でかいの日記帳

2006/8/23 Wednesday

日本沈没 (2006年版)

Filed under: - dekaino @ 7:46 このエントリをはてなブックマークに追加 ユ羃羃 (2006綛雁)のはてなBookmark被リンク数

日本沈没 (2006年版)を観ました。いわずとしれた超名作のリメイクです。
監督は特技監督では定評高く監督では悪名高い樋口真嗣です。本作もかなり悪い評判が流れまくっておりました(1973年版は出色の出来だったしね)。

とはいえ、ローレライに比べればよく出来ているので安心ください。前作の存在を無視して評価すれば最近の邦画としてはまぁまぁの出来だと思います。
ただ前作の売りだって日本社会のタブーに挑戦するようなエキセントリックさはありません。本当に穏健なストーリーです。物議をかもすブもありません。
ここが樋口真嗣が好んで起用されるポイントなんでしょうね。いわゆる作家タイプではなくて職人タイプ。クライアントが指示した制限範囲から決してはみ出すことはなく、その中で最大限いいものを作る。こういう人が作るものはたいして面白くはないけど安心で商業作品界では重宝されるんでしょう。
たとえば、米国に見捨てられたとかセリフの端々に前作のエキセントリックさの片鱗が残ってますが、セリフ以上の表現がないのも自主規制なんでしょう。在日米軍が日本から撤退する時に邪魔な日本国民をばりばり撃ち殺すみたいなシーン(実際そうなるでしょう)等は絶対出せない/出さないってことですね。

作家タイプの代表格の富野なんかは腹の中で舌を出しながら平気でスポンサーを騙すから、作品に毒があって面白いんだよね。もちろんそのせいで干された不遇の時代もあるわけだが。

特撮とか科学考証は中途半端によく出来てます。ただ最後のオチは科学考証的にはむちゃくちゃね。とにかくドラマの筋のために何でもあり状態にしちゃった。まさに無理が通れば道理が引っ込む状態。

たぶん日本以外全部沈没の方が楽しめると思います。

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