豆腐小僧
前にも紹介したが、フジテレビ721で放送されている妖怪倶楽部は2週間で1話進むスローペースで、今週でやっと第6回になった。
そろそろネタも尽きてきたようで、マイナーというか通に受けそうな妖怪がテーマになってきた。第6回のテーマは「豆腐小僧」、大きい笠をかぶり豆腐をのせた盆を持ってただつっ立ってるだけの意味不明の妖怪だ。
いろんな文献に載ってる豆腐小僧たち
江戸時代から明治の頭にかけて大変に流行った妖怪で知らぬものはいないくらいの勢いだったらしい。
現代でも相原コージがお盆小僧として復活させてたりする。
相原コージのお盆小僧
何か異能力があるわけでもなく、悪さをするわけでもなく、ただなくとなく絵に描かれるだけの不思議な存在。それが豆腐小僧なのだ。
河童とか一つ目小僧もあやかろうと、豆腐を持ってたりする。
豆腐をもつ小僧妖怪たち
昔の人にとって豆腐って怪しい食物だったのかも知れない。
京極夏彦も豆腐小僧双六道中ふりだしという豆腐小僧をメインテーマにした本を出すくらいマニアックな妖怪なのだ。
この本はまだ読んでいない。暇があったら読んでみようと思う。でも2100円は高いな。文庫版が出るのを待とうかな?