でかいの日記帳

2017/12/16 Saturday

サーバ故障

Filed under: - dekaino @ 9:44 このエントリをはてなブックマークに追加 泣若のはてなBookmark被リンク数

HDD故障のため2017年12月10日の朝9時ごろから15日夜まで、でかいのネットのサービスが止まっていました。

I/Oエラーによりアクセス不能になり、1回は再起動してfsckして復活したのですが、その2時間後にはまたエラーが出て認識されなくなりました。完全死。
しょうがないのでいまさらながらIDEのHDDを探したのですが、今はもうSSDが安く買えるのでSSDに換装して再インストールして15日(金)の夜に復旧しました。

壊れたのは SizkaPro内臓の2.5インチHDD(IDE)です。
2008年にやはりHDD故障で新品に換装したものです。9年と半年ぐらいですね。まぁそんなものか。
もう1台の同型機は2011年にHDD交換しているので、このペースだと2020年に壊れるかも?

今回の件で気がついたこと
・HDDが死んでもstorageキャッシュに残っている部分の読み出しは問題ないのでしばらくは問題なく動く
 → ただし書き込み処理はNGなので まずはメール配送が止まる
・いまどきメールが止まってもきづかない。実際 日曜の朝には止まっていたのにきがついてのは火曜の昼。
・ネットワークのルーティングやファイヤーウォールフィルタリングはカーネルの仕事なのでHDDが死んでも電源を切らなければずっと動き続ける
・SSDは2.5インチIDEに比べると静かで発熱も少ない。寿命は少し心配だが、まぁ数年は持ちそうな感じ。
・バックアップを定期的にとっていたので助かった。とはいえ1ヶ月に1回ですけど。

しかし、今の時代32bitのLinuxのISOバイナリイメージは減りましたね。
そろそろ64bit化を考えないと保守の面でもつらいかも知れません。
Sizkaももうすぐ引退か?

Thunderbolt Fantasy 生死一劍

Filed under: - dekaino @ 0:37 このエントリをはてなブックマークに追加 Thunderbolt Fantasy罩私のはてなBookmark被リンク数

Thunderbolt Fantasy 生死一劍を観ました。
テレビシリーズで放送されていた台湾の布袋劇(手袋型マペット人形の劇)です。
パペットマペットのうしクン、かえるクンと同じく下半身は出てきません。
演出と特撮効果で上半身のみですべてを乗り切るのです。
メインキャスト 左から 凛雪鴉、殺無生、殤不患
(左から)凛雪鴉、殺無生、殤不患

テレビでの第2シーズンの放送が決まったそうで、本作は第一シーズンと第二シーズンの間をつなぐ番外編としての劇場作品という立ち位置らしいです。
本作は 第一シーズンの前の殺無生編と第一シーズンの後(おそらく第二シーズンの前)の殺無生編に分かれていてまったく違う話ですが、どちらも狂言回し的キャラ凛雪鴉が出てきます。
ここまで典型的な武侠劇はないだろうというくらいベタなストーリーですが、ドラゴンボールくらいしか武侠モノがない日本だと新鮮に楽しめます。
大画面で観てもアラがみえない映像技術はサスガです。できれば人名は漢字を知りたいのでテロップが欲しいかも?

武侠モノが好き、または人形劇がお好きな方ならおすすめの映画です。劇場の観客は声優ファン女子が多い印象でした。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

Filed under: - dekaino @ 0:29 このエントリをはてなブックマークに追加 KUBO鐚篋綣腱絲のはてなBookmark被リンク数

KUBO/クボ 二本の弦の秘密を観ました。ストップモーション方式の人形アニメの最先端技術で作られた作品です。
(左から) サル クワガタ クボ
(左から) サル クワガタ クボ

画面を観るとフルCGアニメのように思えますがこれCGじゃないんですよ、本物の人形です。
カメラのモーションをで自テル制御することで、フルCGレベルのクオリティを人形アニメで実現しています。顔の表情も3Dプリンターで顔のパーツを多パターンつくって表現しています。羊のショーンに似た作り方ですね。

技術面だけでなく、ストーリーも非常によくできています。日本の歴史や風俗をちゃんと調査したうえで脚色を入れており子供だましではない内容です。というか主役のクボ君には同年代の友人もヒロインもいないわけで、子どもに感情移入させるよりも大人の感情移入を狙っていることが明らかです、子供向け作品を装った大人向けの映画だと思ってよいでしょう。三味線なのに2本の弦という意味深なタイトルも、子どもだと意味が分からないままかもしれません。大人向けです。

敵の月のミカド(原語ではMoon King)は、私見ですが藤原道長がモデルじゃないかなと思います。
有名な「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」から月がきているのでしょう。道長は3人の娘を3人の天皇のそれぞれの皇后にしたことで絶大な権力を得ます。しかし3人の娘の中でも一番権力があったであろう長女は世継ぎを自分の子ではなく先妻の産んだ皇子にしようとして父親に反抗したりしています(史実ではその願いかなわず先妻の子は不遇の人生となりますが)。ここらの史実から発想されたキャラ設定ではないでしょうか?

ストーリーの結末もハリウッド映画にありがちな正義が悪を滅ぼす形ではなく、いかにも日本的な浄化する終わらせ方でよいです。敵討ちの憎しみの連鎖は止めなくてはなりません。
本作は上映スクリーンが少ないのですが、長期上映してじわじわと口コミで人気が出てくるといいなと思う作品です。
年末年始のアニメ映画では一押しの作品。

実写 鋼の錬金術師

Filed under: - dekaino @ 0:18 このエントリをはてなブックマークに追加 絎 若茵絽のはてなBookmark被リンク数

実写 鋼の錬金術師を観ました。お金かかってます。技術れ別高いです。でも悲しいかな、ジャニタレ主演映画なのです。

主演の山田涼介はジャニーズファンからは低身長というキャラで人気があるようですが、実際は170cm弱はあって芸能界では低い方でも一般的成人男性くらいの身長はあります。原作のヒロインのウェンリィより頭一つ以上小さいエドワード設定とはまるで違い、本田翼とほぼ同じ慎重です。それなのに身長が低いネタばかりセリフで言わせても説得力ナッシングです。これ外国語版の吹替だと身長ネタは別の内容に改変されそうな勢いです。だって意味わからないもん。笑えるのは「HEYSAY JUMPの山田君は低身長」ってお約束を知っているジャニーズファンだけなのです。

とはいっても興行的にはジャニーズファンの動員力は侮れず、それなりに好成績のようです。下手しちゃって続編作るとか言い出したらどうすんのよ!?
特撮レベルは非常に高くて、これ主役を実力のある中学生くらいの子役にやらせたら名作だったのになぁと屋もいます。じっさい回想シーンの小学生くらいのエルリック兄弟のパートは完璧ですからね。あの子役に負けている!!
モーションキャプチャのCGキャラ アルフォンス
モーションキャプチャのCGキャラ アルフォンスはよくできているんですけどね。周りの風景映り込んでるし、影もできてるし重量感もあるのに、残念ではあります。

まあ香取慎吾主演に比べれば被害の程度は浅かったと思うしかない、そういう立ち位置の作品です。

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