でかいの日記帳

2017/2/24 Friday

劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケール

Filed under: - dekaino @ 5:52 このエントリをはてなブックマークに追加 雁純若≪若祉潟ゃ 若c鐔ャ鴻宴若のはてなBookmark被リンク数

劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケールを観ました。ネット小説が原作のテレビアニメシリーズの後日談の映画化らしいのですが、テレビシリーズはほとんど見てません。

めちゃくちゃ観客が入っていて相当の人気らしいです。でも世間で全然騒がれてない気もする。観客層と僕の世間は相当ずれているのでしょう。
ストーリー的にはよくある話、井上敏樹が脚本描いた平成ライダーの初期シリーズにありがちという設定ではあります。
ただ、敵の拠点が平成ライダーだと八王子の東京工科大学なのに対して、本作だと目黒区大岡山の東京工業大学って違いだけ。ああ、ラストバトルの舞台も平成ライダーだとさいたまアリーナが定番ですが、本作ではまだ建設中の新国立競技場という違いもありましたね。
どちらにしてもフォーマットが非常によく似ていて、リスペクトなのかただなぞっているだけなのかわからないくらいです。
神崎優衣「お兄ちゃん もうやめようよー」(龍騎)の再来であります

まぁ、主人公が結局なんだか理由もなく俺ツエー系のラノベありがち型なのはライダーシリーズとは違うかも。

この手のバトル型ゲームになぜかリア充女子が多数混じってるのニ超違和感がありますがそれはそれなんでしょうかね。

新国立競技場や東工大という実写撮影ができない・難しい舞台で表現できるのがアニメのいいところ。そこだけは評価できる作品でした。

2017/2/23 Thursday

サバイバルファミリー

Filed under: - dekaino @ 6:30 このエントリをはてなブックマークに追加 泣ゃ<爾里呂討Bookmark被リンク数

サバイバルファミリーを観ました。いきなり電機が使えなくなった世界をサバイバルする家族の話です。
似たような米ドラマRevolutionってのもありましたね。Season2であえなく打ちきりでしたが。

本作は現実的な科学交渉は切り捨てて、三丁目の夕日が描く美化された昭和30年代のように、美化されたサバイバル生活だけが出てきます。本当にキレいなもんです。電力喪失してるのに人ひとり死ぬシーンが出てこないです。

運行中の飛行機はみな落ちるだろうし、原子力発電所はもれなく爆発するだろうし、人類は人口の半数を失って今日降るレベルの災害がありそうなものなのにほのぼのとサバイバル生活が描かれます。

Revolutionでも出てきましたが、電気がなくても動く乗り物として蒸気機関車が出てきます。
でも蒸気機関車がうごくなら電子制御してない古いディーゼルエンジンだって動くはず。
高速道路に動いてるトラックやラパスがいてもおかしくないんだけど出てきません。
つーか蒸気機関車をわざわざ管理してる方が無理がある展開です。坂道でエンジン押しがけしてバス走らせた方が楽だと思います。

電力が復活した後も、原潜はすべて沈んだまま乗員が死んでるだろうし、世界のパワーバランスがとんでもないことになってそう、とか考えてはいけない作品なのです。

2017/2/17 Friday

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

Filed under: - dekaino @ 6:19 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻祉違潟絅絋,里呂討Bookmark被リンク数

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちを観ました。
原題はMISS PEREGRINE’S HOME FOR PECULIAR CHILDREN。訳すなら「ミス・ペレグリンの家と奇妙なこどもたち」なんだろうけど、なんでわざわざ家を落とすのか? タイトル長すぎるから?? 本作での一番の謎です。

監督はティム=バートン。キャラクターもいつものティム=バートン作品に出てきそうな人ばかりです。
若い頃 出張ばかりして家にいつかなかった老人。ホラばかり吹いて信用されていない。その老人の子は小説家といいつつ夢を持たない現実主義者。その小説家の子供、つまり老人から見て孫が本作の主人公です。

ただ本作ではシナリオが弱いというかアクションシーンはいいんだけどキャラの辛みが投げっぱなしです。
とくに小説家の父は後半以降まったく出てこなくなります。そこまで使い捨てされるほど軽い扱いしなくてもいいじゃないか。

異能者の少女エマが主人公の少年ジェイクを誘惑するシーケンスが楽しいです。
薄着ですきんしっぷしまくったり、秘密の部屋に案内して二人きりになったり、童貞少年ジェイクはのぼせ上がるのも無理はない。不可抗力です。

製作費は高そうだけど、ティム=バートン作品としての完成度は低い感じではありますが、アクション映画として楽しめると思います。

2017/2/5 Sunday

虐殺器官

Filed under: - dekaino @ 12:01 このエントリをはてなブックマークに追加 罧阪絎のはてなBookmark被リンク数

虐殺器官を観ました。伊藤計劃の小説のアニメ映画化する一連の企画の作品ですが、本作だけ制作会社の倒産などにより公開が1年以上遅れてしまいました。
トランプ政権誕生後に観るとまた意味合いが違ってしまう気もしますね。

本作はSFというよりは幻想小説なのでセンスオブワンダーはありません。
ストーリーの力というか思想に与える影響を大きくとらえている文学者ならではの世界観で、どうして世界から殺し合いがなくならないのかって話です。

ビジュアル的にはSF風ですけど基本は会話とモノローグだけで進み、映像で納得感が得られるわけではありません。そういう文脈で、本作はあくまでも小説で映像は贅沢な予算で作った挿絵にすぎません。

遠隔操作の無人機による虐殺みたいな話も出てこないあたり、個人的には本作の思想には全く同意できないです。
ラストシーンもその後どうなったかは勝手に考えろ的突き放しは、手抜きっぽく思えました。

まぁでも紆余曲折を経てここまで作り上げてきたのは素晴らしいことだと思います。

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門

Filed under: - dekaino @ 11:44 このエントリをはてなブックマークに追加 LUPIN THE IIIRD茵喝篋чのはてなBookmark被リンク数

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門を観ました。ルパン三世の一味で最も超人的力を持つ男 石川五ェ門をメインにした作品です。「未熟なり五ェ門」って宣伝されてます。

本作はルパンとか不二子とか五ェ門という以前に最高の博徒映画ですよ。
いきなりスタートのカジノ船のシーンでやってる賭博が手本引き。きっちり正しい作法で手本引き。渋すぎます。
もはや実写では撮れないシーンをやるからこそアニメですね。東映の任侠映画ファンなら必見です。

1話30分のテレビフォーマットを前後編の2話まとめたという形式の上映で、これはもともとパイロットフィルムだったのかな? テレビシリーズ企画はぽしゃったけどパイロットの出来があまりによくてDVDに収録するだけじゃもったいないので劇場上映企画にしたという感じです。確かに大画面で観ても全然問題ないクオリティですよ。

敵キャラの謎のマッチョ戦士ホークだけでなく、博徒同士の抗争と五ェ門との対立と決着のつけ方もよろしい。
肉を切らせて骨を断つって表現がかっこいい。
銭形の組織の歯車な生き方もいいですよ。

次元もちょっとだけ活躍します。和室のサーバールームがイカしてます!!

30分×2話で特別料金の上映企画。五ェ門ファンだけでなく、博徒映画が好きな人も必見です。

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