ハンターキラー 潜航せよ
ハンターキラー 潜航せよを観ました。アメリカ海軍とロシア海軍の潜水艦アクションです。北米では興行成績が悪かったせいか日本でもあまり宣伝されていません。しかしなかなかよくできた映画なのです。
ロシアの大統領はプーチンとは違う対話志向平和志向の大統領、アメリカの大統領は女性大統領という仮想世界でのロシアのクーデター劇なのですが、攻撃型原潜とアメリカの民間(傭兵)特殊工作部隊が活躍するという、まあアメリカ人が好きそうな設定なわけです。もちろん勝利条件はアメリカに都合がいい状況に持っていくことで、ハッピーエンドになるんですね。ちゃんとお約束を守っているのに客の入りが悪いのは残念。やはり2018年はミュージカルや音楽映画の年だったのかも?
細かいことを言うといろいろ粗は見えるんですよ。特殊部隊の癖になんでヘルメットかぶらないの? とか、いくら何でも軍の重要施設がある軍港の湾内で原子力潜水艦を撃沈していいのか? とかね。原子炉つんでるんだよ。プルトニウムで海洋汚染されちゃってもいいの? とかアメリカ人は放射性物質の汚染に鈍感過ぎだよなぁ。最近は日本人もあえて見て見ぬふりしてる気もしますが。
ロシア海軍の潜水艦の艦長のアンドロポフがいい味出してました。よくできた潜水艦映画です。
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