HK/変態仮面
HK/変態仮面を観ました。昔のジャンプの連載漫画の実写映画化ですが、かなり再現度が高いです。
マーベルコミックおよびその実写映画シリーズへの愛を感じます。
まさに大人な雰囲気のダークヒーローである変態仮面。しかも高校を舞台とした学園物でもあるという美味しい設定が完璧に活かされています。設定だけ学園物でも学園シーンが出てこない作品は山ほどありますが、本作は徹頭徹尾、学園で話が進みます。
ヒロインの清水富美加もよくやってます。ここまで特撮イロ物女優の色がついちゃっていいのだろうか? 一応ミスマガジンなのにね。
ここまでの完成度を示されると、本作を超えるには永井豪のへんちんポコイダーの映像化しかないかと思って、調べてみたら2004年に河崎実がすでに作ってたんですね。これはこれで面白そう。
チンコをティンコと発音するのは映倫対策でPG15都下にならないようなするためだったらしいけど、そんなのは通り越してただ面白いです。公開劇場数が少ないのが残念だ。