機動戦士ZガンダムII -恋人たち-
劇場版ゼータガンダム -星を継ぐ者-の続編 機動戦士ZガンダムII -恋人たち-を観てきました。
カツがオリジナル通りカツでした。超ムカツクくそガキ具合がきっちりと表現されていて素晴らしい。まさに「カツ ダメ〜」。カツに匹敵するムカツキガキはTNGのウェスリーぐらいしかいないと思う。
前作同様クワトロの恥ずかしいシーンが全削除、クワトロがかっこいいだけの軽薄男となっていますが、それ以上に性格が激変したのがウォン・リーだ。ウォンがものすごいいい人に浄化されている。マトモなことしか言わず、子供にも優しい人格者だ。こんな人物をウォンと呼んでいいのだろうか? これじゃ逆に修正し返したジュドーが悪者扱いになってしまう。誰かこの欺瞞を暴いて「見てください これがウォン・リーのやり方なのです!」と演説してほしい。
ちなみにクワトロの恥ずかしいシーン全カットの法則よりダカールでの道化演説も全カットです。
ネットで騒がれたフォウの声変わりだが、ゆかなは下手ではなかった。確かに違う声だけどね。それより池脇千鶴のサラがカナリ微妙だった。セリフも微妙。サラに「シロッコ様」と言わせちゃいけない。「パプティマス様」じゃないと。
新作カットでは動画が表示できる電子ペーパー/薄型平面ディスプレイを使った会議シーンが面白かった。ブライトが会議中で従来型ノートPCで内職していたり、内職がバレたとたんに内職してたウィンドウを閉じて、他の会議メンバーに「ぉぃぉぃ閉じなくてもいいだろう」なんて言われたり、かなりリアルに内職心理を的確に表現しています。たぶん冨野も会議で幾度となくノートPCで内職されてきた経験があるのでしょう。
過度の期待を持たずに見に行けばそこそこ楽しめました。つーか星を継ぐ者を観てれば期待を持ちようがないので無問題。
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