でかいの日記帳

2019/4/13 Saturday

ビリーブ 未来への大逆転

Filed under: - dekaino @ 20:10 このエントリをはてなブックマークに追加 若ャ吾紊ч荵△里呂討Bookmark被リンク数

ビリーブ 未来への大逆転を観ました。
現職の米連邦最高裁判事のルース=ギンズバーグの実話に基づく伝記的な作品。
主に学生時代と大学教授時代に手掛けた男女差別の法の違憲訴訟について語られます。
原題は"on the basis of sex"、法律文によくある表現で「性別に基づいて〜」のような意味ですが、要は男と女で別の扱いをする法律全般を示唆しています。

彼女がユダヤ人家庭の出であることが強調されています。ユダヤ人は娘に教育を含め最大限の投資をする風習があります。なぜならユダヤ人はユダヤ人の母から生まれた子でないとユダヤ人だと認められないから、ある意味で女系社会なのです。Jewish Prrincessという言葉があるくらい(同タイトルの楽曲もあるね)。早くに亡くなったルースの母、そしてルースの娘のジェーンのアメリカに住む3代のユダヤ女たちの生き様も語られているのです。

ルースがハーバードのロースクールに入学したときの式典でお偉いさんが「Harbard menは the rule of lawを守る義務がある」と演説していました。字幕ではthe rule of lawを「法のルール」と訳していましたが、これ 「法の支配」ってやつですね。法の支配は基本中の基本なんだなと。特に英米法の判例法体系ではとても重要なのでしょう。最近の日本では法の支配って言葉の意味が変質している気もします…

ベトナム戦争やってた1970年代の訴訟の話で、黒人の公民権の話ともかぶります。黒人の差別と男女差別 どう違い どう合理的なのか? アメリカの差別史の重要なエポックとなった訴訟をていねいに再現しています。
とにかくルースはすごい才女で、その才女でも当時のアメリカ社会では法律事務所に就職することはかなわないという、アメリカの女性抑圧の歴史を知るにも役立つ映画です。

特にアクションとかはありませんし、結果はわかりきっているのですが、それでも感動がある映画だと思います。

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