ホテル トランシルヴァニア
HOTEL TRANSILVANIAを観ました。邦題はモンスター・ホテル、かなりダサイ。そのままカタカナ化でいいのに。

手塚治虫のドン・ドラキュラを鳥山明が描いたような作品。
ヒロインはドラキュラ伯爵の娘のメイヴィス。この瞳と上から目線の笑顔がいかにも鳥山風です。

日本公開時のポスター
メイヴィスの父のドラキュラの立派なアゴも鳥山風の造形です。
キャラクターデザインをしたフランス人のイラストレーターAnnette Marnatが描いたメイヴィス

単に鳥山明なだけではなく、ドラクエっぽいんですな。鳥山デザインの頭とんがりスライムもいるし。
デクスターズラボやSTARWARSクローン戦争、サムライジャックで有名なゲンディ=タルタコフスキーが初めて劇場作品を監督したのが本作です。
タルコフスキーは作画枚数が少なく、描線も少ない、いきにもなリミテッド手描きアニメを得意とします。彼の代表作の一つSWクローン戦争も3D版より2D版の方が出来がいいと思います。
そのタルコフスキーが3Dアニメの長編を作るなんてちょっと驚きました。
でも心配は杞憂でした。いちいち手が伸びたり足が膨らんだりして、3Dアニメというより2D手描きアニメを3D化したような作りだからです。そもそも吸血鬼がコウモリに変身する時にせっかく3Dアニメで簡単にモーフィングできるというのに、わざわざケムリを出してボンと変身ですよ。なんというアナログなテクノロジーの無駄遣い! だがそれがいいのだ。
脚本もかなり泣けるいいお話です。
北米では大ヒットしたそうですが、日本ではあまり興行成績はよくないらしい。宣伝が下手だからなぁ。邦題もなんか手抜きだし。でも日本語版製作は結構がんばってます。ミュージカルの歌唱シーンもちゃんと歌ってるし、メイヴィスは川島海荷だし。人間の青年を演じるオリラジのメガネもまぁまぁ巧いです。チャラいです。ちょりーす。
→ 日本語版の役者の舞台挨拶
なお吸血鬼ものなのに本作には流血シーンはありません。いいのかそれで?
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