永遠の法
アニメ映画「永遠の法」を観ました。宗教映画はパッション以来でかなり久々。
制作費をふんだんに使っているのか無駄に動きます。海の波をCGじゃなくて手描きしてるアニメが21世紀に製作されるなんて思ってもいませんでした。なんか予算を使い切るぞみたいな意気込みを感じる手間の割りにまったく効果がないシーン。東映アニメーションにとって美味しい商売なんだろうなぁ…
本作を観て幸福の科学の霊界世界観を初めて知ったのですが、うしろの百太郎の霊界とおんなじですね。これは大川隆法が百太郎からパクったのでしょうか? それともつのだじろうが取材したネタ元と同じ流れってことなのでしょうか? とにもかくにもつのだじろうって天才だよなぁと再確認しました。
世界観は百太郎ですが、登場人物は劇場版ドラえもんのような、のび太、しずか、ジャイアン(善人モード)、スネ夫、の4人。アメリカでも布教するつもりなのか人種比率に気を使い、白人、東洋人、黒人と割り振られてます。こいつらがエジソンの霊から作り方を教わった霊界電話(これも百太郎に出てた!)を完成させて、霊界を旅するというもの。
なぜか伝記になってそうな偉人たちがぼろぼろ出てきます。ヘレンケラー、ナイチンゲール、アインシュタイン、エジソン、松下幸之助などなど。しかしエジソンが科学の神ってのは変だ。エジソンは発明家で企業経営家で特許ゴロだけど、決して科学の徒ではないのに。
ヒトラーやニーチェは悪魔らしいです。ニーチェは神は死んだと言ったからなんだろうけど、ヒトラーはなぜ悪魔なのかな? 戦争に負けたから?? レーニンとか毛沢東はどうなんだろう??
謎の正義の巨大ロボが出てくるけど、なんかかっこよくないです。合体変形もできなさそう。
1件のコメント »
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あの怪作まで見るとは。
私は未見ですけれど、なんとなく(変な)意気込みが
伝わってきますね。
新聞の広告だと、絵柄が金田一少年に似ていると思った
のですが、原画担当なのでしょうか?
Comment by 吉閥 - 2006/10/10 Tuesday @ 10:55