でかいの日記帳

2012/7/7 Saturday

夜のとばりの物語

Filed under: - dekaino @ 23:39 このエントリをはてなブックマークに追加 紊違茯のはてなBookmark被リンク数

夜のとばりの物語を観ました。
夜のとばりの物語

キリクと魔女で有名なフランス人のミッシェル=オスロ監督の最新作です。

ほとんどのシーンが藤城清治ばりのカラフルな影絵アニメとして表現されています。
恋愛にまつわる6つの短編をまとめたオムニバスで、それぞれの話の主役とヒロインは同じ人が演じているという設定。タイムボカンやヤッターマンのように、主題の世界に入る前段階の現実世界シーン(いんちき商売とか)があり、事前に世界設定の説明をしてから、本編が始まります。
6つの話は色とりどりのバラエティあふれる舞台設定。お得意のアフリカあり、中世欧州、カリブの島(ハイチかな)、南米の黄金郷など、フランスとは直接縁がない場所もあります。

タイトルの「夜のとばりの物語」は場末の幻燈館で上演される恋のドラマという意味で、各短編が夜の話というわけではありません。というかほとんど太陽がさんさんと輝く昼のお話です。最初の狼男だけ月のお話ですが…

魔法の色濃いファンタジー世界での男女の恋の物語。

スノーホワイト

Filed under: - dekaino @ 22:59 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻若ゃのはてなBookmark被リンク数

スノーホワイトを観ました。
グリム民話の白雪姫の大胆なアレンジという割には、日本のアニメにはありがちの戦うヒロイン像であまり大胆には思えません。狩人と王子、2人のハンサムが出てきて、最後に至るまでどっちにくっつくかあいまいなところは、最初のスターウォーズのルークとハンソロみたいな感じ。まぁどっちがどうなろうとどうでもいいのですが。

悪役の継母はまあ頑張っていますが、結局邪悪というよりはただ弱いから負けたみたいな扱いなのがアメリカ風といえばアメリカ風です。
妖精の聖地にでてくる大鹿がまんまもののけ姫のシシ神さまだったのは笑えた。もうある種の記号と化してますね。シシ神様。

魔法の鏡もなんかもうちょっと裏があるかと思ったけれど、単なる魔法の道具だったしね。
がんがん宣伝してる割には意外と小粒な出来でした。

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