ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドを観ました。1969年の映画やテレビドラマの街ハリウッドを舞台にした話です。部隊の主軸となるのはシャロン・テート殺人事件。50年前の話なので今では知らない人も多いですが、当時は犯人不明の有名芸能人殺人事件として大変なゴシップネタとなり、その後犯人が判明した後もずっと世間を騒がせていた事件です。
フィクションキャラクターである落ち目の西部劇スターと専属のスタントダブルのペアをディカプリオとブラピが演じ、落ち目なのにとてもダンディーな役者魂を見せてくれます。彼らを軸に同時のハリウッドの風俗を生き生きと描き、そして殺人事件へとつながる不穏な流れにドキドキさせられます。
50年前に若かった60代から70代の人には直撃の映画です。いわば三丁目の夕日のハリウッド版みたいなもの。同時期にアポロ11号が月への有人飛行を成功させていますが、それについてはガン無視なのもタランティーノっぽいところではあります。
時代なのかがんがん酒タバコ、そしてLSDや大麻がばんばん出てきます。ヒッピーは半グレ的な扱いだったのだなぁ。老人向けなんだけどすごくポップで面白い映画です。
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