ドリームワークスの長ぐつをはいたネコ
ドリームワークスの長ぐつをはいたネコを観ました。東映動画の長編じゃなくて、シュレックにでてくる長ぐつをはいたネコのスピンオフ作品です。
舞台はスペイン。長ぐつをはいたオス猫プスと、すりが得意な爪のないメス猫キティ、プスの幼馴染で頭脳担当のタマゴ人間ハンプティ=ダンプティの3人(匹?)組の珍道中の物語です。スペイン語ってアメリカ人にとって一番身近な外国語なんでしょうね。特に西海岸だとそうっぽい。
主役の長ぐつネコにプスという名前がつきました。この名前は本作からなのかな? プッシーからきた愛称かと思いますが日本語版にするときにもう少し工夫すればよかったかも。もともと長くつネコって頭脳担当のキャラだったと思いますが、さすがに頭脳担当が主役だとアクション作品として話が進まないので、剣とダンスの達人で、裏技として愛くるしい子猫のまなざしを駆使するキャラ設定としたみたいです。日本語吹替はシュレックから引き続き竹中直人が演じます。やっぱ竹中直人は演技うまい、素晴らしいですね。
テーマは親友との友情、そして裏切りと和解ってところでしょうか? 不二子っぽい役のメス猫キティは男勝りで活発な娘だがいまいち他の2匹に比べて単なるきれいどころの扱いで影がない薄い感じで残念。もし続編が作られるなら彼女が中心の物語となるのかもしれません。
それにしてもハンプティ=ダンプティって何者なんだろう? マザーグースの歌とは違って結構丈夫で、高い所から落ちても割れたりしないみたいだし。