豆富小僧
豆富小僧を観ました。豆腐じゃなくて豆富です。京極夏彦の豆腐小僧双六道中ふりだしが原作ですが未読。
200年間封印されていた豆富小僧と達磨センセイが現代の東京に出てきてひと騒動みたいなストーリー。原作通りなのか脚色入っているのかよくわかりませんが、子供向けのわかりやすい筋になっています。ちょっと京極風味の駄洒落ネタがありますが特にきになりません。
豆富小僧の声を演じる深田恭子はいつものアニメ声でこれはこれでいいんじゃないかと思います。同性の反感を気にせずロリ声に徹する開き直りにプロ魂を感じます。
達磨センセイの武田鉄矢もいい爺ちゃんキャラで子供向けらしく好感もてます。
CGは正直言って安っぽい気がします。特に人間の群集キャラのデザインが手抜き過ぎててかえって素敵。劇場作品なのにここまで手抜いていいのか? そして無駄にプルンプルンする豆富のCGは地味ながら結構な資金と労力を注ぎ込んでいると思われます。頑張る方向がまちがってる?!
このマニアックな絵作りとベタなストーリーが相まって、不思議なほのぼの感を生んでいます。
子供に見せるなら鬼神伝より本作の方が絶対におすすめです。
コメント »
この投稿へのトラックバック URI
https://wwws.dekaino.net/blog/index.php/archives/2011/05/05/922/trackback/
この投稿には、まだコメントが付いていません
Leave a Comment
改行や段落は自動で挿入されます
メールアドレスはブログ上には表示されません
利用可能な HTML タグ : <blockquote> <code> <em> <i> <strike> <strong>