ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん
ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺんを観ました。19世紀帝政ロシアを描いたフランスアニメなのですよ。原題は"TOUT EN HAUT DU MONDE"、直訳すると「世界のてっぺん」
北極海の探検航海に行ったまま行方不明になった祖父を探しに行く孫娘の話なのです。サンクト・ペテルプルクから北極海までのロードムービー。ゆるゆると数か月の道のりは、昔の日本アニメ「母を訪ねて三千里」に通じるものがあると思います。流氷が画面に出てくるまでかなり時間かけますからね。線もグラデーションもないタッチがなかなかいい味を出しています。
さすがおフランス映画なので字幕版ではフランス語を話します。多分英語吹き替え版もあるのでしょうけど、ちゃんと原語アフレコ版が観られるのはうれしい限り。
大人に反抗的なサーシャの役どころ、昔なら少年にされたのでしょうが、あえて少女にしたあたり今風ではあります。
観ていくうちにどんどん登場人物に感情移入していき、終盤の蒸気帆船のボイラーに火が入った時のウキウキしてる船員たちの気分が痛いほどわかります。「やった やった やったー」
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