でかいの日記帳

2008/9/29 Monday

アイアンマン

Filed under: - dekaino @ 0:59 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ≪潟海里呂討Bookmark被リンク数

アイアンマンを観ました。マーベルの有名ヒーローの実写映画化です。

アメリカでは大ヒットしているそうですが、確かに面白いです。大人が観ても楽しめます。原作の骨格は変えずに現代の国政政治事情にうまくあわせた話作りで、それなりに説得力があります。少なくとも007くらいにはリアルな背景設定です。マーベルヒーローからこんなハードな国際政治設定が出てくるとは思わなかった。

クルマにひかれそうになった子供を間一髪で救うのがせいぜいの何も考えないヒーローとか、ヒーロー同士でつるんで集団で悪の組織をボコりにいくマッチョ集団とかが従来のマーベルヒーローの印象だったのですが、劇場版アイアンマンは違います。
国際的武器製造会社の若社長が、テロ組織が自社製の武器を使っていることに苦悩するという、日本のマンガ・アニメが80〜90年代にすでに通過しているような設定を堂々と出してきて、そして成功しています。アクションもかなり面白かったです。やはり等身大人型兵器の空中戦は燃える! 演技も東映特撮にひけをとらないキレ。ほんと文句のつけどころがない出来です。

最後の最後にアベンジャーズ(マーベルヒーローの徒党)への誘いがくるあたり原作ファンへのサービスなんでしょうが、続編をつくるとしてもアベンジャーズは出してほしくないです。このハードな世界観でつっぱしってほしいものです。

2008/9/28 Sunday

兼高かおる世界の旅 南極編3部作

Filed under: - dekaino @ 23:17 このエントリをはてなブックマークに追加 守筝 罐窮隈3篏のはてなBookmark被リンク数

以前にも紹介した兼高かおる世界の旅・再放送 南極編、3週連続の特別企画を3つともすべて見たので紹介します。
これはTBSチャンネルで再放送されている番組。本放送は1971年でした。
スタジオのかおると芥川
スタジオで南極の説明をする兼高かおると芥川隆行(故人)。1971年当時の兼高かおるは43才! とても40過ぎとは見えない! 当時珍しいカラー放送をアピールするためか服装はとんでもないサイケ色になっています。

南極番組といえば昭和基地と思いますが、今回はまったく出てきません。
なぜならば、米軍全面バックアップのジャーナリスト向け南極ツアーに参加したレポートだからです。米軍は昭和基地など眼中にないのです。

まずいきなり米海軍輸送機に乗って空路で南極大陸に上陸です。
米海軍の輸送機
宗谷とかしらせで日本から海路オンリーで行く日本隊とは気合が違います

防寒具の説明
米海軍輸送機内で防寒具の説明を受けるかおる。すべての装備は米軍から無償貸与だそうです。さすが米軍、従軍記者には大盤振る舞いです。

米沿岸警備隊ヘリコプタ
着陸ポイントからこんどは米沿岸警備隊のヘリで砕氷船まで移動

米沿岸警備隊の砕氷船
砕氷船も米沿岸警備隊の船です。さっきのヘリはこの砕氷船の艦載機だったようです。

砕氷船でもっとも南極点に近い港、ロス島にあるマクマード基地まで行きます。
ペンギンとかおる
アザラシとかおる
ロス島にいる動物とたわむれるかおる。季節は夏なので地面が見えます。
バブルの頃まことしやかに言われたスキーウェアを着ると3割増しで美人に見える効果でしょうか、かおる当時40overとは思えない。21世紀のアラフォーは負けてます。

マクマード基地は南極大陸にある米国基地の中ではもっとも気候が穏やかな場所にあり、いろんな施設があります。アメリカ人たちはここを「南極のマイアミ」と呼んでいたそう。

教会1
教会2
教会だってあります。さすがアメリカ人。どんなとこにも教会を作る!

そして原子炉すらあるのです。原子力は夢の未来エナジィィィ! さすがアメリカン魂あふれる施設。
南極原子炉1
南極原子炉2
ちなみに21世紀現在には南極に原子炉は存在していません。さすがに廃炉になってます。

マクマード基地から雪上車でバード基地まで移動。ここは南極点までの中継基地となります。当時は越冬もしていたようですが、現在は夏季しか人はいないらしい。
バード基地にある生物研究室
バード基地にある生物研究室にお邪魔してみました。
生物研究室内部1
部屋の内装は意外と普通な感じ。なにやら真空管が搭載された増幅器を調べる科学者達。真空管というのが時代を感じさせます。
生物研究室内部2
どこにでもギターを持ち込むアメリカ人。極地にいる緊張感を感じさせません。

海中撮影1
棚氷に穴を開けて、ゴンドラを海の中に沈めます。カメラマンごと沈めて海中を撮影。
海中撮影2
アザラシがいます。
海中撮影3
スキューバダイビングする猛者もいます。

ハード基地から南極点にあるアムンゼン・スコット基地まで空路で移動。
輸送機

夏なので南極点は白夜です。
アムンゼン・スコット基地の通信室
南極点基地の通信室

そしてアマチュア無線局KC4AAAのシャックもありました。
南極点基地のアマチュア無線室
QSLカードが壁一面に貼ってあるのがわかります。

当時の日本の電波法では違法でしたが、アメリカのハムでは当然フォーンパッチが可能です。越冬隊員が本国の家族とフォーンパッチで話をするとき、部屋の上にこのような看板を出してプライバシーを守るのです。
フォーンパッチ

やはり女性が少ない環境らしく、かおるはモテモテだったようです。
当時の米軍人には日本駐留の経験がある人が多く(特に海軍・空軍は)、日本で放送されていた兼高かおる世界の旅を知ってるいる人もいたようです。

今の若い世代は兼高かおるを知らない人が多いでしょう。世界の旅そのものが兼高かおる本人の企画で、プロデューサ(スポンサーとしてパンナムを引き込んだり)、ディレクター、現地レポータ、通訳すべて独りでこなしたスーパーウーマン。
番組内で、ケネディー大統領と握手したり、アポロ11号の前にヒューストンのNASAの基地を紹介したり、ガチャピンか兼高かおるかってくらいの活躍をした人なのです。そろそろ再評価の動きがあってもいいかも。ちなみにまだ本人は存命です。

2008/9/27 Saturday

日向薬師の彼岸花

Filed under: - dekaino @ 23:34 このエントリをはてなブックマークに追加 ュ絽綵弱恩韻里呂討Bookmark被リンク数

9月23日秋分の日に日向薬師に彼岸花を見に行きました。

日向薬師の本堂の裏(上)、日向山登山口の公園の彼岸花
日向薬師の彼岸花1
日向薬師の彼岸花2

日向薬師正門前(バス停前)の田園に群生する彼岸花
日向薬師の彼岸花3
日向薬師の彼岸花4
田のあぜ道を大勢が歩きます。前の台風で稲が倒れていてまるでミステリーサークル。
日向薬師の彼岸花5

帰りに七沢温泉郷の玉川館に寄ってのんびり温泉を楽しんできました。
玉川館
玉川館のイノシシ
玄関の前にある猪の石像。冬になったら猪鍋が食べられるそうです。

2008/9/23 Tuesday

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇

Filed under: - dekaino @ 19:44 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 紊腦 違潟 膣膀のはてなBookmark被リンク数

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇を観ました。
テレビアニメの劇場用に再構成したものです。
紅蓮篇は獣人四天王を倒すところまで。続きは螺厳編らしい。全部で2部か3部でやる予定のようです。

基本的なストーリーはテレビ版と同じですが、四天王を倒すあたりは完全に新作です。話をはしょってる関係で微妙にテレビ版とは話が前後している部分もありますが、劇場版だけでみればあまり気にならないと思います。

上映館も少ないし基本はセルDVDで儲ける目論見だと思われる作品。
絵の密度もご家庭のテレビでみるとちょうどいいレベルで、映画館でみるとちょっとスカスカな感じがします。

2008/9/22 Monday

イントゥ・ザ・ワイルド

Filed under: - dekaino @ 9:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟ャ祉吟祉ゃのはてなBookmark被リンク数

イントゥ・ザ・ワイルドを観ました。実話を元にした映画です。

頭脳優秀かつ経済的にも恵まれた若者が、いきなり蒸発して無銭旅行に出てしまう話。出発前にすべての貯金はチャリティに寄付し手持ちの小額紙幣も燃やしてしまう徹底ぶりに若者特有の潔癖さが描かれています。

アメリカ各地の雄大な自然がとても美しい反面、ストーリーはかなり重いです。1990年代を舞台としているのですが、まだアメリカにはヒッピー文化の残滓があったんですね。さすがに21世紀の今は老人ばかりでつらいんだろうなぁ。
本作には表面的には宗教的な話はほとんどでてきませんが、バックボーンにはキリスト教の価値観・倫理観が深く横たわっているように思えます。

主人公は自分の母親が正妻ではなく愛人であることに深く傷ついています。東アジア人には別にどうでもいいじゃんって感じられます、自分のせいじゃないわけだし。しかし、キリスト教倫理観ではこれは大罪なんでしょう。
作中で、ひとりの老ヒッピーが主人公に「おまえはイエスか?」って問う場面がありますが、イエス本人も不義の子(マリアの子イエスという呼び名そのものがマリアの私生児であることを示す蔑称)であることにかけてあるものと思われます。

ロードムービー的に美しい自然の風景を観るのが楽しい映画。また、厳格で禁欲的な価値観を押し付けた結果の悲劇という見方もできる作品です。

新しいポイントカード

Filed under: - dekaino @ 9:13 このエントリをはてなブックマークに追加 違ゃ潟若のはてなBookmark被リンク数

厚木市文化会館前の交差点(国道129号と246号の合流点)にあるガソリンスタンド(白銅)のポイントカードが新しいものに切り替えられました。
ポイントカード
ここは完全セルフサービス方式で、紙幣で入金してお釣りはポイントカード(プリペイドカード)に残る形式。
会計機械に旧カードを入れたら、いきなり無効の字を印字された旧カードがペロっと出てきて、給油した後に残額を引き継いだ新カードが出てきました。いきなりだったんでちょっとビックリ。
旧カードは銀地に白濁文字のリライタブルカードで、新カードは白地に青文字のロイコ染料リライタブルカードのようです。
ちなみに、PASMOの定期券面表示もロイコ染料でした。

それにしても7月末のレギュラーガソリンは170円/Lもしたんですね。9月の159円/Lも昔を思えばまだまだ高い。

Crew’s Cruise

Filed under: - dekaino @ 8:51 このエントリをはてなブックマークに追加 Crew's CruiseのはてなBookmark被リンク数

厚木ソニーの近くにあるハンバーガー店Crew’s Cruiseに行って来ました。

メニュー
メニュー。どれも美味しそう。

キャンペーン
串の先が赤かったら「当たった〜」大声で叫ばなくてはいけない羞恥プレイっぽいキャンペーン。3回当たると非売品バーガーが食べられるそうです。

おすすめ
壁にかかっていた本日のおすすめボード

クルーズクルーズバーガー
これが店名の名のクルーズクルーズバーガー。いわゆるフラッグシップモデル。

ATSUGIバーガー
厚木名物 豚漬けを使ったATSUGIバーガー。いわゆる御当地モデル。

圧縮済みATSUGIバーガー
手でぐしゃっと圧縮してから食べるのが正しい作法だそうです。
圧縮したATSUGIバーガー。gzip -1 くらいの圧縮率。

ハンバーガー美味しかったです。夜も営業しているらしいので、今度は夜にいってお酒と一緒に食べてみたい。

2008/9/21 Sunday

国府津館

Filed under: - dekaino @ 18:26 このエントリをはてなブックマークに追加 遵羇ラえのはてなBookmark被リンク数

国府津館でお食事してきました。
JR国府津駅の目と鼻の先。
一応東海道線と御殿場線のターミナル駅なのに今はちょっとさびしい国府津駅。明治の頃はものすごく栄えていたらしいです。

国府津館では、料理コースの予約をすると大浴場で入浴もできます。
国府津館の料理1
前菜。柿のなますみたいなのが美味しかった。

国府津館の料理2
アジのたたき。うまい。

国府津館の料理3
お造り

国府津館の料理4
伊勢海老の刺身。まだ生きていて触角が動いていました。いわゆる活作り。ぷりぷりでとても美味。

国府津館の料理5
カクアジの焼き物。一番食べでがありました。

国府津館の料理6
煮物

国府津館の料理7
カマスの揚げ物。カマスの大型種は西洋でバラクーダと呼ばれる魚。日本にも小型種がいて美味しく食べられます。

国府津館の料理8
ご飯と汁物。先ほどの伊勢海老の身の入った炊き込みご飯と、伊勢海老のアラで出汁をとった味噌汁。とてもいい香り。

国府津館の料理9
デザートはメロン。

大満足のグルメ旅でした。

2008/9/17 Wednesday

水郷田名

Filed under: - dekaino @ 23:54 このエントリをはてなブックマークに追加 羂顔欠医のはてなBookmark被リンク数

相模原市水郷田名に遊びに行ってきました。
厚木から相模川を上流方向に遡ったところにある高田橋の東側が水郷田名です。昔は大山街道の宿場だったらしい。
ここには相模川ふれあい科学館があります。川だけではなく海の魚や陸亀までいる科学館です。それなりに見ごたえあり。入館料は大人300円です。

そして科学館のそばに久兵衛堤防を作った江成久兵衛の銅像を発見。
江成久兵衛の銅像 江成久兵衛とでかいの
なんと米俵に腰掛けています。一粒でも多くのコメを取りたいと用水を引き堤防を築いた地元の名士だそうです。あやかりたいあやかりたい。私もちょっと真似してみました。

2008/9/15 Monday

ウォンテッド

Filed under: - dekaino @ 18:19 このエントリをはてなブックマークに追加 潟のはてなBookmark被リンク数

ウォンテッドを観ました。けっこうエログロ流血しまくりでエグいです。日本ではR15指定で公開。

暗殺を生業とする秘密結社の話。メンバはみな超能力をもっていて、それは遺伝するらしい。
主人公はうだつのあがらないサラリーマン。でも実は暗殺者としてのすごい才能があって…という、今日からヒットマンみたいな話です。二代目二丁さんは営業だけど、本作の主人公ウェスリーは経理マン。アメリカでは経理マンがいちばん軟弱というイメージなんでしょうか?
アクションがとにかく派手で流血しまくり、登場人物発情しまくり。特に主人公の同僚が種犬なみです。アンジェリナ=ジョリーもがんばってます。

なんかかんだ紆余曲折あって、最後は富野的エンディング。それなりにキッチリおちをつけてるんで続編は難しいと思われます。

ハンコック

Filed under: - dekaino @ 8:41 このエントリをはてなブックマークに追加 潟潟のはてなBookmark被リンク数

ハンコックを観ました。
いい加減で投げやりなスーパーヒーロー ハンコックの物語。いかにもありがちなヒーローものと思って観てたのですが、中盤で大どんでん返しがありがぜん面白くなり、そのままの勢いで最後まで突っ走ります。

予告編だけではなんかありきたりなヒーロー物だと思ってたのですが、なかなかどうして結構面白い。なんたって設定が単純かつ納得力があるのがいい。(科学考証がきちんと出来ているという意味ではなく、そういう世界観だと抵抗なく納得させられる)
映画の宣伝はネタバレできないためにかなり地味になっていてちょっと損をしているかも。アメリカンヒーローみたいなお馬鹿ヒーロー物として見ても面白いです。

それから、字幕は戸田奈津子女史です。あのくだらない下ネタや冗談はことごとく訳さない戸田女史ですが、本作だけは下ネタやジョークをきっちり字幕に起こしています。これはかなり珍しいですよ! 理由は簡単、主役のハンコックのセリフが100%下ネタかダジャレか悪態だから。さすがにそれを訳さなかったら話が進みません。戸田字幕なのに下ネタ。けっこう衝撃でした。
ハンコックのニュース映像を見返す場面があるのですが、YouTube使ってました。一昔前ならTiVoあたりが出てきたんだろうけど、どんどん時代は変化しているのを実感しました。

2008/9/14 Sunday

20世紀少年第一章

Filed under: - dekaino @ 22:50 このエントリをはてなブックマークに追加 20筝膣絨綛雁筝腴のはてなBookmark被リンク数

20世紀少年第一章を観ました。正確には第一章がつかない「20世紀少年」が正しいタイトル。三部作と知らないまま勘違いして観に来る客のことを考えた姑息な考えが見え隠れします。

ストーリーはおおむね原作どおり、細かいところをはしょって2000年の大晦日まで描写されます。小学館の長期連載マンガはダラダラしてものが多いのですが、映画化されるとそのダラダラ成分が丸ごとカットされて面白くなることがあります。でも本作はダラダラ成分は100%保存されていて厳しい。脚本に原作者の浦沢直樹が口出ししている模様。これはダメだー。

原作連載時は謎が謎を呼ぶミステリ仕立てで20世紀が終わる2000年12月31日にクライマックスが来るように盛り上げておいて、広げた風呂敷たためずにいつものダラダラモードに突入してしまったわけですが、映画製作時には風呂敷がたたまれないことがわかっているわけで、演出も苦労しています。
まずは、2015年のうみほたる刑務所にいる囚人の回想という形で映画が始まります。つまり2000年には決着がつかないということを観客に提示。そしてどうせ解かれない謎なのだから謎なんか提示しません。観客は「いったいトモダチは誰だ」なんて謎にはまったく感情移入することなく100%受身でストーリー展開を見るだけに留まります。
観客は謎解きに関心がないわけで、マークの由来とか意味とかいきなり解説されても、ああそうだから何? とまったく面白くない。

そして展開が速いだけに原作にある矛盾「ケンジは忙しいコンビニ店長のはずなのにフットワーク軽すぎ」も強調されてしまいます。
だいたいうみほたるにいるショーグンが知るはずないケンジのコンビニ経営時代まで回想しているという大矛盾もあるし…

まぁいろいろ言いましたが、はっきりいって尺が長いだけでつまらない映画でした。しかも観客動員数は結構いってるみたいで興行的にはOKとは単に行かないところもつらい。このあとの第二章、第三章がやばいです。
はっきり言って本作を観て次回作を観たくなる人はまずいないでしょう。エンドクレジットロールが流れた後で第二章の予告編が流れるのですが、「しん・よげんのしょ」が画面に出たとき観客席から失笑が聞こえてました。確かにつらいよね、原作連載時もヤバいネタだったと思う。

基本プロモーションとしては第二章封切直前に金曜ロードショー枠で本作をテレビ放送してCMガンガン打つんでしょうが、そもそも本作2時間半以上あるのでノーカット放送したらかなり苦しい。最後まで付き合ってみてくれる視聴者は少なそう。それに加えて本作を観たらむしろ第二章を観たくなくなってしまうんじゃないかという危惧あり。考えれば考えるだけ、第二章は厳しそうです。

もしかしたら第三章の製作はないかも?

名称が長い特許

Filed under: - dekaino @ 11:12 このエントリをはてなブックマークに追加 腱違激壕┗のはてなBookmark被リンク数

すごく名称が長い特許を見つけた
特開2003-200898
発明の名称「航空機墜落防止方法、ならびに、航空機用パラシュート、ならびに、飛行機ハイジャック激突テロ防止システム、ならびに、コンデンサ、ならびに、真空生成方法、ならびに、ヘッドマウントディスプレイシステム、ならびに、鏡、ならびに、テフロン(R)加工食器、ならびに、磁気テープデバイスアクセス高速化方法、ならびに、光ファイバー、ならびに、光通信システム、ならびに、個人情報送信システム、ならびに、伸縮補助定規付きハンディスキャナーシステム、ならびに、微細加工方法、ならびに、微細加工装置、ならびに、姿勢制御方法、ならびに、プロジェクションテレビ、ならびに、電子レンジ、ならびに、コンパクト無人ATM設置方法、ならびに、」
長すぎて尻が切れてます。どうやら特許庁のシステム的には300文字までらしい。

発明の内容もかなりはっちゃけてます。航空機そのものにパラシュートをつけてエンジンが止まっても軟着陸できる発明。出願日は2002年1月だから間違いなく911同時多発テロで着想した発明。実現方法がちゃんと書いてあればいいんだけれどただの思いつきのようです。

その他思いついた発明ネタをすべてつっこんでいる様子。特許出願の手数料も安くないからとにかくなんでもかんでもつっこめということなのか? こんなの代行してくれる弁理士いるのかなと思ったら、代理人はいないようで本人出願です。この行動力をなにか他の方面に向けたら大成しそうな人だ。
発明者の名前があまりにもありふれているので検索してみてもよくわからなかったのが残念。

2008/9/12 Friday

首藤剛志のポニョ批評

Filed under: - dekaino @ 6:30 このエントリをはてなブックマークに追加 薤ゅ綽ф壕のはてなBookmark被リンク数

前にも紹介した脚本家首藤剛志のコラムで宮崎駿の崖の上のポニョの話が出てきました。
シナリオえーだば創作術 第160回の末尾 昨日の私(近況報告というより誰でもできる脚本家)コーナー

一応は名を伏せているのですが、誰が見ても宮崎駿とポニョのことだとわかります。たしかに脚本家からみたらシナリオが壊れているんでしょうね。しかも完全に感性にだけ頼った作りではなくて変にストーリーを作りこもうとして結局破綻しているあたりがお気に召さない様子。たしかに技術論としてはとても正しい。なぜ大ヒットするのか疑問なんだろうな。私も疑問に思います。
何よりすごいのはこのコラムが連載されているアニメスタイルは徳間-ジブリ系のサイトだってこと。昔はジブリのwebサイトの中の1コンテンツだったりしました。→アニメスタイルとは
身内だからここまでつっこめるのか、それとも「そんなの関係ねー」な首藤氏だからなのか、ほんとあらゆる意味ですごいと思うコラムです。

2008/9/7 Sunday

兼高かおる世界の旅・再放送 南極編

Filed under: - dekaino @ 11:53 このエントリをはてなブックマークに追加 守筝糸冗 罐窮隈のはてなBookmark被リンク数

スカパーのTBSチャンネルで再放送されている兼高かおる世界の旅。ずっと白黒時代の再放送をしていましたが、夏ぐらいからやっとカラー版になりました。

そして今月は南極編です。1971年放送。あの兼高かおるが南極点まで到達します。彼女の行動力は無闇にすごいです。しかも日本の南極探検船(当時は宗谷か?)ではなく、ニュージーランドから米海軍の輸送機に乗って南極上陸です。着陸したら米沿岸警備隊のヘリで難局基地へ。さすがパンナムの広告塔、桁違いです。基地からは同じく米沿岸警備隊の砕氷船でロス島へ移動。

当時としても1週間で終わらせるのはもったいない企画だったらしく何回にも分けて放送されたらしい。第一回は砕氷船に乗ったところでオシマイ。第二回が南極点で、第三回が科学研究の紹介らしいです。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

Filed under: - dekaino @ 11:36 このエントリをはてなブックマークに追加 3 絽腱絎のはてなBookmark被リンク数

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝を観ました。
前作からだいぶ時間があいての続編ですが、基本的要素はきっちり継続されています。ただ舞台がエジプトでなく中国に変更になってはいますが。

もともとおバカ映画なので当然最新作の本作もおバカ映画です。第一作の頃の売りのCGも今となっては普通にやって当然レベルなので、力点はワイヤーアクションの方に移行しています。まさに90年代中国返還直前の香港映画のノリをそのままお金をかけて綺麗に仕上げたという作品です。
ジェット・リーはかっこいいですが、彼を堪能するならドラゴンキングダムの方がおすすめです。

一応続編が作れるようなヒキで終わりますが、続編できるかなぁ?

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