登場人物が、菅原とか安倍とか芦屋とか三好兄弟とか、どこかで聞いたような安直な命名なのがちょっと笑えます。高村は小野篁(おののたかむら)から来てる? 早良は早良親王??
だからって直接的には名前とキャラは関連していない様子。安倍(清明)と芦屋(道満)がライバルなのはいいとして、菅原先輩が左遷されたり怨霊になったりはしないようです。三好は兄弟って以外にキャラ立ってないし。

舞台演劇が好きな人には楽しめそうな映画。

2009/4/23 Thursday

首藤剛志いわく小田原市内に映画館はない

Filed under: - dekaino @ 22:59 このエントリをはてなブックマークに追加 薤ゅ綽鎞医絽脂えのはてなBookmark被リンク数

脚本家首藤剛志のコラムでまた爆弾発言がありました。
第182回『ミュウツーの逆襲』公開で、首藤氏が脚本を書いた劇場版ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲の劇場公開時に小田原市内の映画館に観に行ったくだりが書かれています。一部引用

僕自身は小田原にいたが、当時あった市内の映画館(現在、小田原市内に映画館はない)に様子を見に行くのが怖くて…

あー! 小田原市内には映画館がないって言い切っちゃったよ!
確かに昔は小田原駅から徒歩圏内に映画館がいくつかあったのですが、今はもうそれら徒歩圏の映画館はすべて潰れてしまいました。
しかし、小田原市には今もまだTOHOシネマズ小田原コロナワールド小田原の2つの映画館があって、スクリーン数は合計19もあります。最寄り駅は小田原駅ではなく鴨宮駅または国府津駅ですが正真正銘の小田原市! 厚木市在住の私がわざわざ小田原まで映画を観に行く程度には映画館が充実している都市なんですよ、小田原市って。

おそらく小田原出身の首藤氏の昔からの地元民の感覚では、国府津近辺の巡礼街道沿いなんて「市内」に含まれないんでしょうね。小田原城が見える範囲しか市内じゃないって感覚なんでしょう。
昔の人がいう「市内」は妙に狭かったりする。平成の大合併時代を経た現在の市はやたらでかいのばっかりだからかなりギャップがあります。

件の映画館から苦情がくるかもしれないし、来週のコラムには言い訳が出るかもとちょっと期待。

2009/4/22 Wednesday

カルフール跡地にケーズデンキ

Filed under: - dekaino @ 8:20 このエントリをはてなブックマークに追加 若莊≦違宴若冴潟のはてなBookmark被リンク数

レッドクリフ PartII109シネマズグランベリーモールで観たのだが、グランベリーモールに行く途中で今年の1月12日に閉店したカルフール南町田店の跡地にケーズデンキが出店していたのに気づいた。
今年の1月12日に閉店したカルフール南町田店の跡地にケーズデンキが出店した。4月16日開店だったらしい。支店名は南町田店ではなくて、ケーズデンキ横浜町田インター店です。
ケーズデンキの店舗検索サイトから探すとき、神奈川県ではなく東京都の方に分類されているので注意が必要です。あの辺り神奈川県扱いした方がみんな幸福だと思うんだけどなぁ…

せっかくなので入店してみました。開店セール中でかなりの人出。駐車場とエスカレータはカルフール時代とあまり変化はありませんが、その他のフロアはだいぶ変わっていました。

1階にあった小店舗はすべて撤去、缶ジュースの自販機が1つだけぽつねんと設置されていました。カルフール時代と比べて広々とした印象。カルフール時代は一般客からアクセスできなかった1階のトイレが使えるようになってしました。

2階のメインの売り場は通路が広くて好印象。カルフール直営時代のようです。イオン傘下になってから通路は狭くするし、ただでさえ狭い通路の真ん中にワゴン台を置いて、とてつもなく窮屈だったのが嘘のよう。
ケーズデンキは空間の使い方がわかっています。2階も小店舗はすべて全滅。各ATMもすべて撤去されていました。万引き防止のためか入口と出口が分離されており、OKストアのような感じ。

駐車場はなんと無料! 大丈夫なのか? むかしカルフールが開店当初も平日無料にしていたら、駐車場にクルマをとめて歩いて駅まで行って通勤通学してしまう人が続出して、結局平日も有料化・時間制限となった経緯があるので心配です。

それから、駐車場の出入り口のいくつかが閉鎖されていて大変不便。246上り線から直接入れる入口と、246上り線につながる路地に出る出口が閉鎖。これは開店セールで混雑して駐車待ち車列が246本線に出ないようにするための一時的なものなのか、それとも恒久的なものなのか? とにかく不便でしょうがないので早急な改善を望みます。

とりあえず開店セール品のDVD-Rメディア10枚300円というのを買いました。
ケーズデンキパスポートなるカードをつくると3%引きだというのでそれも作成。ポイントカードではなくてその場で3%割引だということです。

レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-

Filed under: - dekaino @ 6:40 このエントリをはてなブックマークに追加  PartII -ャ吾腟羆堺-のはてなBookmark被リンク数

レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-を観ました。言わずと知れたレッドクリフPartIの続編かつ完結編です。つまり前後編の2部構成。原題は「赤壁 決戦天下」。変な横文字にせずに原題のままの方がかっこいいと思います。

前作にも増してアクションに次ぐアクションの連続、かなりハイレベルのアクション映画です。
そしてアクションだけではなく人間ドラマもなかなか面白い。伝統的な三国志ドラマと比較して性善説な甘っちょろい友情ごっこみたいなストーリーなのですが、演出がいいので勢いで納得してしまいます。
曹操はもって悪役悪役してもいいと思うのに、なんか妙に正々堂々としてるし。雲行き怪しくなったらとっとと逃げろよ!
特に孫権の妹の尚香(史実では、後に劉備の妻となる)がスパイとして曹軍に忍び込んだ時に知り合った千人隊長の叔材と淡い恋仲になるくだりとか、甘酸っぱすぎるー。叔材は名前だけで三男坊とわかるとってつけたような名前なのがまたいいです。日本で言えば茂三みたいな名前?
前編に出てきた子馬の萌萌(もんもん)も重要シーンで出てきます。

三国志にうとい人でも楽しめる傑作。

2009/4/19 Sunday

激情版 エリートヤンキー三郎

Filed under: - dekaino @ 11:15 このエントリをはてなブックマークに追加 羶 若ゃ潟寂、里呂討Bookmark被リンク数

激情版 エリートヤンキー三郎を観ました。
ヤングマガジン連載の漫画が原作。監督は山口雄大、あの劇場版 !クロマティ高校の監督です。
とにかくぶっちゃけたハチャメチャな作風で原作も基本設定を除いてかなり改変してしまうのですが、それでヨシと思わせてしまう勢いがあります。

名の通った俳優、女優を意味不明な役どころで使うも面白い。佐伯日菜子がやってたトックリ女は本当に意味不明、でもすごい面白かったです。仲間由紀恵なんか顔を隠した謎の修道女だったり、何がなにやら。
映画のパロディネタもふんだんにありましたが、クロ高の宇宙猿人ゴリほどのインパクトはなかったかも。
強いて言えば超遅いロケットがあの時代の特撮番組のパロディなのかも知れません。
ヒロインの山本ひかるもかなりかわいい。でもギャグは冴えてます。

しかも劇中で重要な役割を持つ「バーチャくにおくん」というアーケードゲームがかなりミステリアツかつアツい。
テキスチャー貼ったポリゴンがぶんぶん動く3D格闘ゲームなのですが、 はぁ? くにおくん? あのテクノスジャパン(倒産済)の熱血硬派くにおくんシリーズの最新作か と一瞬驚いてしまいました。
どうやら本物ではなく、映画のためだけに作られた仮想ゲームらしいのですが、かなり作りこんであります。映画制作費を流用して趣味に走ってないか? いや効果的に使われてるので決して無駄遣いではないのですが…

興行的にはかなり悲惨な成績のようですが、ぶっちゃけ広報が下手過ぎです。この手の映画が好きな人に存在が届いていない気がします。
竹内力アニキが自分の主題歌をフンドシ丸出しの姿で熱唱するんですぜ。この一点だけで面白くないわけがない。しかもこれは捨てギャグに近い扱いだから。

こんな映画が不入りなんて、面白いのにもったいないなぁ。

2009/4/18 Saturday

ハイランダー ディレクターズカット版

Filed under: - dekaino @ 9:18 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟 c帥若冴のはてなBookmark被リンク数

劇場公開で観そびれた映画をCS放送(スカパー)で観たシリーズ第4弾。ハイランダー ディレクターズカット版を観ました。放送していたチャンネルはアニマックスです。
不死の戦士が戦いあうハイランダーシリーズのアニメ劇場版、もともと英語圏向けに作成されたものを再編集して日本語版を作成したものが本作です。

脚本や音楽は米国、監督は日本と言う分業体制で、アクションは派手だけどストーリーは薄いという印象。
がんばって日本向けに豪華な声優陣で日本語版を製作してはみたけれど、あまり日本人受けしなさそうな作品になってしまいました。
中世欧州と未来の文明衰退世界がミックスしたような世界観が吸血鬼ハンターDっぽいですが、不死者の背負う業というものがあまりにも軽くてスカスカな感じ。アメリカ人としては軽く輪廻転生っぽい思想を入れればそれでおなかいっぱいなんでしょうか?

アクションはかなりスゴいので、そこだけに期待してみるのが世界のアニメ映画です。

2009/4/17 Friday

シネプレックスもどんどんデフレ化

Filed under: - dekaino @ 17:38 このエントリをはてなブックマークに追加 激鴻のはてなBookmark被リンク数

シネプレックス平塚が10周年記念を口実に今月2009年4月から値下げしました。
毎月20日に料金1000円の日を設定し、加えて毎週月曜日もカード会員のみ1000円になりました。ますます吹き荒れるデフレ化の嵐。
なぜか20日に1000円の日が集中している。1日に続き20日も共通1000円の日になってしまうのでしょうか?

以前に作った1000円で見られる条件リストを更新しました。

日付系
毎月1日 全系列
毎月5日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月16日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 シネプレックス MOVIX ワーナーマイカル
毎月22日 109シネマズ(男女ペア)
毎月27日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)

曜日系
月曜 シネプレックス(メンバーズカード所持者のみ) コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

ウォッチメン

Filed under: - dekaino @ 7:00 このエントリをはてなブックマークに追加 <海里呂討Bookmark被リンク数

ウォッチメン
ウォッチメンを観ました。アメコミヒーローの映画です。正確には原作のウォッチメンはカートゥーンではなくて大人向けのグラフィックノベルに分類されるそうですが、とにかくDCコミック作品です。
…カートゥーンとグラフィックノベルの違いは、児童小説とライトノベルの違いみたいなものなんだろうか?

かなり過激なヒーロー集団の話です。ものすごく悪趣味というか露悪的ですが、SFとしては結構いい出来なのかもしれない。舞台は仮想戦記もののような過去のパラレルワールド、1985年が基本軸で、そこから過去をふりかえる演出で1940年以降の話がコマ切れに出てきます。

とにかくタブーをすべて無視した独りよがりな中二病的設定がスゴい。
本作でのヒーローとは、自らが信じる正義を為すために覆面をかぶって実力行使する徒党とされていて、法律で活動が禁止されている非合法集団。基本的にKKK団とかネオナチスと変わらない不逞のやからです。(あのナチスだって合法だったんだぜ)
政治的正しさなんか一笑にふす勢いで、ヒーロー達はすべてアメリカ人で白人で愛国心にあふれています。ヒーロー活動も車に轢かれかけた少女を間一髪で救うみたいなぬるいものではありません。世界の敵、アメリカの敵に敢然と立ち向かうべく、ベトナム戦争だってキューバ危機だってがんがん介入します。ベトナムでスーパーパワーを駆使してベトコンどもを焼き尽くすヒーロー達のシーンは衝撃です。

なぜか(当然?)アメリカ以外にはヒーローはいないのでアメリカ独り勝ちの歴史がつづられます。
ベトナム戦争は早期にサイゴン政府が勝利し、アフガニスタンはアメリカが支配しています。この世界では革命の輸出は非常に限定されたものになっているらしく、本編には出てきませんが中国もおそらく国民党政府が本土を支配していると思われます。

しかし、いいことばかりではなく、アメリカ国内はニクソンが失脚せず三選しており、市民がお互いに監視しあう状況、まさにオーソン=ウェルズの1984年そのままのビッグブラザーが君臨する世界となっています。
アポロ11号が月面着陸するときも、ヒーローのひとりDr.マンハッタンが先回りして監視していたり、歴史上重大イベントの影にはすべてヒーローありなのです。

そしてパラレルワールドの歴史のifの歪みぐあいが仮想戦記SF的に大変面白い。
どうやら本作のアメリカは1985年になっても大陸弾道弾を持っていないが、ソ連は大量の核弾頭つき大陸弾道ロケットを保有しているらしいのです。アメリカがソ連を大攻撃をしかけるときに爆撃機で一挙に核をお落とそうとするシーンからうかがえまます。ということはソ連もサイロから発射する弾道弾は持っていても、核ミサイルを搭載した原潜はもっていないということか?

はっきりと明示はされませんがアポロ11号の乗員はスラブ語圏の名前だったりして、実はアポロ計画を実行したのはソ連なんじゃないかという暗示があるのです。ここがSF的に面白い。
確かにヒーロー達という絶対的軍事力により優勢に立ったアメリカなら、ソ連の宇宙開発競争に大金費やしてつきあう必要はないわけで、そうするとアメリカは弾道弾を開発しないし、世界初の月旅行はソ連が実現するという流れも納得なのです。そして原潜が核ミサイルを持つというアイデアはどこの国も実現していない。現実のリアル世界よりかなり軍事緊張力が少ない、核の傘が確立していない世界ということです。
ありがちな無茶設定で破綻してしまった仮想歴史モノは多いのですが、ウォッチメンは妙に裏設定がキッチリしていてSF者としてカナリ萌える作品と言えます。

ヒーロー達のキャラもかなり立っています。
一番強いのはおそらくDr.マンハッタン。放射線事故で体が真っ青になってしまった超人(どこかで聞いた設定?)。念動力、過去透視、未来予知、瞬間移動などとにかく万能に近い能力を持ち、ただ過去は人間だったと言うだけの別種の存在で、もはや人間性すら失っている存在。スタートレックTNGに出てくるQ連続体よりも強力かつ人間離れしており、話そのものをぶち壊しにするほどのパワーがあります。
こんなに強いのにフルチンというのが笑えます。フルチン全裸のブルーマン。成人の男性器を正々堂々とCGにしてしまった一点だけでも本作の突き抜け度がわかろうというものです。

そしておそらく人気が一番高いであろうロールシャッハ。ロールシャッハ試験に使うような墨の流し絵模様が常に変動する柄のマスクをかぶった変人ヒーロー。身体能力は並みのヒーローですが探偵能力はかなり高い。暗闇のスキャナーが元ネタでしょうか?
他にも金持ちの一人息子が遺産でスーパーハイテクメンつくりまくったバットマンもどきとか、天才実業家のヒーローとか、どこかで聞いたような設定なのに、キャラ立ちまくりです。
天才実業家はデスノートのキラっぽい世直し思想にかぶれたヒーローですが、頭のよさも実行力もキラの比ではありません。

エロ・グロ表現もタブーを無視してバリバリ出てきます。とにかくデーモーニッシュな悪趣味演出のあらし。
1985年当時のか音楽や風俗の表現もまた楽しい。昔のMacとか懐かしすぎる!
好き嫌いが分かれると思いますが、他には絶対ない無茶苦茶クォリティが高い作品です。

神奈川県立津久井湖城山公園

Filed under: - dekaino @ 6:34 このエントリをはてなブックマークに追加 腑絅綏腴羇ヤ篋羚絮怨のはてなBookmark被リンク数

神奈川県立津久井湖城山公園に遊びに行ってきました。
戦国時代は小田原北条氏の津久井城だったそうです。武田領との境にある重要拠点だったそうな。

きれいな形をした城山。
津久井城跡(城山)
山の自然な形を活かして山城を築いたらしい。秀吉の小田原攻めで落城し、江戸初期には廃城になったそうです。いまは基礎や石垣くらいの遺構しか残っていません。

男坂
山頂まではけっこう急な坂を上ります。城があった頃からの古道らしい。

築井古城記碑
山頂にある記念碑。江戸時代後期に作られたもので築井古城記碑と書いてあります。

山頂は見晴らしがよいです。
山頂からみた津久井湖
山頂から見たふもとにあるダム湖の津久井湖。津久井城があった頃は相模川の渓流だったそうです。湖の向こう側の山々は高尾山です。

神奈川の県立公園はどこもそうですが、津久井湖城山公園もよく整備されています。ただ休日は周囲の道が混雑するのが難点。

2009/4/16 Thursday

真・女立喰師列伝

Filed under: - dekaino @ 6:17 このエントリをはてなブックマークに追加 糸コ腴医見篌のはてなBookmark被リンク数

劇場公開で観そびれた映画をCS放送(スカパー)で観たシリーズ第3弾。
真・女立喰師列伝を観ました。放送していたチャンネルは東映チャンネルです。

本作は立喰師列伝の続編に当たります。
前作はblogに書いた通り、悪乗りした押井守のセルフパロディ的異色作でしたが、本作は複数の監督(主にアニメ業界のクリエータ達)が参加するオムニバス形式になっており、商業作品としてのエンタテイメント性を確保しています。前作のやりすぎを反省して作られたはっきりいって売るために作られた作品です。
キャストも佐伯日菜子や小倉優子など、マニアックな配役がされており、話題性にも事欠きません。
佐伯日菜子をGIRL役をやらせるのは柴咲コウを少女と呼ぶよりスゴいと思いますが、アニメ声優業界の現状を考えると全然問題ないように思えてしまうのが不思議です。

ここまで売れる要素があるのにあまりに前作が無茶したせいでしょうか、上映館がとてつもなく少なく名前どおり単館系作品となってしまいました。やはり興行実績がモノを言う業界らしい。そのため不本意にもCS放送(スカパー)で観たシリーズになってしまったわけです。ちなみに今回の東映チャンネルの放送は地上波/BS/CS通してテレビ初放送らしいです。

商業性が向上した代わりに、立喰師つまり専ら食逃げを業とする人々とは関係ない話がほとんどとなってしまいました。チンケな食逃げ芸では場が持たないというか商業性以前の問題なので、しょうがないところです。

押井マニアよりはProductionIGファンに観てほしい作品。

2009/4/12 Sunday

ポルフィの長い旅 最終回

Filed under: - dekaino @ 8:03 このエントリをはてなブックマークに追加 c激 腟のはてなBookmark被リンク数

アニマックスで放送されていた名作劇場第25作ポルフィの長い旅が最終回を迎えました。
原作はシミトラの孤児という小説なのですが、アニメ版は脚色は入り過ぎで特に後半の方が全然違う話になっています。
原作のあらすじ

原作でのポルフィは、転々と各地を遍歴して得た語学力を活かしつつ最後まで自動車関係の仕事を続けるのに、アニメ版では父の形見の工具を盗まれた後はすっかり自動車関係にも興味をなくしてしまいます。最後はローズと言う女優くずれのパリジェンヌに囲われるヒモ生活にどっぷりつかる日々。天然の空気の読めなさが母性本能をくすぐってしまう生来のジゴロ、それがポルフィー。名作劇場の主人公がヒモってそんなのアリですか!?

もうひとつ特筆すべきことは、アポロというフクロウ。名作劇場すべてに存在するマスコット的動物キャラクターです。このアポロがなんとシリーズ半ばで猟銃に撃たれて死んでしまうのです。かつて途中退場したマスコット動物がいたでしょうか? 確かにギリシャからパリまでずっとフクロウがついてくるのは不自然だし、特にギリシャ料理店で働くときに、飲食店でペット飼うのは難しいのだろうけど、殺すことはないでしょう。誰か別の飼主に託すとか、もうちょっと工夫すればよかったんじゃないだろうか?

いろいろ話が破綻しているポルフィー、もしメディアミックスでコミカライズするならぜひとも八潮路つとむ氏に描いてほしいです。副題は「ひもの道in欧州」でひとつよろしく。
有名女優になった妹のミーナにちょくちょく金をせびりに行くダメ兄ポルフィーなんてシーンをばっちり描写してくれそう。

2009/4/11 Saturday

スタートレック 予告編

Filed under: - dekaino @ 23:18 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若 篋膩┐里呂討Bookmark被リンク数

ザ・バンク 堕ちた巨像をコロナシネマ小田原で観たときに、JJエイブラムスのスタートレックの予告編を観ました。
2009年5月29日封切りらしい。→トレイラー

予告編をみた上では、若いカーク船長が出ることと派手な宇宙戦があるらしいことしかわかりません。
しかしかなり期待が持てそう。タイトルはスタートレックXIではなく、シンプルにスタートレックとしたようです。

ザ・バンク 堕ちた巨像

Filed under: - dekaino @ 22:56 このエントリをはてなブックマークに追加 吟祉潟 <綏のはてなBookmark被リンク数

ザ・バンク 堕ちた巨像を観ました。原題はThe International
悪のプライベートバンク(ゴルゴ13が取引しているスイス銀行の類)と戦うインターポール捜査官の話です。

とうとう銀行が悪役になる時代がきたというのが最初の感想。紛争地域を借金で支配する悪の組織らしいです。サブプライムやらリーマンショックやらでアメリカ人にとって銀行はパブリックエネミーになったのです。

舞台設定はともかくアクション映画としては大変よく出来ています。特にニューヨークの美術館での銃撃戦は出色の出来。それ以外にも欧州中心に各国の主要都市を舞台にアクションシーンが繰り広げられます。
原題がThe International命名されているだけはあります。邦題は苦労してつけたんだろうけど、ちょっと説明しすぎですね。だいたい巨像ってなんのことやら? 別に自由の女神が空から降ってくるようなことはないです。

最後のオチはスッキリするようなしないような…
さすがにキレイに勧善懲悪というわけにはいかなかったようです。

湯河原 魚繁

Filed under: - dekaino @ 18:28 このエントリをはてなブックマークに追加 羚羃喝 薛膵のはてなBookmark被リンク数

湯河原温泉郷に遊びに行きました。

魚繁で昼食。
1Fは鮮魚店で、2Fが食事処となっています。
魚繁
サービスランチにキンメ刺身をつけました。

サービス定食1
ホタテの貝焼きと刺身、奥にあるのは別に注文したキンメ刺身。

キンメの刺身
キンメの刺身のアップ。脂がのっていて美味しかった。

サービス定食2
米飯と蟹の味噌汁。

サービス定食3
ホタルイカ

サービス定食4
ブリの照焼き

安くて美味しかったです。サービスランチは地魚というよりは旅館に卸している魚を使った料理のようで、いろんな地方の魚を使ってます。

不動の滝
食後は不動の滝で軽く修行。
不動の滝で修行

天然コケッコー

Filed under: - dekaino @ 17:30 このエントリをはてなブックマークに追加 紊吟潟宴潟爾里呂討Bookmark被リンク数

劇場公開で観そびれた映画をCS放送(スカパー)で観たシリーズ第2弾。
天然コケッコーを観ました。放送していたチャンネルはチャンネルNECOです。
夏帆初主演の映画。原作は少女マンガだそうですが読んだことはありません。

田舎の分校に東京から転校生がやってきて主人公と仲良くなると言うどこにでもあるようなストーリー。
特に誰が良いとか悪いとかない、まったりと時間が過ぎていく演出です。
映画館で集中して観るにはいいのかもしれないが、テレビで観ているとどうにも気が散ってしまいがちです。本当にヤマとかタニとかないダラダラ進行、でもそんな悪い感じでもありません。

夏帆ファンなら観ておくべき作品

2009/4/8 Wednesday

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE

Filed under: - dekaino @ 6:20 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ若鴻!吾c THE MOVIEのはてなBookmark被リンク数

劇場公開で観そびれた映画をCS放送(スカパー)で観たシリーズ。
ピューと吹く!ジャガー THE MOVIEを観ました。放送していたチャンネルはチャンネルNECOです。

これは以前に見たフラッシュアニメ版とは違い、実写映画です。主役は仮面ライダーアギトでG3ライダーをやっていた要潤。ストーリーは各キャラクターの導入や世界設定の説明から始まるのでちょっと冗長です。基本的設定は原作どおりで、映画版らしいちょっとスケールの大きいドタバタコメディ的展開。

劇中にフロッグマン版のフラッシュアニメがちょっと入っているのが見所かな。この頃からフラッシュ版の企画はあったようです。
上映時間は99分と短く、気軽に観られるのがいい感じの良作です。

2009/4/7 Tuesday

倉見桜緑道

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 荀罅膩のはてなBookmark被リンク数

5日(日)は、神奈川県高座郡寒川町、JR相模線と新幹線が交差する倉見駅のすぐ近くにある倉見桜緑道で花見をしました。
日鉱金属倉見工場入口
緑道は日鉱金属の倉見工場のすぐ脇にあります。
倉見桜緑道入口
臨時ステージが設営されていて、近所の一般人のカラオケ大会歌いまくりの様相。
まさに日本古来の花見という儀式にふさわしい雰囲気です。
軽食の屋台やフリーマーケット(というか不用品の無料配布?)もありました。

サクラは満開! サクラの名所だけあって大変よい景色でした。
倉見桜緑道のサクラ

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