でかいの日記帳

2017/7/23 Sunday

ライフ

Filed under: - dekaino @ 16:32 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃのはてなBookmark被リンク数

ライフを観ました。宇宙船での異星生物との戦い。近未来版エイリアンのような恐怖映画です。

火星で発見された休眠している細胞を地球の周回軌道を回るISS研究施設で培養実験していたところ、事故が発生。
乗組員が襲われるというストーリー。いかにもな話ですが、現在の宇宙工学を忠実に再現してリアリティを向上しています。

とはいえど、異星生物については、リアリティはあるのかないのかよくわからない感じです。
エイリアンはもう造形や生態からして怖いのですが、今回 カルビンと呼ばれる生物は力が強くて真空でもしばらく平気で、知能がカラスぐらいには良いっぽいだけで怖くはないんですよね。正直、地球に来ても大した脅威になるとは思えない。
あの宇宙ステーションの中に大型犬だか大型ネコ科肉食獣が1匹まぎれこめば、乗組員がすべて食われてしまうのは当然、でも地球上ではたいして人類の脅威にはなりえないってのと同じ感じに思えてしまいます。

そもそも、神経と筋肉と感覚器を相備える細胞からなる多細胞生物って強いんですかね?
実は神経毒にめちゃ弱いのではないのか? 地球に来ても鉢に刺されたり河豚や毒を含む植物を食べたら、即死する気がしてならないです。タバコの葉を舐めただけで死にそう。増殖能力も人間3人くらい食べてあの程度にしか大きくならないのだし、全然大したことないです。

「未知」の怖さを演出で過大にみせているだけです。
今年上映されるエイリアン・コヴェナントに期待するしかありません。

非常に上映スクリーンが少なく見るのに苦労しましたが、そこまで頑張ってみる必要はないです。
つまらないのはSFだからではなくて、敵の生物の設定が陳腐すぎるからです。残念な作品。

劇場版パワーレンジャー

Filed under: - dekaino @ 14:59 このエントリをはてなブックマークに追加 雁若潟吾c爾里呂討Bookmark被リンク数

劇場版パワーレンジャーを観ました。
東映のスーパー戦隊ものをアメリカ用にローカライズしたヒーロー特撮TVシリーズの劇場版化です。
これが本米では大ヒットして、日本でも売れれば続編製作間違いなしって話でした。
でもどうやら日本では売れてないようですね。残念。

本作、テレビシリーズの話はまったく知らなくてもOK。パワーレンジャーの誕生編というつくりになっています。
冒頭で5人の戦士が選択されるのですが、返信できるようになるまでには修行が必要らしい。
サナギマンのままずっと頑張り続けて、最後の最後に大変身という具合です。

ポリティコルコレクトっぽく人種の性別もバラエティに富んでます。
日本人はいませんが中華系はいます 色はブラック。病気の母親を看病するナイスガイ。
リーダーはアメフトの人気選手で大学推薦入学も決まっていた高校カーストの頂点を極めていた男。なぜか不祥事を起こして補習級に落とされた赤。他にチアリーダーの女子と転校を繰り返して孤立してる女子。
アスペルガースペクトラム症候群のブルーもいてかなり個性的。みんな高校の補習級のクライメイトなのだが、正体は内緒にしなくてイケナイルールなのです。

努力と根性、そして力を合わせた協力プレイ。まさにスーパー戦隊の精神で敵を打ち破ります。
かなり日本人好みのストーリーになっているのに客が入っていないのは、お子様たちは本家のキューレンジャーやらエグゼイドやらに行ってしまって馴染みのないパワーレンジャーに興味を示さないのでしょうね。

絶対楽しめるのに残念な話です。

カーズ/クロスロード

Filed under: - dekaino @ 14:35 このエントリをはてなブックマークに追加 若削鴻若のはてなBookmark被リンク数

カーズ/クロスロードを観ました。PIXARのCarsシリーズの第3段になります。
いままで若者代表のようなライトニング=マックィーンもいつかは老いて引退の時が来る。
そういうお話です。今回のマックィーンはもう初老と言ってもいいくらいのふけっぷり。
ちょっと前まで幼児のような思考回路だったのにどうしちゃったの? 事故で何かが壊れたの? みたいな展開です。

老兵は死なず、ただ消え去るのみ

まさにそんな言葉がよく似合う話なのでした。もう続編作る気はないのかもしれません。
まあでも子供向けなテイストの演出なので子供はわからないならわからないなりに楽しめるとは思います。

2017/7/9 Sunday

メアリと魔女の花

Filed under: - dekaino @ 16:27 このエントリをはてなブックマークに追加 <≪薛絅潟 のはてなBookmark被リンク数

メアリと魔女の花を観ました。スタジオポノック第1回作品です。原作小説は読んでいません。

ジブリの絵柄そっくりですがストーリー展開はちょっと違う感じ。予告編から想像できるストーリー展開そのままっていうのが新しいです。ジブリだといい意味でも悪い意味でも独特な感じで事前の予想を裏切ってくるんだけど、本作はやっぱりそうなるかなぁのままでエンディングを迎えます。
セオリー通りにシナリオ書いたらこうなるよねって教科書的な出来栄え。ある意味でとっても真っ当な娯楽映画です。

原作読んでないので原作との差異はわからないのですが、それなりに違ってる感じ。
魔法大学なのだから、もう少し主人公と学生の交流シーンがあれば話が深くなると思うのですが、そこはスルーで、魔法を学ぶ意義、魔法ってそもそも何ってあたりに観客の意識を向けないようにしている感じです。

最後の方の鏡を使った通信シーンも冒頭の壊れたテレビを使ったら面白かったのにとか、いろいろ惜しい気もします。

主題歌のセカオワの曲がとってつけたようにエンディングクレジットで流れるあたりは、ラピュタとかのリスペクトなんでしょうか? 大人の事情が透けて見えていいですね。ブランド化した後のジブリ作品にないことです。
予告編でみたくなった人にはお勧めです。期待はずれにはなりません。意外性もないですけど。

忍びの国

Filed under: - dekaino @ 15:20 このエントリをはてなブックマークに追加 綽潟修里呂討Bookmark被リンク数

信長が伊賀を攻めた史実に基づく和田竜の同名小説を実写映画化した作品です。

アクションはすごく頑張っていて大野智クンすごいです。でものぼうの城ほどのひょうひょうとした深みは出てない感じがします。
普段の半農半忍の生活が描かれてないのも一因かも。まったく土いじりしてないし、銭ばかりで米で決済してないあたり歴史考証的にもいけてないんですよね。現代人にわかりやすく単純化してるんでしょうけど、あまり功を奏していない。

伊賀忍者の中には後の服部半蔵やその祖先もいるはずなんですが目立ちません。

よそからさらってきた嫁さんの価値観が全然違うってあたりから始まる話なんですが、最後まで違う価値観に振り回された挙句、バッドエンドって流れで爽快感はありません。
観客の過半数は妙齢の女性ばかりで、嵐って人気あるんだなぁとあらためて知りました。

スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー

Filed under: - dekaino @ 15:01 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻若鴻祉鴻cVS潟吾c爾里呂討Bookmark被リンク数

スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャーを観ました。デカレンジャーはデカスワンまで含めてオリジナルキャスト勢ぞろいです。
ギャバン2代目の相棒のシェリーが捜査中に敵に拉致されてしまい、それを追う2代目が強引に捜査を続けるというストーリー。お姫様的ポジションにシェリーこと森田涼花が活躍します。本作でギャバンの相棒をやめてしまうとのことで、本作が東映特撮では最後の出番かも? (もうシンケンジャーもやらないだろうし)

ギャバン1代目+2代目+相棒シェリーとともに行動するデカレンジャーの面々はオリジナルキャストが勢ぞろい。
しかも当時のキャラの細かい設定をいちいち想い出せとばかりに入れてきます。逆立ちして推理するとか確かにやってたなぁ。でもウメ子のお風呂好きって設定だけはなぜかなかったことにされてます。式前夜は念入りに風呂に入るんじゃなかったのか??! そこは大人の事情ということでスルーしましょう。

デカレンジャーは本作で終わりとして、スペーススクワッドシリーズとしてギャバン2代目はこれからも活躍するようです。まぁDVDの売上次第ですけど。

旧作ファンなら見て損はない作品です。でもまぁ劇場じゃなくてDVD/BDでOKかも。

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第二章 発進篇

Filed under: - dekaino @ 14:46 このエントリをはてなブックマークに追加 絎絎ゃ2202紕¥霳篋腴咲牙のはてなBookmark被リンク数

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第二章 発進篇を観ました。またある程度出揃ったら地上波で放送する気もするけどとりあえず劇場で鑑賞しました。
全部で7章の予定で、1章当たり30分番組3〜4話程度のボリュームなので全部で2クールくらいになるんでしょうかね。

旧作白色彗星の話とはいろいろ設定が変わっています。キャラも増えてるんでそれはいいんですけど、島大介の扱いがあまりにも軽い。旧作では古代よりも女性には人気があった気がするんですが、本作ではほとんど空気ですね。
持ち場を任せる部下もいない (島が不在時には古代が操船する) しかもグズグズ煮え切らない言動ばかりが目立ってて、スタッフに嫌われているんでしょうか? 旧作ではいけいけどんどんな空気のヤマトで唯一の良心的ポジションだったのに…

と文句を言いつつ第3章も観に行ってしまうと思うので、いいカモになってますね。
好きな人だけ見にいけばいい作品。

BLAME!

Filed under: - dekaino @ 14:21 このエントリをはてなブックマークに追加 BLAME!のはてなBookmark被リンク数

BLAME!を観ました。アフタヌーンの連載マンガが原作ですが、読んでません。噂ではかなり違う話になっているらしいです。
高度文明が栄えた後に人類の制御から外れたテクノロジーが暴走して荒廃した世界というアリガチな設定です。
もはやエコシステムの中の分解者の立ち位置にまで落ちた人類は、異物排除システム「セイフカード」の駆除対象となっているデストピア世界です。

映像的にはがんばっています。しかし独特な雇用名刺や造語は原作を読んでない人になっては音声情報しかないのでわかりにくいです。

最後のオチもまだこれからも冒険は続くぜ的で、正直現状作品単体としての完成度は低いと言っていいでしょう。
作品世界が好きな人のコレクションアイテムのひとつに過ぎないです。

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