でかいの日記帳

2009/10/25 Sunday

七沢事情

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10月24日に日向山に登ってきました。
その帰りに広沢寺温泉に寄ったところ、3月には下の写真のように空っぽになっていた自販機
2009年3月
(2009年3月22日)

なんと復活していました。チェリオ万歳!
2009年10月
(2009年10月23日)

写真はないのですが、広沢寺温泉入口パス停前にあったコンビニエンスストアのフレンドマートこえちも復活! 元気に営業していました。ポストマップの情報によると、9月22日から営業再開しているそうです。

七沢の景気はいい方向に向かっているらしい。

飯田線の旅 その6 (最終回)

Filed under: - dekaino @ 16:07 このエントリをはてなブックマークに追加 蕋亥 6 (腟)のはてなBookmark被リンク数

とうとう最終回。その1その2その3その4その5の続きです。

2日目の朝に天竜ライン下りとリンゴ足湯を楽しんだ後は、もう家に帰るだけです。もちろん鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅なので、特急や新幹線は利用せず普通列車で帰ります。
まずは11:00天竜峡発岡谷行普通列車に乗ります。
飯田線天竜峡発岡谷行
前夜泊まった飯田を通過してどんどん北上。
市田(いちだ)駅のあたりは市田柿で有名。沿線どころかホームの裏まで柿の木が植えてあり、柿の実が鈴なりでした。
市田柿

駒ヶ根のあたりで車窓から撮った日本アルプスの山々。ここらの山は高く険しい。
駒ヶ根からみた日本アルプス
なんだかんだ3時間乗り続けて14時頃、定刻より数分送れて岡谷駅に到着しました。
岡谷駅
やっと中央本線にたどり着いた。ここまできたら神奈川県まであっという間なんて思ったら甘いのです。たしかに特急に乗ってしまえばすぐなのですが、普通列車は本数が少ないのです。
まずは駅前で腹ごしらえをして、14:55発高尾行の普通に乗ります。岡谷滞在は1時間弱でした。
高尾行普通列車
途中茅野駅でスーパーあずさに連絡、追い抜かされます(15:12着/15:22発)。
茅野駅で連絡した特急スーパーあずさ22号

15:44に小淵沢駅に到着。終点ではありませんがここで下車します。小淵沢始発の快速列車ビューやまなし号に乗るためです。
小淵沢駅
このまま高尾まで普通列車で行くと大月駅で連絡するのですが、大月駅からでは十中八九座れません。どうせなら始発からいい車両で快適に行こうという作戦です。ビューやまなし号が発車するまで30分ほどこの駅で待ちます。同じことを考えている客がたくさんいるので行列ができていました。行列しながら駅からの風景を楽しみます。
小海線車両
小海線のディーゼル車両
八ヶ岳はとても大きく見えます。
八ヶ岳
富士山
まだ小さいですが、富士山も見えました。

快速ビューやまなしを待つ間、何本もの特急列車が停発車していきました。
まずは特急あずさ24号(16:04着/16:05発)
特急あずさ24号

次に特急はまかいじ(16:10着/同発)
特急はまかいじ
はまかいじはレア度が高い特急で中央本線から横浜線に分岐して松本と横浜の間を走ります。横浜線を走る特急はこのはまかいじだけ。運転も1日1往復で運転日注意の不定期運行です。

2本の特急を見送った後、お目当ての快速列車が入線してきました。
ホリデー快速ビューやまなし号
これがホリデー快速ビューやまなし号。この日は新宿止まりではなく千葉まで運転を延長した、小淵沢発千葉行です。これもレア度が高い運転。
車両は215系。ほとんどが2階席の定員数優先型の車両で、1日目にのった東京発静岡行普通の373系に比べるとやや快適度は落ちますが、東海道線のグリーン席と同等の快適さです。
ビューやまなし 内部
私は天井が低い2階席部分は嫌いなので、出入り口デッキ部の座席に座りました。なかなか快適。しかも快速運転なので速いのがうれしい。

小淵沢駅を16:17に出発。甲府あたりの富士山は見事。
甲府の富士
しかし、もうこの季節の太陽はつるべ落とし。あっという間に暗くなり、車窓の外はまっくらやみ。
18:18に八王子駅に到着しました。ここでビューやまなしから降りて横浜線に乗換え。
八王子18:18発/橋本18:29着。相模線に乗換えて、橋本18:33発/厚木19:09着。

やっと厚木に帰還しました。(といっても厚木駅は海老名市。ここから小田急で本厚木に行かなくてはならないのですが、それはまた別の話)

これにて長かった1泊2日の飯田線の旅も終了です。
鉄道の日記念JR全線乗り放題きっぷの1日分は3060円。
2日目の行程を通常切符で買った場合、同一行程の往復には途中下車は使えないため、飯田駅→天竜峡駅と天竜峡駅→厚木駅の2枚の切符が必要となります。価格は230円+4940円で合計5170円。つまり2110円のお得でした。1日目の3030円には及ばないまでも4割強の割引率、十分に使いこなしたといえるでしょう。
往復とも長距離の行程を普通乗車券で乗れる快適な列車に乗れたので、それほどつらくありませんでした。特急ではなくても快適な旅が可能なのです。

飯田線の旅 その5

Filed under: - dekaino @ 12:07 このエントリをはてなブックマークに追加 蕋亥 5のはてなBookmark被リンク数

その1その2その3その4の続きです。
その5は天竜ライン下り。天竜峡駅付近から天竜川を下り唐笠駅付近まで船で行く観光コースで、料金は大人1人2900円。
天竜ライン下りの船
これから乗る船。40人前後の客が乗り込みました。
船出
船出〜

ガイド
オバ様ガイドがへさきで名所案内します。上に見えているのは先ほど渡った姑射橋。
橋の上の人達が観光船に向けて手を振ってます。
姑射橋で手を振る人々

天竜ライン下り
船から見上げる天竜峡渓谷の奇岩の風景はすごい迫力。
天竜ライン下り

先ほど渡ったつつじ橋をくぐります。
つつじ橋
天竜ライン下り

飯田線
飯田線の線路が天竜川をまたぐ鉄橋。
飯田線
2006年の大雨では水位が線路のすぐ下まで上昇したらしいです。おそるべし自然の驚異。

風景にも慣れてきたところで、ガイドのオバ様が投網のパフォーマンス。
投網
例年だと落ち鮎の時期でたくさん獲れるらしいのですが、今年は水が濁っていてあまり鮎が撮れないそうです。なんとか小魚が1匹だけ網にかかっていました。
トンビ
トンビに向かって小魚を投げるとナイスキャッチ。ここらのトンビは餌付けされていて船が来ると寄ってくるそうです。今回の餌は小さいのが1匹だけなので不満そう。
トンビだけではなく、アオサギやカワウ、セキレイなどもいて、鳥をたくさんみることができます。

売店
なぜか川原に止めてある売店船。この船に寄せて飲み物やつまみを販売します。
よく考えられているなぁ。

古い街道のの塩の道の痕跡が脇の崖にありました。
塩の道
ダムができる前の天竜川が急流で暴れ川と呼ばれたいた頃、この塩の道は重要な街道だったそうです。
飯田線もこの塩の道街道に沿ってひかれた鉄道なのです。

50分ほどの楽しい川下りもそろそろ終わり。そろそろ唐笠駅の近くの川港に到着です。
唐笠港
たくさんのアヒルがお出迎え。コイツらも餌付けされており、お菓子をおねだりします。

かわいい2匹の猫もお出迎え。白いのが親猫でキジ柄が仔猫か?
2匹の猫
仲良く互いに舐めあっていました。

唐笠からは送迎バスで出発地の天竜峡の船着場まで送ってもらえます。
10:40頃に無事天竜峡駅まで戻ってきました。
足湯の看板
帰りの電車まで20分くらい余裕があるので、船着場近くにある足湯で休憩しました。

お湯の中に丸ごとリンゴが浮かんでいる大胆なリンゴの足湯。
リンゴの足湯
協力金として100円を入れてくれと書いてある缶があるので、一応100円を投入しておきました。

次回は最終回 天竜峡から厚木まで帰る家路編の予定。

飯田線の旅 その4

Filed under: - dekaino @ 7:11 このエントリをはてなブックマークに追加 蕋亥 4のはてなBookmark被リンク数

その1その2その3の続きです。
飯田線の旅の2日目、朝は7時20分にチェックアウトし飯田駅に向かいます。

ホテルニューシルク
宿泊したホテルニューシルク。普通のビジネスホテルですが、朝にも大浴場に入れるのがうれしい。飯田駅まで徒歩数分。

飯田駅
朝の飯田駅。

飯田駅の改札で乗り放題きっぷに3日目のスタンプを押してもらいました。
鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ 3日目のスタンプ
07:15発天竜峡行の普通電車で、ふたたび天竜峡に戻ります。

08:15終点、天竜峡駅。
天竜峡駅
ホームには天竜ライン下りのマネキンがいました。
天竜ライン下り人形
ちょっと、オー!マイキー風。

朝の天竜峡は夕方とはまた違った趣きです。
姑射橋
駅のすぐ前にある姑射橋(こやきょう)というちょっと恐いネーミングの橋の上から見下ろした天竜峡渓谷。

姑射橋を渡ると天竜ライン下りの乗船券売り場があります。先にチケットを購入。
天竜ライン下りチケット
09:30出発の乗船券を買ったので1時間くらい余裕があります。そこで天竜峡沿いに作られた散策コースを歩いてみました。

天竜峡散策マップ

散策コースに入ってすぐのところから絵葉書のような天竜峡の写真が撮れました。これでも台風の影響で普段より水が濁っているそうです。
散策コースから撮った天竜峡
散策コースは登りあり降りあり、ちょっとした山歩きコースです。結構急な階段も多い。
散策コースの階段

天竜峡十勝のひとつ「龍角峯」そそり立つ岸壁。
龍角峯

姑射橋の下流にあるつつじ橋。歩行者しか渡れない吊り橋です。
つつじ橋1
つつじ橋2
臨場感抜群。風が強い日は怖くて渡れそうにありません。
つつじ橋3

下流から見た先ほどの姑射橋
下流から見た姑射橋
散策コースを一周するのに約40〜50分。一回りして姑射橋のたもとにある天竜峡ライン下りの船着場まで戻りました。
船着場

次回は天竜ライン下りの予定

2009/10/17 Saturday

飯田線の旅 その3

Filed under: - dekaino @ 23:11 このエントリをはてなブックマークに追加 蕋亥 3のはてなBookmark被リンク数

その1その2の続きです。
その3になってやっと飯田線の登場です。豊橋駅13:43発天竜峡行普通列車に乗ります。
飯田線は全線電化されていますが全線が単線です。それでも昔は運行本数が多かったのか、上りと下りのホームが2つあってすれ違いができるようになっている駅が昔は多かったようですが、今はもう片方しか使っていない駅が多いようです。
サトイモと柿が植えられたホーム
その名残が今に残ってます。もう無用となってしまった片方のホーム。線路が撤去されています。すぐ裏が里芋畑になっているのが物悲しい。柿の木も植えられているようです。

線路は天竜川沿いを走り、車窓から川を見下ろすことができます。
車窓から見た天竜川

中部天竜駅
途中の中部天竜駅。この駅構内には2009年11月1日に閉鎖が決定している佐久間レールパークがあります。この日は連休中だけあって閉鎖を惜しむ鉄道ファンがたくさんたむろしていました。残念ながら中部天竜駅に到着したのは15:35過ぎで、レールパークの入場時間が終わっていたため、見学はできませんでした。

終着駅の天竜峡駅に到着したのは17:19。もう日がかなり傾いたころあいでした。
天竜峡駅1
駅前の踏切を渡ってすぐに観光案内所がありますが、すでに閉まっていました。観光案内所には温泉が引き込んであり、ちょろちょろとお湯が流れていました。
観光案内所の温泉

駅前から天竜峡渓谷につくられた公園を通って徒歩5分くらいのところに市営日帰り温泉施設があります。名前は天竜峡温泉交流館〜若がえりの湯です。倒産した温泉旅館を再利用して飯田市が運営する日帰り温泉で、1回400円。
私が入ったときは先客はおらず、完全に貸切状態でした。入浴中に地元の方が1人だけ入ってきましたがそれでもガラガラ。かなり贅沢な気分で入浴できました。地元の方と話をしたところ、近所の人はみんな入浴回数券を買って死蔵しているそうです。もったいないからたまに入りにくるとのこと。

温泉を出て駅に戻ろうとしたところ、もう完全に日が沈んでおり街灯がまったくない公園は真っ暗。とても歩けそうもないので、遠回りですが街灯がある車道を通って駅まで帰りました。
駅前の蕎麦屋で山かけ蕎麦を食べて、18:39発岡谷行に乗りました。
岡谷発
30分ほどかけて飯田駅に19:05到着。これで1日目の電車のたびは終わり。飯田駅前のホテルニューシルクに宿泊しました。

鉄道の日記念JR全線乗り放題きっぷの1日分は3060円。
1日目の行程を通常切符で買った場合、途中下車を活用するとして、松田駅→飯田駅(国府津・豊橋経由)の乗車券が必要となります。価格は6090円。つまり3030円のお得でした。

その3終わり
次回は2日目。天竜峡ライン下りの予定。

ATOM

Filed under: - dekaino @ 22:16 このエントリをはてなブックマークに追加 ATOMのはてなBookmark被リンク数

ATOMを観ました。原題はもちろんASTRO BOY。
ATOM
CGモデリングされたアトムは原作からはかなり遠いですが、実際に3Dアニメで動かしてみるとさほど違和感はありません。原作に近い造形のままだとむしろ不自然だったと思うので、これはこれでよい判断だったと思います。

ハリウッドが日本マンガをアニメ化すると高い確率でアチャーとなる作品になってしまうのですが、本作はそういうことはありません。正確にはアメリカでテレビ放送されていたアニメの3D CG映画化とみた方が正しいでしょう。ちゃんとアトムという作品に仕上がっています。
脇役キャラもいい感じ。ハムエッグは本作ではかなり美味しい役どころです。
動力は原子力ではなくブルーコアという新設定が入ってますが、この新設計も巧いです。ちょっとご都合主義かもしれませんが。

私が観たのは日本語吹替版。吹替もいいです。アトム役の上戸彩はまったく違和感がありません。
日本で映画化するよりずっといい出来になったと思います。手塚眞あたりに口出しさせなかったのが成功のポイントでしょう。吹替版にはカメオ出演しているようですが。

仏陀再誕

Filed under: - dekaino @ 21:40 このエントリをはてなブックマークに追加 篁茯のはてなBookmark被リンク数

仏陀再誕を観ました。
幸福の科学製作の宗教アニメです。前に類似作の永遠の法も観ています。

前作と比べて、宗教抜きでも結構面白く楽しめるようなつくりになっています。
永遠の法は、無駄にすごい作画をしているのに演出的にはまったく無意味だったりして、お役所的に潤沢な予算を無理やり使い切っているようなところがありましたが、本作ではうまくスポンサーを騙して自分達の作りたいものを作ってしまったような詐欺的要素があります。たとえるならオモチャ屋を騙して作ったガンダムとか、パチンコ屋を騙して作ったアクエリオンやらグレンラガンのようなものです。または濡れ場さえ出しておけば何でも撮れた日活ロマンポルノみたいな路線。とにかく作りたいように作るんだという作り手の叫びが聞こえてくるようです。

演出、作画、声優がかなり豪華でしかも意味のある使い方をされています。
特に銀河万丈が演じる悪の教祖の演説はアツい。ギレン総帥の演説級です。これだけ聞いても元はとれます。

コロナ小田原で土曜日の朝イチの回で観たのですが、劇場はほぼ満席でした。しかも観客同士が顔見知りのようで、劇中の仏陀の生まれ変わりである空野太陽が法を説いているシーンでは手を合わせて感動しながら見ている観客が多数。宗教的にものすごい盛り上がった雰囲気の中での鑑賞となってしまいました。

ストーリーも永遠の法のように、アインシュタインは悪魔の手先だ! みたいな噴飯話はでてこず、幻魔大戦的に、日常からいきなりUFOが攻めてくるとか大津波が来るとか、80年代SF戦争映画のノリで宗教風味の超能力バトルものとしても楽しめます。

まぁそれでも幸福の科学の教義についてはきっちり説かれるのですが…

  1. 無神論/唯物論は間違い → 霊魂や死後の成果は存在する
  2. 宗教といっても悪魔の手先の団体もある (敵対教団
  3. むさぼる欲 怒り 愚かさ の3つをなくそう

上に列挙した話が繰り返し繰り返し出てきます。ここだけは非信者にとっては あーそー と流すしかないです。
そもそも「仏陀」って悟りを得て解脱を実現した者。解脱とは輪廻の牢獄から解放されることで、もうこれ以上転生しないで済み現世の苦難から脱することに成功した人を仏と呼ぶわけで、仏陀が再誕するって矛盾もいいとこ。もし再誕したら実は仏陀ではなかったということになり、もう何が何だか。

ネタとして観るには面白い作品。

カイジ 人生逆転ゲーム

Filed under: - dekaino @ 19:51 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ 篋榊荵≪蚊若のはてなBookmark被リンク数

劇場版カイジ人生逆転ゲームを観ました。
あのカイジの映画版です。原作はかなり長いというか未完作品なので、かなり簡略化して一本の映画に仕上げています。劇中のギャンブル対決は、ジャンケンカード、ブレイブメンロード(高層ビル鉄骨渡り)、Eカード(皇帝、市民、奴隷のカード)の3本。
最初のジャンケンカードは原作をものすごく単純化したものでまったく単調。現金を貸し付けたり、カードや星の売買など肝心な部分を丸ごとカットしているのでつまらないです。序盤でかなり不安を感じさせる出来。
そのあと地下坑道での強制労働。もちろん報酬はペリカという流れ。ただし班長たちとのチンチロリン対決はなし。残念。
2本目の鉄骨渡りは、まぁ原作に近いノリ。原作では福本の画力のため高所の恐怖感が余りよく表現できていなかったのに対し、さすが映画だけあってものすごい緊張感です。科学考証的には鉄骨に手が触れるとビビビとくる高圧電流というのが謎なんですが… あんな豪雨の中でも漏電しないし、そもそも地面に触れていないからアース電位との電位差で感電するわけでもないし(高圧線に止まる鳥が感電しない理屈)、深く考えてはいけないのでしょうが謎です。ただし、原作にあった透明階段はなし。それでもジャンケンカードよりはよい出来でした。

最後の対決のEカードは、香川照之が演ずる利根川とのタイマン勝負。遠藤役の天海祐希が原作にはない味付け。どっちかっていうとカバチタレとか極悪がんぼに出てきそうな一見悪辣だが実は情が深い、福本作品にはいないキャラクターとなっています。

本作品は日本テレビ資本で製作されており、テレビ業界の大人の事情でいろいろ規制がかかっているようです。パチンコ業界はカイジの台があるくらいなので決して悪くは描かれません。反面サラ金業界は結構悪いヤツ的な表現。一昔前のサラ金はテレビ業界にとって大得意先だってのに、最近の規制強化によりたいして影響力がなくなったということでしょうか? 確かに一時期よりサラ金CMって目立たなくなっている気もします。

映画を観終わった後、なぜか冷たいビールが飲みたくなる作品。結構よかったです。

2009/10/15 Thursday

飯田線の旅 その2

Filed under: - dekaino @ 23:18 このエントリをはてなブックマークに追加 蕋亥 2のはてなBookmark被リンク数

その1の続きです。
浜松駅10:48発大垣行新快速は11:23に豊橋駅に到着しました。
豊橋駅
次に天竜峡まで行ける電車は2時間以上も先。そこで豊橋でちょっと観光することにしました。豊橋には路面電車があります。
豊橋 路面電車
均一料金で1回150円。400円で1日乗り放題切符を買えばかなりお得。
路面電車の終着駅の運動公園までは豊橋駅から25分弱。
豊橋 運動公園の池
池の周りの散歩コースがいい景色です。こんなすぐ近くにこんなのどかな場所があるなんて、豊橋はいい所だ。

公園でしばらく散歩した後、また駅方面に向けて路面電車に乗ります。
せっかく1日乗車券を買ったのだから元を取らないと損です。
路面電車軌道
路面電車内からみた軌道。
黄色矢印信号
黄色い矢印信号は路面電車だけに通用する信号。

豊橋駅の手前の豊橋公園前で下車。豊橋公園は吉田城の城址に作られた公園です。
吉田城入道櫓
吉田城の入道櫓が再建されています。
櫓は蛇行する豊川に突き出すように立てられています。
豊川
櫓から見下ろした豊川。
神武天皇像
なぜか神武天皇の銅像があります。

公園に隣接するように建っている豊橋市公会堂。戦前の建物らしい。
豊橋市公会堂

いろいろ見ていたら、あっという間二時間が過ぎ、電車が出る時間になりました。豊橋駅に戻り、飯田線13:43発天竜峡行の電車に乗り込みます。
やっと本題の飯田線です。本数が少ないだけあってそこそこ混んでましたが、座席が足りなくなるほどではありませんでした。

その2終わり
次回は天竜峡温泉の予定

飯田線の旅 その1

Filed under: - dekaino @ 6:27 このエントリをはてなブックマークに追加 蕋亥 1のはてなBookmark被リンク数

鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅シリーズ第2弾。今度は連休の前2日を使った10月10日〜11日の一泊旅行で、豊橋から岡谷まで結ぶJR東海飯田線の旅です。

今回のスタート地点はJR東海御殿場線の松田駅から。神奈川県にある数少ないJR東海専管駅です。
御殿場線松田駅
10日の早朝、上りの始発列車 06:18発国府津行でJR全線乗り放題の旅を開始しました。

小田急線との乗換駅なので始発から窓口に駅員がいます。
松田駅のスタンプをゲット
松田駅のハンコをゲット!

東海道線に接続する国府津駅に06:32に到着。
国府津駅
ここの改札の外にあるNewDays(JR系コンビに)で朝食を調達しようと思ったら、なんと営業時間は06:40から! まだ開いていなかったのでした。
これは誤算。しかし次の電車の時間があるのでしょうがなく駅に戻ります。

今回の旅の目的のひとつ。1日に1本だけ出る東京発静岡行きの長距離普通列車です。国府津駅は06:39発。
東京発静岡駅普通 / 373系電車
車両は373系電車。外見は地味ですが特急にも使われる豪華な電車です。
373系内部
これに特急券なしで乗れるのはかなりお得。ただし快速ですらないので時間はかかります。
連休初日だったせいか残念ながら国府津駅では満員状態。車内の通路やデッキに人があふれていました。ずっとこの状態のまま静岡駅まで行くとしたらかなりつらい状況。
運がいいことに、小田原駅でどっと人が降りたので、小田原から座ることができました。

08:43に静岡駅到着
静岡駅
ちびまる子だらけの静岡駅。そういえば清水は静岡市に吸収されたんでしたね。
すぐに次の電車に乗り継ぐ予定だったのですが、国府津で食料を調達できなかったので、朝食のため途中下車。静岡駅前はでかい街なのですが、休日の早朝にやっている店はほとんどなく、飲食店難民となって街中を放浪。なんとか松屋を発見して牛丼を摂取しました。

09:22発浜松行に乗車、浜松駅に10:33到着。
浜松駅
同駅10:48発大垣行新快速に乗車。新快速とは言っても、豊橋までは各駅停車なので普通と同じです。
浜名湖
弁天島あたりで撮影した浜名湖。朝の浜名湖は美しい。

その1終わり
次回は豊橋編の予定

2009/10/6 Tuesday

高崎観音

Filed under: - dekaino @ 22:47 このエントリをはてなブックマークに追加 蕭經荀渇海里呂討Bookmark被リンク数

今年も鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷを買いました。
鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ
JR各社の普通列車が乗り放題というアリガチな企画きっぷです。

10月4日(日) 8:14 JR海老名駅をスタート、相模線八王子行に乗りました。
JR海老名駅
08:58八王子着。09:08発の八高線・川越線直通川越行に乗り換えます。
八高線(電化部分)
八王子-拝島間は複線だったり、線路沿いもけっこう街で相模線負けてる!と思ったのですが、拝島を過ぎると単線になりあっという間に茶畑と里芋畑ばかりののどかな風景になりました。さすが車両の扉の脇に開閉ボタンがついている仲間路線です。

09:49に高麗川駅到着。ここから電車は川越線に行ってしまいます。ここから先の八高線非電化区間に行くには、ここで乗り換える他ありません。
高麗川駅
乗り換えの接続時間に余裕があったので、駅の外に出てみました。
高麗川駅前謎のモニュメント
駅前には謎のモニュメントがそびえたちます。田舎ってこういうの好きだよね。
八高線(非電化部分)
非電化区間は気動車です。10:11に高麗川駅を出発しました。

途中の寄居駅では、たまたま停車していたSL列車(たぶん秩父鉄道のパラオエクスプレス)を目撃しました。撮り鉄がたくさんいました。

11:45に高崎駅到着。気動車には1時間半くらい乗っていた計算になります。
高崎駅

高崎駅を出て特にあてもなく街を歩いていると、川原で遠くに謎の巨大像を発見。
どうやらこれが有名な高崎観音らしい。
高崎観音(遠)
気がつくと歩いている通りの名前が観音通り。どうやらこの道を進めば観音像のところへ行けそうです。そんなに遠くもなさそうなので、歩いて行ってみました。

市街地を抜け山に入ると、いきなりラブホテル登場。
ラブホテル
無視して通過、更に坂を登っていくと温泉旅館がありました。後で調べると結構高そうな立派な旅館だったらしい。→高崎観音山温泉錦山荘
高崎観音山温泉錦山荘

温泉も通過し更に登るとだんだん観音様が近くなってまいりました。
高崎観音(中)

更に進むと駐車場と露店が並ぶ通りに出ます。
焼き饅頭
焼き饅頭を購入。とてもうまい。餡子はなく饅頭の皮に味噌をつけて焼いたもの。高崎の名物なのか?

とうとう観音像の足元に到着。歩き始めて50分くらいで着きました。意外と時間がかかった。
高崎観音(大)
で、でかい。観音様もでかいの一族だった!
拝観料を払うと観音像の胎内入って階段を上って顔のあたりまでいけるらしい。
疲れていたので帰りの電車まで時間がないので今回は胎内めぐりはパス。

急いで駅に戻ります。帰りは下りなので40分くらいで駅まで帰ってこれました。
駅の売店で駅弁を購入。高崎名物のだるま弁当というもの。値段は900円。
だるま弁当1

帰りは小田原行の直通の湘南新宿ライン特別快速に乗りました。つまり高崎から茅ヶ崎までの160km強を乗り換えなしで行けるのです。八高線経由は乗り換えだらけだったのに、こいつは楽チン。
グリーン券
しかもグリーン券まで買ってしまいました。たった750円でグリーン車に160kmも乗られるなんてすごく安い。

14:17に高崎駅を出発。
だるま弁当の中身
さっそくだるま弁当を食べます。中身はこんな感じ。結構美味しかったです。ちょっと量は少なめ。

16:53に茅ヶ崎駅に到着。2時間半で160kmということは、平均速度64km/h。さすが特別快速は速い!
茅ヶ崎駅
すぐさま16:58発の相模線橋本行に乗り換え。17:29には最終ゴールのJR厚木駅に到着。

関東一周というには大げさですが300km以上を1日で移動した鉄道三昧の旅でした。

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