水曜日が消えた
水曜日が消えたを観ました。多重人格の話です。
小学生の頃の事故で人格が7つに分裂し、それぞれの人格がそれぞれの曜日を生きる、互いの記憶はなく連絡帳で申し送りをして調整するという生活を16年間も続けてきたという設定です。
SFと言えばSFなんですが非常に交渉が甘く穴だらけなのですが、火曜日の人格が主人公で火曜日の視点でしか世界が見えないのでなんとな誤魔化されています。
ある日、火曜日人格が水曜日の朝に目覚めたことに気づき、その次の週も火曜と水曜に目覚めたことから「水曜日が消えた」ことを確信します。
はっきり言って主人公はどうやって生計を立てているのか? 生活基盤が全く見えません。事故の賠償金だけではこんな豪勢な生活はできないと思うし、だからといってたかか週に1日 絵を描いたりゲームプログラミングする程度じゃあ全然足りないと思う。特に火曜日は金儲け何にもしてないからね。
もやもやは残るものの心理ファンタジー作品としてはまあまあの出来だと思います。石橋菜津美の不機嫌そうな顔はやっぱり力強い。石橋菜津美のぶーたれ顔いいよね。
深川麻衣も図書館の司書役でキラッキラッしてます。
きたろう演じる大学病院の研究医が俗物だけど人間らしくていいです。
ストーリー的には破綻しているが脇キャラが面白い、そんな作品です。
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