シャン・チー/テン・リングスの伝説
シャン・チー/テン・リングスの伝説を観ました。マーベルの中国を舞台にした中国人のヒーローものですよ。まあ主人公は在米華人ではあるんですが、今回は里帰りして本国で戦います。
主人公は姓がシャンで名がチーではないですよ。フルネームはシュー・シャンチー(徐尚気)。中国から米国の大学に留学していい成績で卒業したものの、サンフランシスコでホテルの駐車場係をやっているのです。
そして、ヒロインもおなじ駐車場係の中国系移民3世。名はケイティ(Katy)。スパイダーマンのMJに通じますね。ただ、MJはピーターの正体を知らないしましてや一緒に戦うなんてしないけれども、ケイティはシャンチーの正体を知ってるし、魔法の弓で共闘するんだよね。さすが今風のヒロインです。
マカオに上陸した後、クルマを盗んでシャンチーの亡き母の実家がある中国奥地の秘境ターロー村(大羅村)までカーチェイスしまくるんですが、なぜかこのクルマ右ハンドルのBMW。あれ中国って右側通行左ハンドルの国だよね? なぜ???
どうやら、オーストラリアロケで撮影したらしく、そのせいで右ハンドルのクルマみたいなんですよね。
中国本土ロケしてないこともあって、中国で上映ストップがかかってるのかもしれません。
シャンチーの父、シューウェンウー(徐文武)、シャンチーの妹のシューシャーリン(徐夏霊)、亡き母の妹つまり叔母のインナン(応南)とか身内ばっかり出てきて敵味方に分かれてバトルバトル。君ら家族の内輪もめで地球を危機に陥れないでほしい!
まあ、細かいアラは色々見えるけれども、中華武術ベースの超能力バトルは見ごたえたっぷり。ドラゴンの描写もバッチリです。マーベルヒーローとしてはシャンチーはかなり強い方ではないのかなぁ?
アクション映画としてはかなり楽しめる作品です。
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