でかいの日記帳

2018/4/29 Sunday

いぬやしき

Filed under: - dekaino @ 10:49 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

いぬやしきを観ました。イブニングに連載されていた漫画の映画化です。
原作からアクションシーンに合いそうなエピソードを抜き出したダイジェスト版的な作りです。
とにかくアクションシーンに力が入っていて最先端な映像技術を楽しめると思います。
その反面、メッセージ性は低いですね。ただただ暗い感じで社会に向けた憎悪を爆発される系のストーリーであまり救いがない感じです。それでいて本当に危なそうなところは除去されているチキンなところもあります。たとえば警視庁に宣戦布告して下っ端警官1人だけ残して後はすべて殺しちゃうくだりとか善カットです。

ロボット改造される発端の事件があった公園は、厚木市のぼうさいの丘公園のホウダイヤマ古墳の広場でロケしたようですね。一目でわかりました。実際は住宅地からは距離がある山の上なんですけど、山っぽいところが全然わからない感じで撮影してました。

木梨が扮するスーパー戦闘ロボット老人のアクションを楽しむためだけの映画です。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

Filed under: - dekaino @ 9:36 このエントリをはてなブックマークに追加 吾ャ潟/с祉ャ祉吾c潟違のはてなBookmark被リンク数

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルを観ました。1995年の映画ジュマンジの続編というかリメイクとなります。
ジュマンジにはもうひとつザスーラっていう間接的な続編映画もありますが、こっちはほぼ関係ないです。

前作はボードゲームでしたが、今回は家庭用コンピュータゲーム、ジャンルはアクションRPGです。
要はハリウッドが本気で作った勇者ヨシヒコなんです。カネかけてくだらないギャグを本気でやるのが素晴らしいです。

想定観客も以前のファミリー層からヤングアダルト(ハイティーン)以上に変わり、キャラクターもすべて高校生になっています。ギャグはくだらないけどストーリーは子供騙しではなく大人が見ても楽しめる内容になっていて安心です。むしろ小学生に見せてあまりウケないかも?
キャラクターもすべて高校生。

ボードゲームとARPGなのでアクションや展開は前作とまったく違います。共通するのは熱帯ジャングルを舞台にしているところとゲーム名だけです。ゲーム名としても大事、名セリフ「ジュマンジ マジ卍」翻訳も冴えています!
ソニーピクチャーなのに劇中のゲーム機がプレステでなくてROMカートリッジ機になっているあたり、こだわりを感じさせる作品です。ファミコン世代におすすめの映画です。

2018/4/21 Saturday

パシフィック・リム:アップライジング

Filed under: - dekaino @ 20:25 このエントリをはてなブックマークに追加 激c祉鐚≪ゃ吾潟阿里呂討Bookmark被リンク数

パシフィック・リム:アップライジングを観ました。言わずと知れたギレルモ=デルトロ 獲得のパシフィック・リムの続編です。ですが本作の監督はデルトロではありません。世界観やキャラクターの一部、設定は引き継いでいますがかなり違った味付けとなっています。

舞台は前作の10年後、イェーガーのパイロット達も世代交代しています。すでに怪獣は現れることなく、世界の各都市は復興しつつあります。しかし、脅威は近づいていたって感じのストーリーです。

前作は上海が決戦の舞台として重要でしたが、本作は日本、東京、富士山が決戦の場となっています。日本へのサービスってことなのかな? 溶岩のミネラルが欲しくて富士山に来るって苦しすぎる説明だけどね。だったらハワイのキラウェア火山にでも行けや。

前作との一番大きい違いは、イェーガー戦力の背景にあります。前作は人類側の戦力が大国の野合連合で一枚岩じゃない、むしろ互いに仲悪いって国際政治的リアルさが完全になくなっています。所属コミュニティを超えた先に醸成した信頼関係が感動を呼んだのに対し、本作はどうも違う方向を向いているようです。

まぁ最初から続編ありきとしてのリブート第一作の作りに徹しているのでこんなものなのでしょう。
ロボットアクションとしては楽しめますが、人間ドラマやSFとしては今一歩という感じの出来上がりです。

2018/4/18 Wednesday

ボス・ベイビー

Filed under: - dekaino @ 6:25 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻祉ゃ爾里呂討Bookmark被リンク数

ボス・ベイビーを観ました。7歳の男の子、今までは両親を独り占めしてたところに、弟という赤ん坊が現れて家族のボスみたいにふるまっている! みたいなベタなストーリーかと思いきや意外とちゃんとファンタジー設定されていて感心しました。さすがハリウッドの文芸はすごいです。

本作も子供向けと同時に付き添いの大人も楽しめるような骨太ストーリーとなっており、設定も子供だましではなく筋が通ったものになっています。タクシーに乗って奴は来たんだ そうボス・ベイビーがな!

少年の両親はふたりとも わんわん株式会社(Puppy Co.,)に勤めているのですが、劇中でこの会社は壊滅しちゃうんですね。ハッピーエンドっぽいけれどその後の主人公家庭の生活には一抹の不安があります。
まあ、あまり細かいことを言わずに楽しむのが正解の作品です。

2018/4/7 Saturday

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

Filed under: - dekaino @ 11:59 このエントリをはてなブックマークに追加 潟帥眼潟祉若若削蕭罘絲犬里呂討Bookmark被リンク数

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書を観ました。ニクソン大統領時代の有名な情報リーク事件に基づくドキュメンタリ映画です。
難で本作を今の時代に製作しようと思ったのか? トランプ大統領に対して危機感が強いからなんでしょうか? それでもドナルド=トランプは長らくテレビショウビジネス界で活躍していた人でマスコミとの付き合い方とか、やっていいこと悪いことはわきまえている気はします。それより日本の安倍政権の方がニクソン的なやばい匂いぷんぷんで、その文脈でいま公開されているタイミングは重要かもしれません。

本作の主人公は ニューヨークタイムズではなくて2番手のワシントンポストというところも面白い視点です。
タイムス紙だったら力づくで連邦政府と戦えるわけですけど、財務的にもスタッフの量的にも厳しいワシントンポストがタイムズの後追いをするのか逆張りするのか、それとも別の視点でタイムズの先を行く報道をするのか、政府からの圧力にどう対応するのか、企業ドラマとしてかなりエキサイティングです。
おりしも家族経営の非公開会社だってワシントンポスト社は、公開株を発行して資金調達をしようとしているタイミングでの出来事で経営陣内部の対立もあって熱いです。
その中でも一番重要なのは世襲で社長になった女性社長キャサリンの苦悩と周りからの信頼、そして全米の女性たちの期待です。女性だからといって軽く扱われることは不当である、女性だからこそ戦うこともあるし、それは誇り高い行為であるみたいな思想が骨太に表現されます。

本作を観るなら、ある程度の予備知識はあった方がいいとは思います。ベトナム戦争やニクソン大統領、この映画で描写された事件の後に起きるウォーター事件のこと等。

当時、政府系シンクタンクで働いていた元スタッフから新聞社に極秘文書がリークしたわけですが、もしいま日本でリークするとしたら、リーク先はNHKでも大手マスコミでもない気がするんですよね。おそらく赤旗しかない。ニュースソースを守るという点では赤旗は鉄板だし、だからこそ赤旗はいろんなリーク情報を持っていると言えるでしょう。
残念ながら特定政党機関紙以外に信頼できる新聞がないのが日本の悲しいところです。

レッド・スパロー

Filed under: - dekaino @ 11:40 このエントリをはてなブックマークに追加 祉鴻爾里呂討Bookmark被リンク数

レッド・スパローを観ました。ロシアの女スパイものです。元ボリショイバレエ団のプリマがハニートラップを得意とするスパイ養成組織レッドスパロー(紅スズメ?)を経て西側エージェント相手にスパイ活動をする王道スパイものです。
なんたってR15+指定ですからエロ描写あふれてます。
原作は元CIAエージェントだった人らしいですが、現実に沿っているかどうかはまったく不明。というかロシア人たちがみんなロシアなまりの英語をしゃべるだけってしょっぱい演出から見てもリアルより娯楽よりの作品です。少なくともその濡れ場シーンは本筋じゃないだろってのも入れてくれます。無駄にスポーツクラブで水泳します。

主人公はイデオロギーよりも個人的愛憎感情で動く感じなのでアメリカ人でも受容できるでしょう。
ロンドン ブダペスト ウィーン などヨーロッパ各地を舞台にアクションするあたりも観光地紹介映画としてよくできてます。

R15+レーティングに過大に期待してもいけませんが、スパイアクションというよりはエロアクションの方が売りの作品です。

CoCo

Filed under: - dekaino @ 10:32 このエントリをはてなブックマークに追加 CoCoのはてなBookmark被リンク数

CoCoを観ました。CoCoと言っても
CoCo
昔のアイドルユニットではなくて

PIXAR/ディズニーのCGアニメのの方です。
CoCo 邦題:リメンバーミー
邦題は劇中歌のタイトル リメンバー・ミー。CoCoはもうすぐお迎えが来そうな曾祖母の名前です。
CoCoに思い出してもらいたいと思っている高祖父(ひいひいおじいちゃん)の歌が リメンバー・ミーなわけです。
舞台はメキシコ、万聖節の日に行われる死者の日、日本でいうお盆みたいなお祭りでのお話です。
このお祭り、メキシコにキリスト教が伝わる以前いかんよりも古い時代からある風習で、キリスト教の万聖節と習合して今のような形になったそうです。インディオがガイコツ好きなのは昔かららしい。

主人公の少年の名前はミゲル。ディズニー映画には珍しくミゲルのガールフレンドに当たるキャラは出てきません。本作で語られるラブロマンスはミゲルではなく大人達のロマンスなのです。
子供向けには両親や祖父母の愛、大人向けには昔懐かしい人との愛を語る構図、ほんとディズニー映画はよくできています。

毎回ピクサー作品は冒頭に別作品のショートムービーが併映されるのですが、本作ではアナとユキの女王のクリスマスのお話でした。ちょっと季節は図家だけど、もともとクリスマスの時期に公開するつもりが春休みになってしまったらしいです。それにしてもアナ雪にはマトモな男は出てきません。馬鹿バッカ。まだオラフの方がマシなくらいです。新作の歌もあるしファンなら楽しめると思います。

2018/4/1 Sunday

ブラックパンサー

Filed under: - dekaino @ 21:05 このエントリをはてなブックマークに追加 潟泣爾里呂討Bookmark被リンク数

ブラックパンサーを観ました。マーベルヒーローものなんですが相当にヒットしているようです。

基本的には独立国の国王が特殊スーツを着てヒーローやっているというDCコミックのバットマンに近い設定のマーベルヒーローの一人なんですが、アメリカで生活するアフリカ系黒人の琴線に触れる設定、誇り高き故郷、故郷離れても誇り高く生きる黒人たちの演出が受けているようです。
マーベルヒーローの中では能力的にいまいちパットしませんが、キャラではいちばん立っていると思います。まぁそれでもデップーには負けるか?

正当はマーベルヒーローのアクション映画としてよくできてます。

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