空母いぶき
空母いぶきを観ました。ビッグコミックで連載中のかわぐちかいじのマンガの映画化です。しかし原作とはかなり違う設定になっています。
原作の方は敵が中華人民共和国で尖閣諸島の紛争を題材にしたそれなりにリアルな話ですが、映画版は異世界ものといっていいくらいファンタジーでリアルの欠片もありません。そもそも衛星写真ひとつ出てこないのはおかしいし、敵勢力の考えていることがまったくわからないのです。東亜連邦(东亚联邦?)も声明ひとつ出さないし、捕虜になった兵士も一言も発しない。
とにかくライトにするために実在の国名を排除し、敵兵の描写を極力なくしたのでしょうが、おかげでCG戦闘シーンだけが繰り返される謎の作品となってしまいました。本田翼だけが救いなのです。本田翼〜
設定や脚本はクソだけどキャストはいい、典型的なテレビドラマ的な映画でした。
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