神秘の法
神秘の法を観ました。いわずとしれた幸福の科学のプロパガンダアニメです。
いままで、永遠の法、仏陀再誕、ファイナル・ジャッジメントの3つの幸福の科学映画を観ましたが、本作は一番つまらないです。
何がつまらないって、本題のストーリーをだらだら直球で語るだけで何のケレン味もないんです。
毎回、無神論者に対するディスりっぷりが幸福の科学映画の見どころなわけですが、本作でも無神論者を叩くシーンはあるのですが、ただセリフでたたくだけ。悪魔の化身である無神論者も止め絵のの似顔絵が背景に流れるだけ。何の芸もありません。
おそらく大川隆法の意向が強すぎたきらいがあります。隆法の書いたシナリオをそのまま表現せざるを得ない、時間的か予算的な制約があったように思えます。
はっきりいって歴史教養番組の中の再現ドラマみたいな演出なんですよ。だらだらとストーリーを消化しているような絵作り。
もしかしたら、本作の一部カットを抜き出して、その時歴史は動いた! みたいな教義解説番組の素材として使えばまだ面白味があるかもしれません。
少なくともパチンコ/パチスロ台の素材にはしようがないです。盛り上がらないし、敵の正体も陳腐だし。ガッチャマンや地球へ…などで30年以上前から使い古されたネタですね。
もうちょっとお金を有効に使ってほしい。さすがの幸福の科学もいろいろと余裕がなくなってきたのかなぁ?
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