でかいの日記帳

2014/1/19 Sunday

永遠の0

Filed under: - dekaino @ 22:18 このエントリをはてなブックマークに追加 羂檎0のはてなBookmark被リンク数

永遠の0を観ました。百田尚樹の小説の映画化です。ALWAYS三丁目シリーズの山崎貴と白組のハイレベル特撮がウリです。

とにかくゼロ戦や空母の再現レベルが高い。海の表現が昔の大プール+ミニチュアとは大違い。うまいこと騙くらかしてカネ集めて作っちゃった素晴らしい映像です。
それにたいしドラマパートはもう何でもいい感じ。山崎貴監督お得意の小学生にもわかるような過剰な説明でお涙ちょうだいの人情芝居です。DVD借りてみるなら特撮パートだけ見るのが正しい。

とにかく主人公の司法浪人ニートが26歳にしては頭が弱すぎます。
人前で自分の祖父のことを「おじいさんが…」とか平気で言うし、そこは「祖父が…」でしょ。
合コンの席で「特攻と自爆テロは全然違うんだ」とか言い出すし空気読めてない以前に、自爆テロの犯人にだって家族がいるってところに考えが至らないあたり、本当に頭悪い。
本当の祖父と義理の祖父の人生を知った後でもなんら成長してない風ですごいですよ。あと何年たっても司法試験には合格しないだろうな。

何がすごいって三浦春馬くんはこんなバカな役やらせてもイケメンなオーラ出てるからすごい。

「特攻と自爆テロは全然違う」は原作者の百田尚樹のトンデモ思想なんでしょうけど
敵の連合国側の軍人はみなモブキャラで、米兵にも家族なり守るべきものがあるって表現はあえて排除してるのもそういうことなのかな? まぁそれやっちゃうとただでさえ長い尺がますます長くなってしまうんでしょうがなかっのでしょう。

それから本作で現代とされている年代がよくわからない。
母が真珠湾攻撃の翌年に生まれてるってことは1942年生まれ。それじゃ71か72歳でしょ。風吹ジュンはそこまでのお年には見えませんけど。だいたい72歳の子どもが26歳はありえない。じゃあ現代とされている年代はかなり昔なのかと思えば、ネットで退役軍人会の情報が調べられたり、パソコンでIEつかってたりしてるので少なくとも1996年よりは後っぽい。
ただ携帯がスマホじゃなくて折りたためるガラケーだったので2000年前後くらいなのか?
母の年が58で下の子の年が26歳ならギリありかな? 合コンはもうちょっと前のバブリーな時代ってぽいけどなー。

ここは原作が出版された年と映画が公開された年のズレがあるせいなのかな。ちょっと気になりました。

ALWAYS 永遠の0、特撮だけみるのが吉

劇場版黒執事

Filed under: - dekaino @ 21:29 このエントリをはてなブックマークに追加 雁藥隙のはてなBookmark被リンク数

劇場版黒執事を観ました。人気マンガが原作とのことですが未読です。
ひさびさの水嶋ヒロ主演ですよ。研音をクビになったときにやってたBECK以来なのかな?

魂を渡すという契約で呼び出した悪魔を執事として使役するという設定ですが、悪魔にしては非常に普通です。確かにちょっと標準より頭が切れて身体能力が高いようですが、空を飛んだり口から火を吐いたりするわけではありません。そういうSF的効果なしにひたすらアクションだけで攻めるあたりがむしろ新鮮で面白いです。超能力バトルっていまどきありふれてて飽きられてるし。
ゴーリキさんは普通に演技してましたね。笑わなきゃ特に問題ないみたい。
ただ男装しているメリットがよくわかりませんでした。原作がそうだからってだけなのかな?

水嶋ヒロいいですね。アクションきれきれです。レベルの高いアクション映画に仕上がってます。

2014/1/12 Sunday

大脱出

Filed under: - dekaino @ 21:09 このエントリをはてなブックマークに追加 紊ц怨困里呂討Bookmark被リンク数

大脱出を観ました。シルベスター=スタローンとアーノルド=シュワルツネッガーの2大巨頭ダブル主演のアクション映画です。
悪役のホブス所長を演ずるのはジム=カヴィーゼルP.O.Iのリース君ですよ。またはパッションのキリスト(ちょっと古い)。

よくある脱獄ものだけど、スタローンがシュワルツネッガーより知的に見える役をやりこなすのはちょっとビックリ。なんかすごいですよ。

しかしストーリーのカギとなる公海上の民間船の中に監獄を作るってアイデアは、実の所全然ダメなんじゃないかな。臨検くらったら終わりでしょう。せめてどこかの小国の軍艦籍にしておけばいいのに。軍艦じゃないと臨検拒否できないですから。その小国が海軍力なんか必要なさそうな内陸国だったりすると怪しいリアリティが出てきそうです。

続編つくるなら今度は月にでも監獄つくるんでしょうか?

伏 鉄砲娘の捕物帳

Filed under: - dekaino @ 9:05 このエントリをはてなブックマークに追加 篌 峨絽海里呂討Bookmark被リンク数

伏 鉄砲娘の捕物帳、劇場ではなくてスカパーの放送で視聴しました。
映画館で予告編をみた時は、鉄砲かついでる少女が伏って名前で、犬っぽいモンスターが出てくるから、里見八犬伝の焼き直しで戦う伏姫と愉快な下僕犬士たちってコンセプトの作品かなと思ってました。BGMがCHARAだったので劇場の大音響でCHARAの歌声きかせるのは地獄の責め苦と思い、映画はみにいかなかったんですよね。

スカパーで視聴してみたところ、CHARAの歌は最後の最後にちょっとだけでてくるだけだったので杞憂だったようです。思った以上に気合の入った作画でていねいに作られている作品でした。
主人公は浜路という山村の猟師の娘で兄を頼って江戸に出てきて、近頃江戸を騒がせている伏と呼ばれる化け物を退治するという話。やはり八犬伝が元ネタなんだけど思ってのと違うアレンジの作品でした。そもそも鉄砲娘が江戸に出てくるって無茶だよね。絶対に関所通してくれませんよ。入鉄砲と出女のダブルでアウトでしょ。

なにやら同名の小説が原作らしいです。文春創立90周年記念作品ってことで、これは文春うまく騙されましたな。オネアミスの翼でガイナックスで騙されたバンダイくらいやられまくってます。まぁ文化事業ってこんなもんでしょう。
これからもどんどん騙されて金を出してください。

歌丸師匠が声をやってるのはなかなか面白いかも。
主題歌がCHARAでなければ興行収入に貢献できたんだけど、残念。

ゼロ・グラビティ

Filed under: - dekaino @ 8:35 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉違のはてなBookmark被リンク数

ゼロ・グラビティを観ました。
衛星軌道にあるハッブル望遠鏡の修理作業をしていた宇宙飛行士が事故にあうサバイバルもの。
正直科学考証的にはトンデモだらけのご都合主義ではあります。
着水ポイントが淡水湖(カエルがいたから淡水なのは確実)なのも都合よすぎ。
中国のステーション名が天安門なのはシャレをきかせ過ぎ。後100年経って宇宙卓球が普及する時代になってもそんな命名できないですよ。

しかし、3D映像としてはなかなか真に迫る説得力があります。ぜひ3D大画面でみてほしい作品。

2014/1/5 Sunday

劇場版HUNTER×HUNTER-The LAST MISSION-

Filed under: - dekaino @ 6:13 このエントリをはてなブックマークに追加 雁HUNTERHUNTER-The LAST MISSION-のはてなBookmark被リンク数

劇場版HUNTER×HUNTER-The LAST MISSION-を観ました。何がLASTなんだかわかりませんが、現業版第2弾ということらしいです。
ハンター協会のネテロ会長がまだ健在な頃のお話。ホリーポッター完結後、もう劇場では永井一郎の長ゼリフを聞けなくなったと思っていましたが、本作ではネテロ会長役として永井一郎の声が存分に楽しめます。

外伝ストーリーなので、主要キャラが死なないことは確定で、どうにも緊張感は出ないのですが、ハンター協会の汚れ仕事担当の闇組織がうんたらみたいなお話です。
あれ? これってNARUTOのパクリ…もといオマージュですかね? ていうか富樫はこんなのばっかりだ。パクってもオリジナルより設定が矛盾せずに筋が通ってて面白ければ、それはそれでよいとは思います。

来場者特典のタオルがペラペラでしょぼいです。こんなところにも円安の影響か?

ウォーキング with ダイナソー

Filed under: - dekaino @ 6:08 このエントリをはてなブックマークに追加 若潟 with ゃ純爾里呂討Bookmark被リンク数

ウォーキング with ダイナソーを観ました。
BBCの自然ドキュメンタリー部門の科学考証された恐竜の生態再現CG映画です。
NHKの「ダーウィンが来た」みたいなノリとはちょっと違って、再現ドラマパート100%となっていて、普通のドラマとして楽しめます。教材臭いところは、せいぜい出てくる生物の学名が毎回説明されるぐらい。
まぁストーリーは月並みで特にいうことはありませんが、CGで再現された恐竜はすごいです。

それにしても、冒頭と最後の現代アラスカのパートは要らないと思うですよ。まさに蛇足ってコレだわー。

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