でかいの日記帳

2012/9/29 Saturday

劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-

Filed under: - dekaino @ 15:00 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 TIGER & BUNNY -The Beginning-のはてなBookmark被リンク数

劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-を観ました。
マーケティング的によく練られた作品。最初から3部作か4部作という構成の第一弾としてシナリオが描かれていて、各キャラクターの紹介編としてよくできています。
基本的にTVシリーズの設定にちょっとプロローグ的な追加設定を足しただけで、劇場版だけのキャラなどは出てきません。ただし敵として完全に新しいNEXTのロビン=パクスターが出てくるだけです。かなりチート的能力をもつロビンですが、お約束通り主役コンビに確保されてめでたしめでたしという導入編の教科書のようなストーリーです。

TVシリーズをまったくみてないとちょっと情報詰め込み過ぎという感じですが、まぁエントリーとしては悪くない出来だと思います。逆にTVシリーズをきっちり復習しているファンにはちょっと物足りないかも? 基本はTVシリーズの導入部をなぞっているだけだから。
まぁ必要以上に牛角のオッサンが善人っぽく演出されていたのは、ビジュアルが悪人面だから誤解されないようになのか? それとも今後の展開で死相が出てるか? オリガミ先輩に全然死相が出てないあたりがちょっとバランスがTVシリーズと違う感じではあります。

第二作目はthe Risingとのこと。ダークナイトぱくりすぎ。つーか無印が間に入らないと、いきなりビギンズからライジングにはつながらないでしょ?

マーケティングに踊らされる気持ちで観にいっても悪くない出来のアクションアニメです。

2012/9/24 Monday

熱が出た

Filed under: - dekaino @ 6:34 このエントリをはてなブックマークに追加 宴冴のはてなBookmark被リンク数

扁桃腺が腫れて39.4度の熱が出ました。医者に抗生物質もらって飲んで休んだら少し楽になってしました。
だるい。

放課後ミッドナイターズ

Filed under: - dekaino @ 6:20 このエントリをはてなブックマークに追加 乗峨ゃ帥若困里呂討Bookmark被リンク数

放課後ミッドナイターズを観ました。人体模型と骨格標本が主役ってビジュアルだけでインパクトがあるCGアニメ作品です。
キュン様とゴス
もともと自主制作的短編があり、それを商業映画として長編化したのが本作だということです。

脚本が素晴らしく、自分が子供だったら夢中になったと思います。仮に80年代に本作が公開されてたら社会的現象にまでなったかも知れません。ただ子供の数が少ない21世紀の日本、しかも公開時期が夏休み最終週から(北海道・東北ではもう夏休み終わってるし)、宣伝も子供には届いていない状況で、週別の興行収入邦画トップ10に一回も登場することなく、消え去りました。
もうちょっとうまくできなかったのか。T-JOY弱いよなぁ。東映特撮に短編を同時上映して知名度あげてから長編単独公開するとか、もうちょっとやりようがあったろうに。作品の出来はいいだけに残念です。

映像的には水の表現にちょっと難があります。これは予算の関係か? お金がなくともプールのシーンを描き切るぞという監督の暴走なのか? ちょっといまどきのCG映画らしからぬしょぼい水が見られます。最近めったにこんな水は見られませんぜ。

音楽はよくできてます。音楽室の話も素晴らしい。ただシューベルトの肖像画は悪意あるよなー。あの人メガネかけてたせいでイタズラで黒メガネ化されやすくはあったけど、あんなに凶悪な顔ではなかったろ!

なぜミッドナイター達が存在するか、メダイを集めると願いが叶うのか、そこらの理屈は全く説明されません。もちろん主役の2人(?)がなぜ動くのかも。でもそれでいいじゃんと思えてしまう熱量が本作にはあります。勢いだけは超大作級の作品です。

るろうに剣心

Filed under: - dekaino @ 6:10 このエントリをはてなブックマークに追加 eのはてなBookmark被リンク数

るろうに剣心を観ました。少年ジャンプの連載マンガの映画化です。
正直、原作のマンガは理屈っぽく、しかもトンデモ理論で、面白いとは思えない作品だったのですが、本作は違います。
設定だけを原作から借り、ひたすらチャンバラに徹したのが本作です。
佐藤健の剣劇は本当に巧い。そして原作にある剣技の理屈を完全スルーしたのが大成功。理屈抜きでビジュアルで納得させてこそ優れた映像作品なのです。

基本チャンチャンバラバラやってるだけなのでどうでもいいのですが、キャラクター配置も原作に準じてます。女道場主の薫を頭が軽そうな武井咲が演じることで「まぁ何でもアリか」感をうまく出しています。いつのまにか家に入り込み料理まで作ってしまうコワい女 恵を蒼井優に演じさせたのもいい。森にいそうな、もとい、家主の意に関わらず家に居つきそうな女のイメージ抜群、本当に気持ち悪くて不気味な女を表現しきってます。いやーこんなのがいる家には帰りたくないわー
弥彦は新人子役の田中偉登が演じます。原作ではもっとキレキレでミドレンジャーばりに失敗して話の発端を作る役どころでしたが、本作ではただの剣術少年に過ぎず毒抜きされてます。まぁ恵という妖怪を結界を破って家に引き込んだ件は大失敗といえばそうかもしれないが、妖力に惑わされてたんだよな。

正統チャンバラ映画として出来のいい作品です。

2012/9/2 Sunday

アベンジャーズ

Filed under: - dekaino @ 23:26 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪潟吾c若困里呂討Bookmark被リンク数

アベンジャーズを観ました。マーベルヒーローを集結したドリームチームが異世界から来た脅威と戦うってストーリー。
ただ、どうも集められたヒーローが二流どころなんじゃないかって気がしてならない。ウルヴァリンやスパイターマンやバットマンが出てないあたり第一線花形ヒーローはあえて外される感がめちゃくちゃします。だいたいキャプテンアメリカとかUS外市場で受けると思ってるのがおかしい。しかもロートル代表にされてるし。アメリカじゃ70以上の爺さんも観客ターゲットにされているのか??

ストーリー構成もX-MENの焼き直しで、新鮮味がないです。ただ、最近の映画作品でばらまいた伏線を一挙に回収しているあたり、ずっとついてきてくれてるファンには嬉しいサービスな作品なんでしょう。

それから前も言ったけどソーはトールって正しく発音しなさい。なんで英語訛りの力が抜けた発音のままなのか? 伝説の人馬種族のケンタウルスをセントーリと発音するくらい間が抜けている。そんなんだからロキになめられるのだよ、雷神トール殿。

各ヒーローの見せ場を作るためか144分と尺が長いのはちょっと不満。無駄エピソードを切ってもっとサクサクとテンポよく話を進めた方がいいと思う。
ただ、お金だけをかけただけはあってCGはよくできています。ニューヨーク市が襲われる映画としてはピカイチのCLOVERFIELDには及ばないにしても、本作も大味ながらそこそこイケてます。

最後に核兵器を活用してしまうのは、マーベルヒーローとしてはちょっとルール違反っぽい気もするが、ハルクが放射能系核物理ヒーローって立ち位置なのでギリギリセーフなんだろうか?
お祭り騒ぎを楽しむ映画としてはよい作品です。売れれば続編作る気満々なんだろうな。

2012/9/1 Saturday

トータル・リコール(2012年版)

Filed under: - dekaino @ 19:08 このエントリをはてなブックマークに追加 若帥祉潟若(2012綛雁)のはてなBookmark被リンク数

トータル・リコール(2012年版)を観ました。フィリップ=K=ディックの「追憶売ります」を原作としたSFアクション。シュワルツネッガーが主役をやっていた1990年版のリメイクです。
基本的ストーリーはそのままで、SF設定やSF小物を今風に入れ替えたつくりになっています。

新ガジェットはよく考えられていてSF的には面白いです。ただ人間ドラマ部がちょっと甘いというか旧作より弱い感じはします。特に、街の群集が大人ばかりで未成年や老人の描写がないあたり、デストピアSFとしての社会描写が弱いと言わざるを得ません。学校のシーンとか1カットでいいから出すと深みが増すのにね。あの世界の墓地はどこにあるんだろうとか。

最後のオチもハッピーエンドのように演出されてますが、あまり希望を感じさせる結果でもない気がいる。旧作の火星テラフォーミング大成功の方がまだ夢があるよね。

なかなかカッコよくリメイクされてるけど、SF(センスオブワンダー)的には薄い気がする作品。オーストラリアが東アジア化してしまうデストピア世界はなかなか見ものです。

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