でかいの日記帳

2019/7/28 Sunday

アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲

Filed under: - dekaino @ 11:26 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ≪潟祉鴻/膃筝絽純茱欧里呂討Bookmark被リンク数

アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲を観ました。あの2012年公開のアイアン・スカイの続編ですよ。前作の劇中では月面ナチの地球侵攻は2018年の出来事なのですが、その2018年になって続編が出てきてしまったのですよ!

前作の最後で地球も月面基地もほぼ壊滅したはずなのですが、どっこい月面基地に生き残りが1000人くらいいた。そこにロシアからナチの宇宙船を改造した避難民が合流。しかしもう月面基地も資源も人材もなく限界で、このままだと死を待つばかりって冒頭から、レプタリアン(リザードマン? 竜人間?)との戦いを黒広げるハチャメチャな話です。
なんと今までの人類史の極悪な僭主や独裁者たちはみなレプタリアンが変装していたという設定。いろんな有名人のソックリさんが勢ぞろいです。もちろん前作に出てたヒトラーさんもいますが、ほかにサッチャーとかプーチンとか北の将軍様とか、似てるのから説明されないと分からないものまで勢ぞろいです。

そしてCGシーンもなかなか頑張ってます。もう地球文明は滅んでいるので、前作のようなオタクネタはAppleのジョブス関係だけ。なぜか宗教団体のジョブス教団だけはしぶとく月に居残っているのです。

さあ 唱えなさい Think Differentと

トイストーリー4

Filed under: - dekaino @ 11:24 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ鴻若4のはてなBookmark被リンク数

トイストーリー4を観ました。今年の夏休み映画で一番お勧めです。4作目でダレそうなところなんですがシリーズの中でシナリオはいちばん出来がいいと思います。子ども視点ではハラハラドキドキのアクションが楽しいし、ハイティーンなら人生の選択というメッセージ性が心に刺さるでしょう。

元はゴミでも必要とされればそれはかけがえのないモノになるんですよ。
そしてウッディーが一大決心をします。続編は作れなくはないけれどかなり毛色の違ったものになりそう。

なお、ピクサー恒例のショートおまけムービーは今回はありません。一本勝負です。

2019/7/21 Sunday

ミュウツーの逆襲 EVOLUTION

Filed under: - dekaino @ 21:01 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ若茱 EVOLUTIONのはてなBookmark被リンク数

ミュウツーの逆襲 EVOLUTIONを観ました。
言わずと知れたポケモン映画の原点 ミューツーの逆襲のリメイクです。
なんと脚本が旧作のままの首藤剛志名義のまま! これはかなりすごいことですよ。まさか2019年にして首藤剛志脚本の新作映画が作られるとは思ってもみなかった。スタッフのリスペクトの強さが伝わってきます。
作画がCGになって豪華になっただけで基本ストーリーラインはほぼ同じ。尺の長さも中編と言っていいくらいの短さ。なのにインパクトあるんですね。
ポケモンとは何かという哲学的な疑問に正面からぶつかっただけある骨太の作品です。
旧作を観たことがある人も知らない人も楽しめます。

ダイナー

Filed under: - dekaino @ 20:00 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ爾里呂討Bookmark被リンク数

ダイナーを観ました。殺し屋専門の料理店という設定。オオバ カナコという大馬鹿な娘がヒロインで、玉城ティナが演じます。メイド服の玉城ティナがあの手この手でイジメられる倒錯的な映画なのです。監督は蜷川実花。いかにもな作風です。

基本はマフィアの幹部たちの勢力争いと、勢力争いから一線引いて料理人をやっている主人公ボンベロ(爆弾男?)の絡み合いのドラマです。藤原竜也が演じるボンベロはボンベロで舞台演劇的な過剰な演技が面白いです。
「俺はここの王だ」と宣言するあたりあかにも舞台演劇なのです。CG犬 菊千代もかわいい造形です。

派手なアクションと玉城ティナのイジメられっぷりで十分おなかいっぱいの映画でした。

2019/7/14 Sunday

新聞記者

Filed under: - dekaino @ 21:11 このエントリをはてなブックマークに追加 域荐のはてなBookmark被リンク数

新聞記者を観ました。真相を暴こうとする新聞記者と世論を操作しようとする内閣調査室の職員の話です。どこかで聞いたような政治権力がらみの醜聞がたくさん出てきます。
リアリティがあるようでないようで、いろいろ面白いのですが、現代日本のマスコミと政権の批判の役割はきちんと果たしていると思います。なぜかシネコン最大手のTOHOシネマズは上映しないみたいですけどね。
昔の東映ならこの手の社会派ものをすすんで撮ったんでしょうけど、いまは大手はどこも及び腰ですね。
客席はかなり埋まっていて商業的にも成功だと思います。参院選の結果次第では上映スクリーン数が増えるかも知れませんね。

スパイダーマン: FAR FROM HOME

Filed under: - dekaino @ 20:54 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻ゃ若: FAR FROM HOMEのはてなBookmark被リンク数

スパイダーマン: FAR FROM HOMEを観ました。こんどはヨーロッパで修学旅行。高校生活満喫しまくりのイチャラブ映画ですよ。
もちろんマーベルユニバースでつながっている世界、トニー=スタークが死んでしまってどうしようと落ち込む高校生のピーターがMJといちゃいちゃやって立ち直る話なわけです。いやあニューヨークのMJは本当にイイね。シカゴのMJとは大違いです。そして悪役のミステリオがとてつもなくかっこよく、そしてダサい。素晴らしい出来です。でもリア充爆発しろ映画でもあります。

ピーターがまじ可愛いので必見です。

きみと、波にのれたら

Filed under: - dekaino @ 20:29 このエントリをはてなブックマークに追加 帥羈≪のはてなBookmark被リンク数

きみと、波にのれたらを観ました。とてつもなく両想いいちゃいちゃアニメであります。湯浅政明監督のぐにゃぐにゃ動く手描きアニメでだらだらとイチャラブシーンを流し続けるわけです。コーヒーもオムライスも上手に作るんですよ。そろそろ観客も「リア充 爆発しろ」と思い始めた頃合いに彼氏が事故死するわけです。うわビックリ。この前半までが話の導入部で後半からが本番なのですよ。

残されたヒロインは超傷心モードですが、なんだかんだで超常現象的に死んだ彼氏の霊みたいのが出てきてちょっと幻覚みちゃってるの??って 領域に入っていきます。
なんだかんだあって、悪者の違法花火打ち上げパリピ―が捕まり、彼氏の霊も未練パワーを使い切って天国へ行ってハッピーエンドっぽい終わり方ではあります。
でもラストシーンの数日前は一周忌やったと思うんだよなー。そこら辺の話が全然出てこない。結局彼氏の両親も出てこないあたりがやや不満です。

人の心がハジけたあと、ゆっくりと1年かけて立ち直っていく様子をていねいにていねいに描写した作品です。

2019/7/7 Sunday

ザ・ファブル

Filed under: - dekaino @ 12:16 このエントリをはてなブックマークに追加 吟祉<のはてなBookmark被リンク数

ザ・ファブルを観ました。ヤングマガジン連載の人気漫画が原作です。もちろん私も原作が大好きなのですが、映画化した本作も好きです。
劇場版ということで、かなり設定が原作と違っていますが、これはこれでありなのです。
特にキャンプのサバイバル生活とか、原作では大人になったファブル(佐藤アキラ)がおつきのチンピラ連れて山にこもったりして、これはこれで楽しいシーンだったのですが、劇場版の子役を使った回想シーンも悪くないです。尺の節約にもなるし、原作愛にあふれた脚色と言えるでしょう。これまた子役が巧いんだよね。まじでいいシーンです。
ヨウコを演じる木村文乃もいいですね。90年代のVシネマだったら石野陽子やってそうなハスッパなお姉さん。酒も強いし男をたらしこむし、そして格闘も強いってかっこいいお姉さんをきっちり演じます。岡田准一もいいけど木村文乃もいいですよ。山本美月のミサキちゃんもイメージより背が高いけどまあまあイケてます。
悪役もみんなひとくせふたあってキャラが立っていて楽しいです。バイオレンスアクションとしての質はとても高いです。つーか、岡田准一脱ぎまくり裸族生活しまくり。女子ファンへのサービスなんですか?

もうひとつ言うと、自分はサンマの骨とかケンタッキーの骨をバリバリ食う派なんだが、「ふつう」じゃない扱いされていて衝撃を受けましたよ。いや多数派とは言わないが、ふつうにいるでしょ。みんなカルシウム足りないよ。骨食えよ

まあそういう楽しい作品です。見どころいっぱいです。

海獣の子供

Filed under: - dekaino @ 11:41 このエントリをはてなブックマークに追加 羌欠c絖箴のはてなBookmark被リンク数

海獣の子供を観ました。難解と言われていますが確かに難解。難解というより納得感がまったくないまま話が進んでいく感覚です。
原作のマンガは読んでいなかったの照すが、1巻だけ無料公開されていたので無料分だけ読んでみました。原作を早回しで映像化したので説明不足になっているのかなと思っていたのですが、劇場版は原作マンガを忠実に再現していました。省略も不可情報もなくほぼ忠実な再現。ハンドボールの練習シーンとかもそのまま。しかも原作マンガだと置いて行かれる感がないのです。本作を観たときの「わけわかんないよ 」感覚がなく、むしろジャンプとかの異能力バトル漫画ぜんぜん頭にすっと入ってくる。舞台の新えのすいとかリアルに描かれてるだけあって違和感がないのです。
どうして劇場アニメだと難解になるのだろう? たぶんストーリーが進むペースの演出ですね。マンガなら読者のペースで読み解きながら進むわけですが、アニメのペースはかなり早くて理解する前に新展開が発生してもうついていけないわけです。少なくとも書かれていない行間を読んで背景を推測するような暇はないのです。

原作を再現している点では点数高いですが、劇場策としての演出ペースコントロールには失敗している感じですね。すごい熱料理作画なだけにもったいない感じがします。監督の渡辺歩はベテランなのにどうしてこうなった? ですね。何回も何回も原作を読みこんだ人がターゲットって考えたのかなぁ? ドラえもんなら説明しなくても設定を観客みんな知ってるわけだしね。

原作をあらかじめ読むか、リピーターとなって何回も本作を観るかしないと理解は難しい詰作品です。

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