X-MEN:ファイナルディシジョン
X-MEN:ファイナルディシジョンを観ました。
これはいいです。X-MENファンにはたまらない良作。
なんたって、サイクロプスがあっけなく死ぬところがいい。しかも名誉の戦死ではなく、責任から逃避行した挙句、情に溺れてあっけなく死ぬというショボさが最高。やっぱサイクロプスはこうでなくっちゃ! 主役でリーダー的役割だったはずなのに、人気が出ずどんどん落ちぶれて、まったくいいところ見せられずに終わるところは、ガンダムSEEDデスティニーのシン・アスカを上回ります。
そしてパトリック=スチュワート演ずるプロフェッサーがかっこいいです。今回は出番多いしバリバリアクションします。まだ歩けた頃の回想シーンまであるのだ!
ウルバリンも最高!! ウルバリンの恋愛は絶対にバッドエンドでないといけない! まったくもってファンの期待を裏切らない展開です。ウルバリンはこうでなくっちゃ。決して幸福になってはいけない野獣なのだ。常にハングリーなウルバリンが素敵。
最後にはトミノ作品のように主要キャラが死ぬor再起不能となってしまうのですが、ちゃんと続編が作れるように予防線が張ってあります。しかも続編ができてもプロフェッサー役はパトリック=スチュワートでなくてもいい、むしろスチュワート以外じゃないといけないという素晴らしい伏線。これで制作が楽になるよ。スチュワートの出番は最後だからあんなに見せ場を作ったのかもしれないです。