銀河ヒッチハイク・ガイドが映画化
宇宙戦争を観にいった時の予告で知ったのだが、
いやぁ不覚にもまったく知らなかった。日本公開は9月10日を予定してるそうだ。これは観にいかないといけないぞ!
ところで文庫版はとっくに廃刊になっているのだが、映画化となれば当然復刊されるだろう。でもきっと表紙は今風の萌えイラストにされてしまうのだろうな。または映画の俳優そのままかも。どっちにしても悲しいなぁ。
宇宙戦争を観にいった時の予告で知ったのだが、
いやぁ不覚にもまったく知らなかった。日本公開は9月10日を予定してるそうだ。これは観にいかないといけないぞ!
ところで文庫版はとっくに廃刊になっているのだが、映画化となれば当然復刊されるだろう。でもきっと表紙は今風の萌えイラストにされてしまうのだろうな。または映画の俳優そのままかも。どっちにしても悲しいなぁ。
スピルバーグの宇宙戦争を観ました。
なんてゆーか、普通のハリウッド映画とはかなり違います。テーマはすばり「アメリカ的価値観の全否定」です。特に米国的愛国心を徹底的に攻撃してる感じ。一部には家族愛がテーマだという人もいますが、決して家族愛がテーマではないと説明するために、トムクルーズ演ずる主人公が父親としてダメダメであるという描写がなされてます。
昔の日本の怪獣映画、特に初代ゴジラによく似てます。メカ怪獣が米東海岸の街に突然出現みたいな感じ。あとは初代エイリアンのテイストもあります。人智では抵抗不可能な絶対的悪意/暴力にねらわれる恐怖! かなりホラーテイストです。
平均的アメリカ人が本作を観たら、少なくとも気持ちよくはないでしょうね。なんとなくもやもやすると思います。ちょっと気がきく人ならスピルバーグの言いたいことがわかると思う。原作のH.G.ウェルズも体制批判の風刺小説として原作を書いてますから、ある意味原作のテーマを正しく描いてると思います。その点でセンス・オブ・ワンダーのSFテイストを優先した旧作とは徹底的に違います。僕は旧作も結構好きなんですけどね。最近movieplusでやってるのを観ました。
パラマウントもよくこの脚本にOK出したもんだなと思います。スピルバーグの名前がなかったら絶対不可能だったことでしょう。スピルバーグの狸オヤジしてやったりというところでしょうか…
こりゃ確かに米本土でワールドプレミアやれないよなと思わせる映画でした。
(ワールドプレミアは珍しいことに東京で催されました。それまで内容についての情報は完全シャットアウト。スピルバーグには本作のお披露目をゴジラの祖国でやりたい理由があったんだろう)
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