ダイ・ハード/ラスト・デイ
ダイ・ハード/ラスト・デイを観ました。原題はA GOOD DAY TO DIE HARD。まったくラストなんて言葉入ってないよ。これがシリーズ最終作なんてつもりはまったくないよ。むしろCIA工作員の息子をテコ入れにどんどん続編作っていきたい野望が見えるよ。
今回の舞台はロシア。もうアメリカ人が考える間違ったロシアのオンパレード。はた迷惑な武闘派警官とその息子のCIA工作員の迷惑親子が大暴れ。まさにアメリカの恥。
モスクワからチェルノブイリまでクルマで移動するシーンがあるけど本当に変。
そもそもチェルノブイリはロシアじゃないっつーの。あそこはウクライナな。ロシアとウクライナの国境には国境検問所があるし、出入国審査もあるってばよ。アメリカ人が車で州境を超えるのとは大違い。アメリカ人が考えるアメリカ/メキシコ国境ぐらいにはきっちり管理されてるから、あんな武装したオヤジ2人、検問所を通過できるわけがない。
まぁそんな細かいことは気にするな。
変なガスで放射能が中和されちゃうからな。きみらStar Blazers(宇宙戦艦ヤマトのアメリカ向け輸出タイトル)観すぎ。コスモクリーナーはサーシャが火星に到達する前の時代の地球にはまだないよ。
今回は、宇宙人にさらわれて別の星で大騒ぎしてた方がまだマシってくらいハチャメチャな話だけど、最後は何事もなく収束してしまうのが不思議。まあ収束した気になってるのはバカ親子2人だけだな。
チーム★アメリカ/ワールドポリスを本気にとってしまうことができるアメリカ人なら間違いなく楽しめる作品。本作の感想をロシア人やウクライナ人に聞いてみたいよ…