7月の注目スカパー番組
7/2(木) 23:30 mondo21 田代まさしのいらっしゃいマーシー
7/5(日) 13:00 Animax アニメドキュメンタリー2009
7/11(土) 24:30 テレ朝ch 拝啓!!鉄道人
7/17(金) 17:25 ディズニーch ファイアボール
7/20(月) ザ・シネマ 24時間SF DAY
7/29(水) 22:55 AXN LOST Season5
7/2(木) 23:30 mondo21 田代まさしのいらっしゃいマーシー
7/5(日) 13:00 Animax アニメドキュメンタリー2009
7/11(土) 24:30 テレ朝ch 拝啓!!鉄道人
7/17(金) 17:25 ディズニーch ファイアボール
7/20(月) ザ・シネマ 24時間SF DAY
7/29(水) 22:55 AXN LOST Season5
いけちゃんとぼくを観ました。西原理恵子の絵本が原作です。
高知に住むあまり恵まれていない、急いで大人になろうとする少年ヨシオといつもヨシオと一緒にいてヨシオにしか見ることができない謎の存在いけちゃんの話です。
作品中に出てくる墓が海辺にありますが、たしかに高知県の海岸線は墓だらけです。しかもみんな海のほうを向けて安置されています。たぶん宗教的に死者の魂は海の向こうにいるとか、死後は毎日海を見て過ごしたいとか、そういう理由なのでしょう。
ほとんどの撮影は高知県のロケで風景はたいへん美しいです。
しかし表現はかなりえげつない。子供同士の喧嘩シーンははっきり描写しないでイメージで流してしまいがちですが、ガチで石つぶてを投げられて頭にドゴって結構でかい音で当たって「イテっ」。地味ですが見てて大変に痛々しい表現です。他にも木製の櫂で殴られたり小学生同士という設定でこの暴力表現は、絶対にテレビでは放送できないレベル。
とにかく本作に出演している子役達はみんなとても巧い。特に主役の深澤嵐はとんでもない。CGで後から合成されるいけちゃんと自然に会話する演技を難なくこなすあたり、天才的です。
またエピローグでちょっとだけ出てくる18才のヨシオ役を元子役だった池松壮亮が演じており、子役ファンには美味しい映画です。そういえば池松は実写版鉄人28号で、いけちゃんの声を当ててる蒼井優と競演してますね。
主役以外の子役もみんな巧くてよくぞここまで集めたなと感心します。
本作は、孫がいる老人向けファンタジーをねらったものだと個人的に思います。西原理恵子のさくらももこより売れてやるぜって執念の計画のひとつなのでしょうか? 確かに同系の老人向けファンタジー黄昏流星群より出来がいいかも。少なくとも黄昏は女性が引くけど本作はむしろ孫がいるお婆様方に受けそうです。封切り時の上映館が少ないですが、おくりびとみたいにクチコミでロングランや上映館を増やすのを狙っているのかもしれません。
小学生が観て面白いかどうかははっきりいってわかりません。子供向け要素はほとんどないけれど、子供っていかにも子供向けのものより大人対象のものを喜んだりするから結構楽しめたりするのかな?
傑作というか、異色の作品。こんな企画通してしまう角川は太っ腹です。
押井守原案・脚本の宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-を観ました。監督は西久保瑞穂(西久保利彦)です。
立喰師列伝と同じようなウンチク垂れ流しまくり、巷間の武蔵像と歴史的武蔵との違いをコンコンと解説し、持論をとうとうと述べ、史跡めぐりをする作品です。映像的には手描きアニメと3D CGアニメ、そして実写パートが織り交ぜられ、あたかもNHKの歴史ドキュメンタリーのような作風です。
手描きアニメパートはなかなかよく出来てますが量は少ないです。
個人的にはまぁまぁ面白かったですが、歴史番組が嫌いな人には退屈でしょう。
ProductionI.G.のプログラムピクチャー的ポジションの作品。DVD売れて黒字になるといいね。
本作はテアトル新宿で観たのですが、上映前の予告編で、真・女立喰師列伝の黒木メイサや佐伯日菜子が出てた話だけ再構成して次の正月あたりに上映するって宣伝してました。独立作品にするくらい素材はあるってことなのか?
劔岳 点の記を観ました。
新田次郎の同名小説が原作。立山連峰にある劔岳の初登頂に関わる史実を元に構成された話ですが、たぶんに脚色があり、決して史実そのもののドキュメンタリーではありません。
本作の見所は、とにかくロケ、実際に役者を山に登らせ、できる限り特撮なしで再現しようとしたロケ撮影至上主義がすばらしい。やはりCGでは表現できない本物の山々の風景が素晴らしいです。
ただし、どうしても特撮的なフェイクが必要なところがあり、そこはかなり稚拙です。暗い空の下、猛吹雪の中を歩くシーンでなぜかクックリ人物の影が出てたりします。それを差し引いても素晴らしい映像です。
100年経ったら記録映像としての価値も出てくると思われます。
基本的に男ばっかり出てくるムサいストーリーですが、商業作品として成立させるためにちゃんと宮崎あおいを主人公の妻として出すなど、ちゃんと戦略的に綺麗どころが配置されています。ホンのチョイ役かと思いきや、けっこう宮崎あおいの出番が多いのがうれしい。
町おこし映画としてはよくできた作品。
ターミネーター4をTOHOシネマズ小田原で観た時のマナームービーで久々にヘルニアスクリーン…もとい、プレ美、アスク、リーンの美少女3人ユニットを観ました。
TOHOシネマズ海老名にはプレミアスクリーンがなくなってしまったのでマナームービーも一部カットされていたんですね。
懐かしかった!
TERMINATOR SALVATIONを観ました。邦題はターミネイター4、かなり安直。SALVATIONは救済とか救いという意味です。
原題でわかるように、本作はターミネーターサーガの外伝的ストーリーです。
時代はジョンコナーが過去に自分の父になるはずのカイル=リースを送り込む数年前、まだシュワルツネッガーが演じたサイバーダインT800型より一つ前のモデルT600がスカイネット勢力の主力だった世界が作品舞台となります。
人型のT800以外にもバイク型や飛行機械型など多様なターミネータがいるのが面白い。またT800も新型として出てくるのですが、それをシュワルツネッガーによく似たボディビルダーのローランド=キッキンガーが演じます。ホントよく似てます。現役州知事本人が全裸で出てきたかと思ってしまった。
ストーリーは結構ハードな感じでよく練られたシナリオ。主人公はジョン=コナーではなく人間と機械のハーフのような存在である元死刑囚のマーカスです。マーカスはデーモン族と人間の中間的存在であるデビルマンのような立場にあり、自らのアイデンティティや宿命などに悩むというありがちといえばありがちなドラマをそつなくこなしつつ、最終的にはかなりカッコつけに成功します。アメリカ人だけではなく日本人にもウケがよさそうなキャラクターです。
最近のテレビシリーズであるサラ・コナー・クロニクルズとも連動しているらしいのですが、その作品はまだ未見なのでよくわかりません。日本ではスーパードラマTVで今月から放送開始らしいです。
映画「三國之見龍卸甲」を観ました。邦題は「三国志」、英題は「Three Kingdoms: Resurrection of the Dragon」です。
レッドクリフのヒットに便乗して日本でも公開された香港映画です。それにしても邦題は安易すぎる。原題/英題にある龍/Dragonはの常勝将軍の趙雲のこと。趙雲のあざなの子龍からとった題名です。
三国時代の話ですが、決して三国志のメインの話ではなく趙雲子龍の半生を描いた作品です。
趙雲が劉備軍に参加した時に義兄弟となった羅平安という先輩兵士を語り部に、劉備の時代から二代皇帝劉禅の時代にかけての戦乱に明け暮れた趙雲の人生が描かれます。
蜀の将軍なので、劉備、関羽、張飛と諸葛亮が出てきますし、敵として曹操も出てきますが、呉の人物は出てきません。戦闘シーンの派手でバンバン流血するスプラッターな表現が多いです。
孔明が将棋の駒とか言ってますが、三国時代は駒を使うスゴロクのようなゲーム六博(りくはく)が流行していましたが、将棋はまだインドから中国に伝来していません。まぁそんな感じで結構歴史考証はいい加減です。それより先頭の派手さとか人間関係のドラマを徹底的に創作して盛り上げています。たとえば曹操の孫娘の曹嬰がまた面白いキャラ、もちろん彼女は架空の人物。幼女時代と大人時代、両方とも美人です。
三国志の知識がなくとも楽しめる作品。むしろ知識があって変に思い入れがあると関羽や張飛の活躍しなさっぷりにイライラするかも。もちろん諸葛亮は活躍しますのでご安心ください。
神奈川県の愛川町、清川村、津久井町(現・相模原市)の境界にある宮が瀬湖畔の南山と権現平に登りました。
本厚木駅から野外センター経由半原行きのバスに乗り、愛川大橋バス停で下車しました。所要時間は約40分。
バス停からちょっと車道の坂を上ると半原日向の交差点。そこには遊歩道の案内図があります。
案内図をスルーしてひたすら車道を津久井方向に上っていきます。
次の信号の清正光入口についたら左に曲がり山へ向かいます。
バスを下車してから30分ほど歩くとやっと登山口に到着。
階段近くにコースの案内地図があります。
登山口から30分ほど登るとあずま家があります。ここでちょっと休憩。
津久井町方向の見晴らしがよいです。
あずま家から1時間ほど山道を登ります。山頂近くにはクサリ場があるくらい急坂ですが、ここを登りきると南山の山頂です。
山頂は狭いですが、宮ヶ瀬湖がよく見えます。
ここから尾根づたいに権現平に行けます。あまりアップダウンはありませんが、権現平直前はちょっと急な階段です。南山山頂から権現平まで30分くらい。
権現平はけっこう広い広場になっており、トイレやあずま家も完備しています。
宮ヶ瀬湖もよく見えます。晴れた日は房総半島まで見えるらしいです。
ここで昼食をとりつつ休憩。
権現平から鳥居原までは急な下り坂を降りていきます。50分くらいで車道に出ます。そこから数分で宮ヶ瀬湖の湖畔にある観光施設のひとつ鳥居原に到着します。
鳥居原には軽食もとれる売店があります。宮ヶ瀬ビジターセンターがあるところほどではないですが、そこそこ整備されています。津久井町の産物も販売していました。
ここから連絡船みやがせ21で宮ヶ瀬バス停がある宮ヶ瀬ビジターセンター方面に渡ります。
乗船券は売店で買えます。片道200円。船の本数は少ないので注意。船に乗らなくても鳥居原から宮ヶ瀬バス停まで無料シャトルバスが利用できます。歩くと30分くらいかかる距離です。
鳥居原から乗船する人はほとんどいないらしいです。
航行中に鹿が湖畔に出てきたので、船長が急停止して乗船客に鹿の説明をしてくれました。
野生の鹿です。
船からは廃棄された旧宮ヶ瀬水力発電所の導水管が見えました。
宮ヶ瀬ダムを建設する前に使用されていた水力発電所の設備です。今はもう使用されていません。
発電所本屋は湖に沈んでいます。
→ダムが出来る前の旧宮ヶ瀬水力発電所
宮ヶ瀬ビジターセンターからはバスで本厚木まで1時間半ほどかかります。途中の別所温泉前バス停で下車し清川村ふれあいセンター別所の湯で汗を流してから帰途に着きました。
JJエイブラムス監督のスタートレックを観ました。
劇場版スタートレックの11作目にあたる本作ですが、11という数字はつけず単にスタートレックだけのタイトルになっています。これは前作までとの連続性を断ち切り、まったく新しい新作映画として勝負するということでしょうか?
監督はLOSTやHAKAISHAで有名なJJエイブラムス。脚本も書いています。
一番最初のThe Original Story(TOS)の直前、どうやってカークがエンタープライズの艦長(船長)になったかがわかるストーリーです。しかし、タイムパラドックスによりTOSやそれ以降のテレビシリーズ/劇場作品とは異なるパラレルワールド世界という設定なので、いい意味で大胆に設定を組み替えています。確かに本作はリック=バーマンには絶対作れないだろうなと思わせる大胆な設定変更は、個人的には大成功だと思います。
カーク誕生の秘話や幼少期のエピソードを語りながら、NCC1701 USSエンタープライズの初航海などのエピソードが順々に描かれていきます。TOSのレギュラー陣、カーク、スポック、Dr.マッコイ、スールー(Mr.加藤)、チェコフ、スコット(チャーリー)、ウフーラ(ウーラ)がみんな若い。そしてオリジナルキャラによく似ています。若いからアクションも派手で面白い。各キャラごとにそれぞれ見せ場があってキャラ紹介みたいになっています。
TOSで一番人気があるキャラは当然スポックでしょうが、本作の彼はいつにも増して過酷な運命が待ち受けています。スポックのオリジナルを演じたレナード=ニモイ(本作にも出演します)はユダヤ人で、バルカン人という種族の設定にユダヤの風習や思想を取り入れたことは有名です。本作のバルカン人はますますユダヤらしくなっています。詳細はネタバレになるので省略。
CGや背景画もかなりクオリティ高いです。バルカン星の都市の画はいかにも砂漠の中の街という感じがしてよかった。でもエンタープライズ建造を地球の地上基地でやってるのはぶっとびました。スタートレック世界のスターシップは周回軌道上(宇宙空間)で作ってたはずだけど、どうしてわざわざ地上でつくる設定に買えたのか、ちょっとよくわかりません。単にJJエイブラムスの趣味なのかも。趣味といえば巨大爬虫類系のモンスターはまた出てきます。こういうの本当に好きみたいですね。
字幕もパラレルワールドっぽく従来とはまったく違う訳語が多い。Captainが船長ではなく艦長になるのはまぁしょうがないとしても、First Officerはやはり副長と訳すべきでしょう。いくら何でもサブリーダーはないよなぁ。字数も多くなるしいいコトなし。
スタートレックの知識がなくてもかなり楽しめる作品です。知識があるならなおさら楽しめそう。続編映画またはテレビシリーズが十分に作れそうな勢いがあります。ただし旧作原理主義な人にはちょっとつらいかも知れません。
BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2の第五回「ベネズエラ・チャベス大統領とカピバラのディナー」を観ました。この回がシーズン2の最終回となります。
→ BBCワールド公式サイト
公式サイトから紹介文を引用します。
第5話 ベネズエラ・チャベス大統領とカピバラのディナー
– Cooking with El Presidente –貧富の差が拡がり、情勢不安に陥っている南米ベネズエラを訪問する。チャベス大統領が食糧確保を政治の道具として利用する様子を目の当たりにするが、貧しい人たちの暮らしは改善されているのだろうか。ステファンは大統領のテレビ番組「こんにちは大統領」に出演し、大統領に直接会って世界最大のげっ歯類カピバラを食べることに……。
あの反米のカリスマであるチャベス大統領と食事。しかも癒やし系齧歯類を食べてしまうのです。これはかなり期待できそう!
チャベス大統領の合同記者会見テレビ番組に参加するのですが、記者が大統領に質問できる機会は全部で6回。これを集まった報道陣の中で誰が発問するかクジ引きで決めます。
もちろんステファンもクジ引きに参加するのですが、当然のようにハズレ。
しょうがないのでチャベス大統領の長い演説を聴くのですが、スペイン語はわからないし話は長いしで、あっという間に居眠りモードに移行。いったい何をしにベネズエラまで言ったのか?
一言もチャベスと会話しないまま終了。これでチャベス大統領の出番は終わりです。アレレ?
しょうがないので街に出て貧乏人と金持ちに取材。
牧場を持っている大地主のところに取材した時は馬に載せてもらって大はしゃぎ
その牧場で野生のカピバラを発見。
やっと念願のカピバラを食べられるかと思ったら
牧場主いわく「カピバラを狩るのは違法だよ」 ハイ終了
エエェェェェ?
結局、チャベス大統領と会話もせず、カピバラも食わずで番組は終わってしまいました。
どこが「ベネズエラ・チャベス大統領とカピバラのディナー」なのか?
今回は開運何でも鑑定団のトリにありがちな「思わせぶりに煽った末に期待はずれの残念パターン」だったのです。
それにしたっていくらなんでもサブタイトルに偽りあり。東スポだって最後に 「か?」をつける良識があるよ。
BBCワールドの日本語版スタッフは良心なさ過ぎです。
第18回日本文具大賞の受賞製品が決定した。
機能部門はキングジムのポメラ
日本文具大賞って昨年まで「ステーショナリー オブ ザ イヤー」って名前だったのだけど、今年から「日本文具大賞」に改名されました。最近珍しい横文字から漢字名への回帰。
しかし「日本文具大賞」の方が断然いい名前と思うのです。和魂洋才っぽいね。
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