でかいの日記帳

2010/6/27 Sunday

宇宙ショーへようこそ

Filed under: - dekaino @ 23:29 このエントリをはてなブックマークに追加 絎絎激с若吾のはてなBookmark被リンク数

宇宙ショーへようこそを観ました。
子供向け夏休みアニメ映画として丁寧に作りこんである作品です。
ストーリーラインはドラえもん映画的な流れで、ばっちり過去のヒット作を調査しています。
タイトルに出てくる宇宙ショーは一応ストーリー上重要なキーワードではあるのですが、別に主題というわけではありません。ただキャッチーで客の興味を引くという一点でこのようなタイトルにしたと思われます。よくあるベストセラーの書名は著者ではなくて編集者がつけた風のタイトル命名です。ここらへんが巧みでさすが電通が絡んでいるという感じです。

ただ問題もあります。まず封切時期が夏休みじゃないこと。完全に季節をはずしています。6月に公開してどうするんだ!? 好意的に解釈すると口コミで上映館が増えていってそのまま夏休みまでロングラン上映することを目指すってあたりでしょうか?
でもどうもそうはなりそうもありません。なぜならば子供向けにしては尺が長すぎるからです、136分はいかにも長い。2時間超は厳しすぎます。子供向けなら100分未満にしないときつい。子供の集中力はそんなに続かないし、1日にかけられる回数も減ってしまいます。上映されている136分バージョンでもここかしこで話を飛ばしているところが散見されるので、これでもかなりカットにカットを繰り返して尺をつめてはいるんだ思います。でも、まだまだ長すぎます。大人が観てもちょっと長いなぁとは感じるくらい。

作品そのものはよく出来ています。できればヒットしてほしいものです。

アイアンマン2

Filed under: - dekaino @ 22:54 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ≪潟2のはてなBookmark被リンク数

アイアンマン2を観ました。
名前でわかる通り、アイアンマンの続編です。
今回の主人公スタークは第一作よりかなりバカっぽくなっています。
人工心臓/アイアンマンのスーツの影響で余命短いという事情があるにしてもあまりにも考えが足りないバカ丸出しで、第一作の渋いトニー=スタークはどこにいったのという感じです。

代わりにトニーの父で先代社長のハワード=スタークがかっこよく渋い父として描かれています。
ここら辺の主人公の生まれ育った事情は、あの有名な符合ハワード=ヒューズあたりを参考にしているのかも知れません。

アクションシーンはよくできています。今回はスーツ同士の戦いがテーマです。でもコジラのシェーみたいなお馬鹿なシーンも多いです。特撮技術の無駄遣いだなぁ。

何も考えずに楽しむアクションゴラク作としてはさすがの出来上がり。いい意味でマーベル作品っぽいです。

2010/6/20 Sunday

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ

Filed under: - dekaino @ 22:36 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ蔀篁≪ゃ THE MOVIE 莇紫吾/EPISODE YELLOW 絎 DE 潟祉ゃ若のはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツを観ました。
超電王トリロジーの最終作。ゲスト主役は仮面ライダーディケイドに出てくるディエンドです。

いきなり、過去の自分には手を出せないというルールが出てきますが、それって侑斗がやってたことの全否定? 時間警察ってのもよくわからない。でもどんな無茶をやってもいいのが電王のいいところです。設定ちゃぶ台返しなんてもう慣れっこさ。

最後の重要な役で粟田麗(仮面ライダー剣の女医)が出てくるので注目です。

湾岸ミッドナイト THE MOVIE

Filed under: - dekaino @ 21:47 このエントリをはてなブックマークに追加 羚上恩ゃ THE MOVIE   のはてなBookmark被リンク数

湾岸ミッドナイト THE MOVIEを観ました。
週刊ヤングマガジン連載のマンガが原作です。原作はとても長いですが、初期の怪談風味の悪魔のZががんがん事故ってた頃の話を原作に忠実に映像化しています。改造車の思想とかオヤジの美学みたいな中期以降の楠みちはる教ともいえる宗教にも似た哲学的話は出てきません。

主役のアキオは仮面ライダー電王の侑斗(ゼロノス)役だった中村優一、ライバル役のブラックバードの島を演ずるのは仮面ライダーカブトの大介(ドレイクに変身する美容師)役だった加藤和樹です。仮面ライダーづいているというか、若手のイケメン俳優をがんがん起用したキャスティングです。女性陣の松本莉緒や小林涼子もなかなかよいです。

本作は2009年に劇場公開されていますが、私は今月スカパーのユニバーサルチャンネルで観ました。ついこの間まで海外SFドラマの専門局Sci-Fiチャンネルだったこの局はほとんど海外作品を放送しているのですが、なぜか邦画の本作品を放送。ちょっと浮いています。
でも、本作は邦画といっても日本国内向けというよりはアジア市場向けをねらった作品なので、マーケティング的には外国映画扱いなのかもしれません。

バトルシーンはそこそこ金をかけているようです。しかしとにかくBGMがユーロビートというのはお約束なのか?

2010/6/18 Friday

宮ヶ瀬ダム内部見学会開催

Filed under: - dekaino @ 7:56 このエントリをはてなブックマークに追加 絎句荀絖篌のはてなBookmark被リンク数

昨年に開催された宮ヶ瀬ダム内部見学会が、今年も開催されるそうです。
しかも、昨年の見学会が大盛況だったからか、開催日は4日に増えていて、参加しやすくなっています。

平成22年宮ヶ瀬ダム内部見学会
日程:7月21日(水) 24日(土) 25日(日) 28日(水)
時間:1回目11:20〜12:00 2回目14:20〜15:00
受付場所: ダム管理事務所1階
事前申込不要 見学無料

ダムの中はとても涼しいです。納涼企画としてもよいですよ。

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂

Filed under: - dekaino @ 7:42 このエントリをはてなブックマークに追加 潟鴻祉祉激/のはてなBookmark被リンク数

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂を観ました。
プリンスオブペルシャ MD版
APPLE2時代からある有名なアクションパズルゲームの映画化。上の画像はメガドライブ版のプリンス・オブ・ペルシャ。
とはいっても元ゲームはストーリーがあってないようなものなので、原作を知らなくてもまったく問題がありません。
アクションシーンで、石造りの砦が出てきたり、壁をよじ登ったり、ジャンプして壁に取り付いたり、下敷きになったら痛そうな鉄格子の落し扉が出てくるあたりにゲームの残り香が感じられますが、ただそれだけです。

舞台は古代ペルシヤ王国。おそらくはゾロアスター教(拝火教)を信仰していたイスラム化以前のペルシャを舞台に、マジックアイテム時の砂を巡るアクション活劇です。なぜか出てくる駝鳥レースのシーンがなにげに迫力があって面白い。本筋じゃないとこに妙に力が入っている映画です。

2010/6/13 Sunday

ハイキック・ガール!

Filed under: - dekaino @ 23:24 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ祉若!のはてなBookmark被リンク数

ハイキック・ガール!をスカパーの東映チャンネルで観ました。
ハイキック・ガール!
全アクションシーンでスタントを使っていないガチアクション映画です。空手使いの土屋という少女がタイトルにあるハイキックガール。演じるのは武田梨奈。アクションバリバリです。
宣伝では当然のように武田梨奈が演じる土屋を前面に押し出してましたが、実際のところ本作の主役は土屋ではなく、その師匠の松村(中達也)です。師匠は強くて渋いです。

敵役の壊し屋は、武道の達人をたくさん集めていますが、諜報能力はからっきしの様子。10年以上も松村を探し続けて見つからないってどういうことか? 松村は堂々と道場を開き多数の弟子を集めてたいそう盛り立てているというのに。壊し屋は筋肉バカ集団ということでよろしいか?

武田梨奈のプロモーション映画と言ってもいい作品

プランゼット

Filed under: - dekaino @ 12:43 このエントリをはてなブックマークに追加 潟若のはてなBookmark被リンク数

プランゼットを観ました。惑星大怪獣ネガドンの粟津監督の最新作です。
プランゼット

昭和特撮のテイストで、俳優のモーションキャプチャーで動く3D CGキャラが活躍するSFアクションです。
尺は1時間足らずの劇場作品としては短い映画ですが、昭和SFテイストが詰まったアツい作品です。

今回は博士っぽい人が出ないのがさびしいですが、軍人キャラはたくさん出ます。敵は地球外の謎の戦力。生物なのか機械なのかまったく説明がないのが潔いです。短い尺の中でいちいち世界観の説明をしなくても面白い作品は面白いのです。

ただ、主人公妹がずっと同じ髪型なのはどうだろうか? いくらなんでも士官学校通ってる学生でツインテールはないよね。

制作費はネガドンよりはたくさんかけていそうですが、それでも映画としては格安のはず。それでこのクオリティはかなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

ぜひ劇場の大画面で観てほしい作品。

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル

Filed under: - dekaino @ 12:38 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ蔀篁≪ゃ THE MOVIE 莇紫吾/EPISODE BLUE 羇冗cゃ吾潟NEWのはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラルを観ました。前作にもましてタイトル長い!!

善玉イマジンの棚卸しの話。デネブ以外はみんな活躍します。ゲストヒロインの高山侑子がいい演技してます。
アクションは冒頭のエスカレータを使ったシーンが平成っぽくない昭和テイストの殺陣っぽくてGOODでした。

三作目のYELLOWにも期待

2010/6/7 Monday

運命のボタン

Filed under: - dekaino @ 7:58 このエントリをはてなブックマークに追加 純帥海里呂討Bookmark被リンク数

運命のボタンを観ました。
SF作家リチャード=マシスンの短編"Button, Button!"を原作というか原案にして、2時間の映像に仕上げた作品です。原作は10ページ足らずの分量なので、ほぼ新作です。
マシスン作品はI am Legendもそうですが、そのままストレートに映像化されることはなく、必ず曲げられてしまう宿命にあるようです。

本作の原題は"The BOX"。物語の重要な役目を果たす装置のボタンがついた箱 the BOXがそのままタイトルとなっています。邦題は原作に先祖がえりしたのか「運命のボタン」です。

実は本作を見逃すところでした。マシスン作品が映画化される、タイトルはthe BOXだという記憶だけが頭に残っていて、邦題はすっかり忘れていたのです。映画館の上映スケジュールにボックスというタイトルがあるので、まだ上映している安心安心と思っていたら、なんとボックス!って本作と全然違うボクシングを題材にした邦画だったんです。なんと紛らわしい名前!! 気がついたときは本作のロードショーはほとんど終わっており、わざわざお台場にあるシネマメディアージュまでみにいく羽目になりました。TOHOシネマズと同じ形態なのにシネマイレージカードが使えない謎の映画館です。場所がいいせいか土曜の夜はレイトショーでも正規料金を取る強気の商売。なぜかJCBカードを見せると300円引になります。

「ボタンを押せば100万ドルもらえるが、その代償として見知らぬ誰かか1人死ぬ」という装置を渡されたら、あなたはどうしますか? 基本ストーリーはこの宣伝文句に尽きます。それ以上でも以下でもない話。
わざわざ100万ドルを1億円と翻訳してるサイトもちらほら見受けられますが、、当時の円レートでは3億円くらいの価値はあり、現在2010年の1億円とは桁違いです。とはいっても600万ドルの男の開発費の1/6に過ぎないわけですが…

10ページの短編を引き延ばすために非常に凝った設定になっています。まず時代は1976年、ベトナム戦争は米国側の敗戦で終結し、外貨為替変動制が導入されドルがどんどん弱まっていったアメリカ斜陽の時代。この時代にNASAで働く技術者とその妻を主人公としています。アポロ計画も終了して宇宙開発戦争もじわじわと下火になっていましたが、まだ米国は火星無人探査のバイキング計画を、ソ連は金星無人探査のベネラ計画を遂行していた人々が内惑星探査に興味を持っていた時代の物語です。

70年代中頃はSF文学もアツかった時代、そしてノンフィクションではカール=セーガンのCOSMOSがベストセラーとして売れていたそのような時代です。本作はそのようなサイエンス熱に浮かれた時代を、三丁目の夕日のごとく忠実に再現することで、単なる短編小説を長編映画に転換することに成功しました。

当時のアメリカの文化人は世界を相対視して評価する、今のネットで言う左巻き脳の天下であり、旧来の西側資本主義を疑問視する向きがありました。歴史的にもアメリカは1980年代を頂点に国力が落ちていったわけです。ソ連はそれ以上に没落して国自体が消失してしまいましたが。

本作に出てくるThe BOXは、その文脈でいうと「資本主義」の象徴と言えるでしょう。資本主義では市場にいるプレーヤーはみな自分の利益だけを考えてガンガンボタンを押しあっている世界。全プレーヤーが利己主義的に行動しても、神の見えざる手または戦争が自動的に調整してくれて、みんなハッピーになれるという嘘くさい世界観のもとで動いています。それっておかしくない? そういうメッセージが本作には込められているように思われます。ここらのユートピアな近未来という青臭い赤化思想がまさに当時のSFシーンを再現していて素晴らしいです。アーサー=C=クラークは作中で神格化されてるし。

ただし終盤からオチにかけては、どうにも歯切れが悪くてつまらない。まぁI am Legendもそうですが、本来のテーマを肯定した決着はハリウッド資本の意に背くので、どうしようもないのでしょう。観客もそんな作品みたくないだろうし。客はキャメロン=ディアスが見たいだけなんだよね?

70年代アメリカが好きな人にお勧め

2010/6/5 Saturday

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル

Filed under: - dekaino @ 14:25 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ蔀篁≪ゃ THE MOVIE 莇紫吾/EPISODE RED 若鴻帥若c潟のはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクルを観ました。タイトルながっ!!
超電王三部作の第一弾。オリジナルシリーズのメインストーリーラインにもあった、侑斗と愛理お姉さまのラブストーリーの行く末をきっちりフォローした話です。

電王/良太郎役が佐藤健から溝口琢矢に変わったのは知ってましたが、ヤング侑斗も俳優変わったの? と一瞬思ってしまうほど、侑斗役の中村優一の容貌が変容したのはびっくり。スーパー戦隊物のOVAではよくある現象ですが、カメンライダーでコレはちょっと珍しいかも。それに対して野上愛理役の松本若菜がまったく変わっていないのもある意味ですごい。4年の歳月をまったく感じさせない、女優の鏡です。

それにしても、ハナも良太郎も役者変更しても人気に衰えがないことをみても、超電王シリーズは007みたいにどんどん役者を変えていつまでも延々と続けてもOKなのかも知れません。

第二弾も見に行かねば

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