放課後ミッドナイターズ
放課後ミッドナイターズを観ました。人体模型と骨格標本が主役ってビジュアルだけでインパクトがあるCGアニメ作品です。

もともと自主制作的短編があり、それを商業映画として長編化したのが本作だということです。
脚本が素晴らしく、自分が子供だったら夢中になったと思います。仮に80年代に本作が公開されてたら社会的現象にまでなったかも知れません。ただ子供の数が少ない21世紀の日本、しかも公開時期が夏休み最終週から(北海道・東北ではもう夏休み終わってるし)、宣伝も子供には届いていない状況で、週別の興行収入邦画トップ10に一回も登場することなく、消え去りました。
もうちょっとうまくできなかったのか。T-JOY弱いよなぁ。東映特撮に短編を同時上映して知名度あげてから長編単独公開するとか、もうちょっとやりようがあったろうに。作品の出来はいいだけに残念です。
映像的には水の表現にちょっと難があります。これは予算の関係か? お金がなくともプールのシーンを描き切るぞという監督の暴走なのか? ちょっといまどきのCG映画らしからぬしょぼい水が見られます。最近めったにこんな水は見られませんぜ。
音楽はよくできてます。音楽室の話も素晴らしい。ただシューベルトの肖像画は悪意あるよなー。あの人メガネかけてたせいでイタズラで黒メガネ化されやすくはあったけど、あんなに凶悪な顔ではなかったろ!
なぜミッドナイター達が存在するか、メダイを集めると願いが叶うのか、そこらの理屈は全く説明されません。もちろん主役の2人(?)がなぜ動くのかも。でもそれでいいじゃんと思えてしまう熱量が本作にはあります。勢いだけは超大作級の作品です。
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