角川映画予告全集をコンビにで買いました。なんと290円! 感動ものの安さです。その代わりといっては何ですが、つまらないマンガ誌がオマケにもれなくついてきます。別名、コミックチャージ創刊号です。
一挙に全編見てしまいました。
なつかしい薬師丸博子のねらわれた学園
最近アニメでもリメイクされた原田知世版時をかける少女
安達祐実初主演映画 れっくすぅ〜 同時期にジュラシックパークがロードショーされていた。
第一作 犬神家の一族に始まり、2006年版犬神家の一族でしめくくる構成に納得。なつかしい映画が続出で大変満足しました。ただまだ上映されてない2007年作品の予告編とか、もはや角川映画ですらないヘラルド配給の洋画とかは要らないです、邪魔です。でも大人の事情で入れないわけにいかなかったんだろうな…
REXの上映中に麻薬取締法違反で角川春樹が逮捕されたんですが、その後の数年間はまったくダメダメですね。スレイヤーズ、スレイヤーズ、スレイヤーズって他にやるものないんかい!? やはり春樹あってこその角川映画です。REX以前の角川映画って今まで広く知られてなかった新しいタイプの話なのに大衆性がバッチリあるというものが多かったのですが、最近の角川映画はホラーかリメイクものばっかりで往年の勢いが感じられないのが残念です。
映画産業への投資規模で言ったら今の方がぜんぜん多いはずなんですけど、映画は金をかけりゃあいいってもんではないってことですね。もちろん金をかけなさ過ぎてもよくないんだが…
さて、ついでにオマケのコミックチャージ漫画についてもちょっとふれます。
どうやらライトなサラリーマン層をねらっているようで、既存の雑誌で言えば、スペリオール(小学館)やMr.マガジン(講談社 廃刊)の路線ですね。ただし歴史モノやSFはなくて、代わりにインターネットで拾った実話系の話があります。
一言で感想をいうと、ほとんどつまらないです。ネタが鮮度があまりにも悪い。いまさら旭山動物園の人気回復物語なんて10年遅すぎるでしょう。
あえて面白い作品を上げるならば、田中圭一の自伝マンガぐらいです。いつのまにか石森章太郎タッチのキャラまで出てきてますね。永井豪が亡くなったら豪ちゃんもでてくるんでしょうか?
やっばりマニアックな雑誌こそ角川らしさが出ていいよね。少年エース本誌より別冊のガンダムエースの方が一桁多く売れちゃうくらい専門性が高い方が売れる出版社なんですよね、角川は。