ランナウェイ/逃亡者
ランナウェイ/逃亡者を観ました。ベトナム反戦運動が盛んだった時代に暴力的革命を目指した過激分子の話です。
70年代は世界的に若者が反戦・反政府運動をやってた時代。
ベトナム戦争反対を標榜して銀行強盗を仕掛けて警備員を殺してしまった事件の容疑者は、うまく地下に潜伏して30年。
平凡な主婦が、私はあの時の犯人一味だと自首したことからストーリーが動き始めます。
真相を観客に隠して話が進むミステリー仕立てとなっており、当時の世相や当時の革命戦士がいかに改心(堕落?)して体制側の人間に堕ちたかなど、アメリカの60代のハートに直撃です。
どうもアメリカ映画としてこの年代に受ける作品が一番儲かるようですね。
邦画も安保闘争ネタの映画が増えるかもしれません。