完顔洪烈 散る!
郭靖将軍が率いる蒙古軍が西域イラン系のサマルカンドを攻める。
しかし城壁は高く難攻不落、蒙古軍の消耗も激しかった。
高山に閉じ込めたはずの西毒が忍法ムササビで脱出するのを見た黄蓉が思いついたアイデア、包(パオ)の布を使って作ったパラシュート部隊で、一気に城を攻める。
(もちろんフィクションです。でも蒙古軍がサマルカンドで大虐殺したのは史実)
サマルカンドにかくまわれていた完顔洪烈、秘技「死んだふり」でなんとか危機を脱しようとしますが…
小悪魔黄蓉に見つかってしまった! 残念。
「父さんの敵!」といきりたつ郭靖に対し
「チンギスハーンの味方をするなんて、郭靖 お前は蒙古人か? 漢人か?」と洪烈が問う。返す言葉もない郭靖。
チンギスハーンの面前でもでかい態度のままの洪烈。
大ハーンも「こやつは憎き敵だが、金の英雄でもある」と一目置いた様子。
マジでかっこいいです。
大ハーンの温情で、解放された洪烈
しかし生き恥をさらさずとばかり、自ら首をかっ切って自決。英雄らしい最期です。
洪烈は射雕英雄伝のキャラクターの中で唯一といっていいほどのマトモな人物です。文武に通じ、仁義に厚く、礼節を重んじ、己の分と言うものをちゃんとわきまえていた、言動にブレがない好人物。はっきりいって全真教のクソ道士なんかよりずっと徳が高いぞ。
2件のコメント »
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今回はまず完顔洪烈ですね。
残念ながら治世の事など小説だし、また主役と言うより悪役なので書き込まれてないけど、それを抜きにしても徳の高い人物である事に変わりは無いですね。
始皇帝のように、知者や豪傑には身分など省みず礼を尽くしますし、最後も恥ずかしくない高貴な最後でした。
横恋慕を人間的と見るか、倫理にもとると見るかは意見の分かれるところでしょうけど、まずはクソ道士(笑)よりは3ランク上でしょうね!
確かに、チンギス=ハーンに説教垂れていた時にはサブいものを感じましたから(笑)。
黄蓉萌えの私としては出てきてくれて嬉しいんですけどね。ただコジンをねぇ・・・・・。
ところで、今回の遠征で郭靖が名将であることが分かりました。たの将軍が軍旅を急ぐのに対し、郭靖は部下のことを思い、性急な行軍を控える。これって名将の条件なので軍師の黄蓉が付いていれば最強だよなぁって思ったりしましたね。
Comment by 遠志 - 2005/5/28 Saturday @ 5:39
t?
在看完?帖子以后,我没有立即回?,因?我生怕我庸俗不堪的回?会??了?网上少有的帖子。
Trackback by t? - 2013/11/9 Saturday @ 23:21