アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの
アイス・エイジ3 ティラノのおとしものを観ました。
アイスエイジの第三弾。今度は氷の下に恐竜の世界があったという、もはや氷河期関係ないじゃんというストーリーです。CGは大変安定していて安心して見られるレベルで、いろいろな遊びを試みて成功しているといえます。第一作とは雲泥の差、技術の進歩とはすごいものです。
子供向け夏休み映画としてよくできています。
アイス・エイジ3 ティラノのおとしものを観ました。
アイスエイジの第三弾。今度は氷の下に恐竜の世界があったという、もはや氷河期関係ないじゃんというストーリーです。CGは大変安定していて安心して見られるレベルで、いろいろな遊びを試みて成功しているといえます。第一作とは雲泥の差、技術の進歩とはすごいものです。
子供向け夏休み映画としてよくできています。
お台場潮風公園の等身大ガンダムを見てきました。
等身大ガンダムそのものは、ああ作ったのね程度の感想しかありません。目が光ったり首が動いたり、胸から白い煙(通称ハナイキ)が出たり、工夫はありますがロボットとして動くわけではありません。
ガンダムエースの富野&安彦インタビュー記事で、富野監督はこの企画立上げ時に知らされていたら全力で潰す気だったと述べています。でも完成した出来上がりをみたらこれはこれでいいんじゃないのって感想を述べており、なんか富野監督としては首尾一貫していないなって印象を持ちました。
しかし実物を見てなんとなく富野監督の言いたいことがわかった気がします。
そもそも、この企画はGREEN TOKYOプロジェクトの一環として東京都の外郭団体が主催するもので、東京都の緑化運動と東京オリンピック・パラリンピック招致計画の広報活動として企画されたものです。
しかしちょっと考えてください。エコとか緑化とガンダムって関係ないよね。それどころかガンダムは兵器なのでむしろ環境政策とは正反対の資源浪費のシンボルです。
要は製作現場がよくわかっていない自治体をうまく騙して、作りたいように等身大ガンダムを作ってしまったということ。まさにダイキャスト玩具メーカを騙してガンダムを作った富野監督が好きそうな話です。
これは会場の裏に目立たないように設置してある発電機。20台以上の発動発電機が稼動していました。
この一時的イベントのために東京電力からの送電線を潮風公園に引いてくることはできなかったようで、発電機の出番ということらしいです。石油燃やしまくりCO2排出しまくりです。おそらく発電機が1kW供給するために排出するCO2は東京電力が1kW発電するために必要なCO2量より1ケタ以上多いはず。
つまりエコとか緑化とか言ってるのに実態は不必要にCO2を出しまくっているということです。なんという欺瞞! 「みてください これがティターンズのやり方です!」
人間の業は深い…
モンスターVSエイリアンを観ました。
3Dではなく2Dの方。でも面白さには大差ないです。
設定やシナリオはすごくマニアック。古い怪物映画ファンなら元ネタがすぐわかるはず。日本生まれのモスラも出ます。
元ネタがわからなくても、冒険活劇ものや異形となった葛藤などがちゃんと描かれていて子供だけではなく大人も楽しめる、いつものドリームワークス作品です。
ただ、結婚式シーンから始まるにしては恋愛要素はちょっと少ないかも。どっちかっていうとつまんない男は捨てて貴女の人生を楽しめってバブル時代に流行ったような女子応援系のノリです。
大統領が弾くキーボードがYAMAHA DX7なのがマニアックだなぁと思いました。
神奈川県央にある宮ヶ瀬ダムの内部(監査廊)一般公開に行ってきました。
まずは県立あいかわ公園にクルマをとめてダムサイトに。
なかなかの威容。この日は観光放流も行われました。
観光放流とは、本来緊急放出用の吐水口から観光のため6分間だけ水を出して見せるイベント。
すごい迫力です。2つの口あわせて30トン/秒の水量を放出します。
上から見てもなかなかいい風景。
水しぶきの中に虹が出ました。
で、本題の内部一般公開の話。
今年は25日(土)と26日(日)の11:20/14:20の計4回、事前登録無しで誰でも行けば見られる形式で公開されました。先ほどの観光放流した吐水口の制御部も見られます。
まずダム管理事務所に行って受付をしてから、保守作業用階段を10階分60メートル弱を降ります。
この階段はよく平成仮面ライダーの戦闘シーンで使われるので見覚えがある人もいるはず。
普段は一般人は入れない場所なので、この階段を降りただけで感動ものです。
いかにも通りすがりの仮面ライダーが通りすがってそうな場所。
10階分降りて施設内部に入ると、いきなり涼しい。ダム施設内部の室温はダム湖水温とほぼ同じ(まぁ当然)で、当日は外気温は余裕で30度を超してましたが、内部室温は18度でした。おかげで結露しまくりで壁がベチャベチャに濡れる始末。
まずは内部移動用のビークル。ロープウェイカーみたいな乗り物です。
移動体を支持するレールと電力を供給する架線。3本線があるのはおそらく三相交流です。ゆりかもめなどの新都市交通と似た給電設備。
とりあえず乗って記念撮影。乗員がでかすぎて大変なことに。
これはダムの歪み計。これで貯水量などがわかるそうです。
これが観光放流のときに動作していた吐水口ゲート弁を際御する装置
油圧で弁の開閉を行います。左右2つの弁があり、この写真は向かって右側(さっき降った階段に近い方)。
この後、点検用エレベータで下に降りました。このエレベータ普段も一般公開されていますが、ダムの上側の1Fと下側のB3F以外には止まらないようになっています。ところがこの日は見学した監査廊があるB1Fから乗り込みました。いつも通過しているB1Fってこの通路のことだったのか!!
以上、あっという間の内部見学でした。かなり多くの人が見学していました。とにかく涼しいのがうれしかった。夏はいいけど冬はつらそうな場所です。
ハリー・ポッターと謎のプリンスを観ました。原題はHARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE。Half Bloodのところが訳されてませんが、邦訳本の題名にあわせたものと思われます。
本では最終巻のひとつ前に当たるクライマックスに至るまでの、必然的に状況説明が多くなりがちなストーリーです。しかも映画ではさらに圧縮されているので説明しなくてはいけないことを一通りこなしました感が強く全然遊びがない感じです。
主要キャラはみんな発情しまくってるし、対抗馬的キャラのルナ=ラブグッドは全然目立たないし、ひとつの映画作品としてみたらかなりひどい出来。ただしCGは気合入っています。ハリーポッターサーガの一連の流れで中だるみしている作品です。
ドラコ=マルフォイのおつきの2人の方がカッコよくなってる現象を再確認できるかと思ったのですが、劇中でマルフォイ家は没落しており、ドラコは学園でも孤立しているため、おつきの2人の出番は無し。残念!
次回でやっと完結かと思ったら、最終巻は2つに分けて映画化されると、本編後に予告してました。なんか小学館の漫画誌のだらだら連載みたいな引き延ばしにちょっと萎えます。
ここまで全作つきあったのなら、しょうがなく付き合ってもいいかな程度の作品。
来年には使えなくなるソフトバンク2G端末をギリギリまで使い倒そうかと思っていたのですが、8月から基本料がソフトバンク月月割の対象からはずれるという報道がいくつかされたので、あせって機種変更しました。
右側が今まで使っていたJ-Phone 2G端末J-N05(NEC製)、左側が今回機種変更したサムスン製821SC。
サムスン製端末を選んだ理由はひとつ。月額割賦金が1280円以下の中で一番まともそうだったから。
いろいろ、余計なオプションプランを押し付けられるのがいやだったので、ハマの蛙男祭りを横浜まで観に行ったついでに、ソフトバンク直営のソフトバンクショップ ザ・ダイヤモンド店で契約。一応口ではいろいろオプションプランを進めてきますが、不要だというだけですんなり引き下がる上品さはさすが直営店です。
代理店みたいに謎の頭金を請求したり、オプションパックは必ず入らなくてはいけないと嘘までついて勧誘したりはしません。
画面が大きい分、新しい方がちょっと底面積が広いですが、厚みについては断然薄い。カメラの性能もさすがによくなっている様子。ホワイトプランで安く使い込むには十分すぎます。
充電がUSBからできるのも意外と便利だったりします。
2Gに比べて3Gの電波の入り具合は、街中ではたいした差はないようです。今度山奥(といっても本厚木駅からクルマで30分くらい)に行ったときに電波の入り具合を確認しようかと思っています。
地下街でもなければ案外3Gでもさほど困らないのかも?
ハマの蛙男祭り 緑の蛙男/黄色い蛙男を観ました。
今月上旬に観たハマの蛙男祭り 赤い蛙男/青い蛙男に続く作品です。
緑は大人向けファミリーもので、京浜家族と「菅井君と家族石」から選んだエピソード。黄色は子供も楽しめるファミリーもので、同じく京浜家族と土管くんシリーズからいくつかエピソードが選ばれています。
どちらも上映時間は1時間。やはり大人が観るなら大人向けの緑の方が面白いかも。
映画館にあるレオナルド博士の等身大ぬいぐるみ。左側にいるでかいのと負けず劣らずのでかさ。
ノウイングをTOHOシネマズ海老名で観たのですが、本編開始前の上映についていくつか変化がありました。
まず、鷹の爪のマナームービーが新作に。今度はレオナルド博士(白衣の熊)がメイン。ガールフレンドのメス熊も競演です。
そして、TOHOシネポイントカードの宣伝はトムスのCGアニメ、スケアクロウマンが宣伝する新フイルムに替わりました。これもなかなか面白かったです。
最後に、ギフトムービー。これは本編の前に無料でショートムービーを上映するというサービス企画のようです。もう料金値下げでの競争はきついので、こういう企画で他映画館と差別化していく戦略なんでしょう。眼の付け所はいい。
しかし、これがつまらない。紙兎ロペという作品なのですが、解像度が高いだけで動きもないしシナリオもスカスカ、どうにもなりません。どうやら数年前に個人的に作った動画をWebで公開していたものらしいです。→blogの残骸
いくらなんでも初手でこの低クオリティはヤバいです。正直、MOVIX(松竹系シネコン)で同じように本編前に上映していたノラビッツ・ミニッツの足元にも及びません。奇しくも同じウサギのキャラなのにこの差はどうよ?
TOHOシネマズさん、もうちょっとお金出してまともな作品をキッチリ作ってはいかがでしょうか?
ノウイングを観ました。
CGバリバリの世界の終末を扱った映画です。
とにかく世界観が古きよきアメリカの主流派、東海岸の白人でプロテスタントの中産階級にコビまくりな映画です。日本でいう三丁目の夕日が団塊世代にコビまくっているようなもの。老人向けかつキリスト教くさいストーリーです。
MITで宇宙物理学を教えている大学教授のジョンが主人公。彼は妻と死別し一人息子のケレイブと二人で暮らしています。
おそらくカール・セーガンあたりがモデル。しかしジョンは、古いキリスト教信者がもつ科学者のイメージ、無神論に近い人物像を体現しているだけで、セーガンとは違ってぜんぜん科学者らしくないです。
雑賀に自分が救われないとわかったとき、ただ嘆くだけ。いやセーガンだったらそこで人類の文化を記録したメモリデバイスなりなんなりを託すでしょう。ボイジャーに積み込んだ異星人へのメッセージみたいに。
そういう発想が出てこないあたりがそこが浅いです。無神論者が超越存在に遭遇して右往左往するような、老人たちは溜飲を下せるシーンさえあればいいというところか?
ストーリーとしてはまったく感情移入できないしリアリティを感じさせませんが、特撮はすごいです。とにかく大規模災害のシーンがすごい。飛行機は墜落して地表に激突するし、地下鉄が脱線して大惨事。見所です。
それから子役たちも巧いです。
救われるのは白人だけ。ポリティカルコレクトをここまで堂々と無視する潔さにしびれる映画です。
(一応逃げ道として方舟は一つだけじゃないことを示して、あっちには白人以外も乗ってるといいわけできるようにはなってます)
横浜みなとみらい地区にあるBrillia SHORTS SHORT THEATERで上映されているハマの蛙男祭り-蛙男商会5年間の軌跡 頑張れオレ!-を観に行きました。正確には赤、青、緑、黄と4部あるうちの赤と青だけ観ました。残る2つは7月下旬に上映される予定です。
最新作の京浜家族を冒頭に上映し、続いて過去の作品の蔵出しという構成です。各色でテーマがあり、赤が社会風刺、青がサラリーマンの悲哀というテーマ。ちなみに残る2つはファミリーものらしい。
京浜家族はさすがに最新作で画質もバッチリ。クレジットによると投影アニメーションも絡んでいるようでまったく安心して見られます。しかし過去の蔵出し作品の中にはPCフラッシュ画像そのままのレベルの画質のものもありちょっと大画面で見るにはキツいかも? まぁDVDを買って観るなら問題ない程度です。
京浜家族に出てくる主人公が勤務する京浜広告での同僚の女性社員の宮崎さん。最近流行の森ガールというんでしょうか? いかにも森にいそうな女性です。森といっても「ここはお前の住む所じゃないの。森にお帰り」的な瘴気マスクなしで入ると肺が焼けてしまう森です。
蒼井優を森に強制移住させても生活に困りそうだけどナウシカだったらむしろ森じゃなきゃ生きていけない感じだから、宮崎さんこそ真の森ガールに違いない。ファッションは地味なOLっぽいですが…
東京ビッグサイトで開催されているブックフェア2009に行ってきました。
毎年恒例の出版業界の展示会です。展示会には珍しく土日もやっており一般消費者も対象としています。
従来の書籍だけではなく、未来システムの提案もありました。
これは富士通フロンテックが参考出品していたカラー電子ペーパーFLEPiaによる電子ブックシステム。
洋書のバーゲンセールもやっていました。
UKで一番売れているSF作家ピーターFハミルトンのNight’s Dawn三部作のペーパーバック本。
書かれたのは90年代中期。その頃にはすでに海外SF出版の機運はかなり下がっていたため、こんな有名な作品なのに、日本語には訳されていません。正直な話いまの海外SF小説の出版状況は、映画化されればノベライズ版という扱いで訳本が出る可能性がなきしにもあらずという程度。海外ファンタジィの方がよほど状況がいいです。
各冊1200ページ強、英国内価格は8.99ポンドとの表示があります。いま1ポンド150円前後なので日本円にして1350円ぐらいでしょうか? Amazonでも新品は1500円程度で売られているようです。
これが洋書バーゲンで500円/冊だったのでかなりお買い得でした。仕入れても売れずに損切り覚悟で投売りされたんでしょう。それにしても今はSFが売れない時代なんだなぁと実感しました。
トランスフォーマー/リベンジを観ました。原題はTRANSFORMERS: REVENGE OF THE FALLEN、直訳すればFALLENの逆襲です。FALLENとは今回の敵ボス。
前作と同様マイケル=ベイ監督で、世界観やキャラも前作から引き継がれています。
今回は、主人公のサムが大学に入るあたりから始まります。高校時代からワンランク上がったお色気エピソード満載、とてつもなく永井豪テイストです。キューティーハニーとかけっこう仮面系。
予告編で流されていた空母とか大ピラミッドに隕石が落ちてくるシーンは序盤かと思ったらかなり終盤のシーンで驚きました。予告編とはだいぶ違う印象です。
前作では地球の軍事力ではディセプティコンにはまったく歯が立たない感じでしたが、本作では戦車とか攻撃機で普通に戦えています。敵は弱体化しているかも?
主な舞台はアメリカ人が大好きなエジプト。なぜかエジプトに米軍の空挺団とかヨルダン空軍がきてディセプティコン(敵)軍団と戦ってしまいます。エジプト・アラブ共和国の主権は完全無視です。アメリカ人のエジプト感がよくわかる(笑
ド派手なアクション満載の娯楽作としてはよい出来です。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を観ました。2007に上映されたヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の続編です。
前作の序は単なるテレビ版の焼き直しであり新味はまるでなかったのですが、本作はほとんどが新作カットで、ストーリーもプロットはテレビ版をなぞってはいるもののまったくのオリジナルです。
映像もかなり派手で見応えがあります。前作と同様に冒頭は夜間の暗い画面で映画フイルムでみないとよくわからないと思います。おそらく次回作のQの公開時に放送されるであろう金曜ロードショーをテレビで観ると暗くてよくわからない絵になるはず。
アスカはなぜかドイツ語を話しません。というかドイツという国名すら出てきません。まぁ宮村優子のドイツ語はHEROESのアンドー君の日本語よりひどい代物だったので、これはこれでヨシでしょう。
また、よくひとりでワンダースワン(グンペイか?)を遊びます。
ネタバレにならないようにというよりは、ストーリーの解説は一朝一夕には無理なのでストーリーの詳細は書けません。何回か繰り返し観ても、観るたびに新発見がありそうな雰囲気です。
ただ、シンジの性格がだいぶ熱血ヒーローっぽくなっている印象はあります。
ガンダムでたとえればテレビ版のシンジはテレビ版のアムロで、本作のシンジは岡崎優版のアムロです(ギレンの演説聴いただけで鉄拳でテレビを打ち砕く熱血漢!)。
新キャラのメガネ女は今回はキャラの深堀りはありません。アクションはたくさんするけど名前はほとんど呼ばれない程度。
前作とはうってかわり、かなり面白くできています。
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