モンゴル
モンゴルを観ました。ロシア共和国ハバロフスク出身のセルゲイ=ボドロフが監督、主演のテムジン(チンギス=ハーン)役を浅野忠信が演じます。
基本的には元朝秘史などにあるテムジンの青年期の記録をそのままなぞったストーリーで、変な歴史捏造はありません。テムジン青年期の苦難の時期を写実的に表現することで、チンギス=ハーンを神格化した宗教映画のような作品です。
ロシア人としてはタタールのくびきという意識を通してチンギス=ハーンをみることとなり、神格化とまではいかなくても、偉大な人物として描くのは自然でしょう。
劇中のモンゴル人たちは全編通してモンゴル語を話します。そして西夏(タングート/党項)人はなぜか中国語を話します。確かに西夏は漢代と唐代は中華帝国の一部だったわけで漢人は多かったと思いますが、タングートの王族は中国語じゃなくてタングート語を話してたんじゃないかなぁ。文字もあえて西夏文字を考案して漢字を使っていなかったわけだし。
少なくともロシアにとってはタングートは中国人の王国と区別がつかないってことなのでしょう。
モンゴル帝国好きにはかなりおすすめ
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