白蛇:縁起
白蛇:縁起を観ました。中国と米国の合作アニメ映画です。日中合作ではありますが米国側はワーナーブラザーズが出資と宣伝配給しただけで、アニメ制作は完全に中国側です。
時代は1100年前の晩唐、皇帝が不老不死を得るため国師が国中に蛇を集めろと布告しています。蛇狩りを主な生業としている村にいる一人の青年、宣(せん/xuan1)と、人間に変化できる蛇の妖怪の白(はく/bai2)のラブロマンスなのです。
白は白蛇の精ですが、妹に青蛇の精の青(せい/qing1)がいて、いろいろ絡んできます。
宣の飼い犬は肚兜(ドゥドウ 吹替ではハラガケ)という名前。肚兜とは金太郎がしているような腹掛けですね。中華キャミソールとして若い女子が着る服です。他にも狐の妖怪の宝青坊主など魅力的なキャラがたくさん出てきます。
いわゆる悪役側は唐帝国の国師や小道などの神仙道術の使い手。蛇や蛇の精から精気を奪って不老不死の力を得ようとします。派手な妖力バトルをくりひろげます。
まあ晩唐といってるくらいで歴史上では大唐帝国は滅亡することからもお分かりかと思いますが、国師の目論見は失敗して白や青はなんとか生き残ります。エンディングでは、作中から500年後(明代か?)に生き残った蛇の精や転生した人間キャラ+犬が生きる浮世がちょっとだけ出てきます。
そして続編の製作がすでに決定しているそうです。タイトルは白蛇2:青蛇劫起、今度は青が主役なのだろうか? 乞うご期待
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