でかいの日記帳

2019/3/3 Sunday

アリータ:バトル・エンジェル

Filed under: - dekaino @ 12:53 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪若:祉潟吾сのはてなBookmark被リンク数

アリータ:バトル・エンジェルを観ました。銃夢の実写映画化です。

デッキマンを再現してるあたりがニクいっていうか、コイツがいるだけで間違いなく銃夢ワールドだったわかります。
デッキマン
デッキマン便利だわー
ストーリーはクズ鉄町の中だけで進みます。原作のだいぶ初期の方だけ。ただし、ボスキャラの顔見せだけはしているのでいくらでも続編を作れる建て付けになっています。
バトルシーンがいかにも東洋なカンフーアクションなのが楽しい。名前がガリイじゃないだけで他の部分の原作再現度は高いですよ。特にクズ鉄町のセットというか美術がめちゃくちゃ手が込んでてすごいと思いました。
でもボタ山の近くにできたバラック街みたいなもっと生活空間として劣悪な環境かと思っていたのですが、意外と文化的で健康的な住環境なのに驚きました。ぷっとい水道管があるんだもんな―。いやあクズ鉄町って水道引いてたんだ。原作では井戸水じゃなかったっけ??

続編ありそうですね

僕の彼女は魔法使い

Filed under: - dekaino @ 12:18 このエントリをはてなブックマークに追加 綵弱コ薛羈篏帥のはてなBookmark被リンク数

僕の彼女は魔法使いを観ました。幸福の科学ブランド映画です。幸福の科学の映画っていつも流行りの映画の後追いが多いのですが、今回はアナ雪からララランドまでのミュージカルの流れの企画のようです。教祖の娘が歌いますよー。

大川宏洋が隆法パパとケンカ別れして破門になったわけですが、その影響は強いです。正直、宏洋が抜けた後の幸福科学映画はつまらないです。本作も千眼美子の演技と佐伯日菜子が出てくる数カットを除けば駄作です。
とにかく教祖は男が何のアクションをしなくても女性の方から押しかけ女房的にプッシュしてくるタイプの恋愛を理想としているようでキモイです。かぼちゃワインだってそこまでじゃねーよ。お弁当つくらせてきゃっきゃウフフとかを実写で見ると本気でヤバいと思います。千眼美子の無駄遣い。つーかブロッコリくらい好き嫌いせずに食えよ、手作りにこだわらなくたって魔法でも買った総菜でも美味けりゃいいじゃん。手作り至上主義あたりにストレートにやばさがにじみ出てます。

やはり、教祖が常識や良識と信じているもののヤバさがフィルター通さずに直接映像化されているあたりひきますね。
もうちょっとオブラートにかけて映画として面白くできるスタッフが必要です。大川宏洋はその意味でマジ才能あったんだなぁと思いますよ。大川宏洋 監督・脚本の君のまなざし のキレっぷりといったらもう!!

千眼美子と佐伯日菜子しかいいところがない映画ですが、2人が同時に出てくるシーンはないんですね。おそらく撮影も別々のように思えます。ふたり共演しているところがみたかった、そんな映画です。

フォルトゥナの瞳

Filed under: - dekaino @ 12:11 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ海里呂討Bookmark被リンク数

フォルトゥナの瞳を観ました。死期が近い人が透けて見える能力を持つ人の話です。原作は百田尚樹ですが未読です。
まあ超能力バトル漫画では出てきがちの能力ですが、その設定を一生懸命広げているという感じの話です。

ミステリものとして評するなら思いっきり底が浅いです。もう先が読めまくり、伏線が出雲大社のしめ縄より太い感じで、初心者のなろう小説サイトの投稿作かいって酷さです。
しかし、映像作品としてみるとやっぱり有村架純がすごくいいんですね。架純が演じているというだけですべて許されてしまいます。神木隆之介だってマジメに演じてます。こんなに穴だらけのプロットでよくもまあここまでシリアス感を出せるのか、不思議なくらいです。

ストーリーより役者を楽しみたい人向けの映画です。

七つの会議

Filed under: - dekaino @ 11:40 このエントリをはてなブックマークに追加 筝ゃ篌茘阿里呂討Bookmark被リンク数

七つの会議を観ました。池井戸原作ですよ。大手総合メーカーの子会社の不祥事の話です。
一応舞台設定は現団になっているようですが、明らかにバブルの頃の話っぽい。いまどきOL制服きてるデータ整理雑用係が派遣じゃなくて直雇用社員(いわゆる一般職?)なんてありえないっすよね。池井戸氏の引出しにはその頃の時代までしか入ってないんですよね。

尾や会社より子会社の方が古くて悪い習慣を堅持しているのはありがちな話で、そういう意味ではリアルの企業ドラマです。
ただし営業一課が調達までやってたというのは絶対におかしいわけで、これはいわゆる事業部制とか社内カンパニーといった、やはりバブル期に流行した独立性の高い組織を社内につくるという体制の話ではないでしょうか? 最近凋落した東芝もカンパニー制やってて、半導体のカンパニーは自分が悪いわけでもないのに、金の卵として売却されてしまいましたね。

営業部長を事業部長に読み直すと少しリアリティが上がるのかも。設計部、製造部、品質保証部など語り始めると劇場映画の尺におさまらないので、あえての矮小化なのでしょう。
基本コンセプトはぐーたらだと思ってたダメ係長が実は切れ者だったという美味しんぽの山岡士郎とか釣りバカ浜ちゃん的な鉄板のサラリーマン漫画の文法なのですが、野村萬斎が怪演がレベル高すぎて、初見からぐーたら社員に全然見えない。どこからみてもバレバレの只野仁ってところが問題かもしれません。

いろいろ言いましたが人道的にも心現れる作品です。

ファースト・マン

Filed under: - dekaino @ 11:25 このエントリをはてなブックマークに追加 <若鴻祉海里呂討Bookmark被リンク数

ファースト・マンを観ました。言わずもがな アポロ11号が月に行った時の話ですね。ただしこれはアポロ計画のドキュメンタリー映画ではありません。あくまでも月探査船のコマンダーであるニール=アームストロングの半生をつづった作品となります。

1969年7月の月着陸から50年たった区切りの年の企画なのでしょう。今の技術でアポロ計画の再現映像のレベルはとても高いですが、本作のテーマはそこではありません。あくまでもニール=アームストロング個人がどうしてアポロ計画に参画し、月に行くこととなり、月探査の往復で何を得たのか、彼の娘との因縁をふくめて丁寧に描写されます。

いま月探査計画は中国がバリバリ目指していて数年内には再び有人月探査が行われることでしょう。だからこそ50年前の技術で月に行った彼らについて考え直してみるいい機会だと思います。
それにしても同僚のバズがいい味出してます。アメリカ人は本当にバズが好きなんだよね。長生きしてほしいです。

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