でかいの日記帳

2019/3/30 Saturday

スパイダーマン:スパイダーバース

Filed under: - dekaino @ 16:14 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻ゃ若:鴻ゃ若若垢里呂討Bookmark被リンク数

スパイダーマン:スパイダーバースを観ました。いろんな次元のスパイダーマンがたくさん出てくるスパイダーマンのCGアニメ映画です。きほんは昔のかーとぅんアニメのスパイダーマンが基本世界で、次元に穴をあけようとする実験のせいで、基本世界のスパイダーマンであるピーター=パーカーが死んじゃってさあ大変、異次元からはたくさん変なスパイダーマンがやってきて大変って話です。

かなりギャグテイストな演出でとても楽しいです。敵のキングピンがすごく体がデカいでかいの一族なのに、小さいドアにするっと入ったり、なぜか電車の車両に入れたり、いわゆる手描きアニメのオバケ効果がふんだんに使われてて、とてもいいのです。
ヴィラン界のでかいの Kingpin
ヴィラン界のでかいの一族筆頭 キングピン。いくら何でもデカすぎやしませんか?
でかいのことはいいことだ!

主役は2代目のスパイダーマンとなる黒人の少年 マイルズ。彼はまだスパイダーマンとして目覚めてから日が浅く、力を自由にコントロールできないのです。彼の成長する姿が本作のテーマのひとつなのです。
予告編で使われていた画像は本編でもそのまま使われているんですけど、予想していたのとはまったく違う使われ方で、これはこれで面白いと思いました。とにかく期待を裏切ることに長けている作品です。もちろんいい意味でね。
スパイダーマン 最高! MJも期待を裏切ってシカゴのスパイダーマンのキルスティン・ダンストに似ないで、美形でよかったですよ。

運び屋

Filed under: - dekaino @ 15:42 このエントリをはてなブックマークに追加 喝のはてなBookmark被リンク数

運び屋を観ました。クリントイーストウッド主演監督です。原題は the MULE、muleはGNU emacsのi18n版ではなくてラバのこと。運び屋の隠語です。

朝鮮戦争にも米兵として参戦した経験がある老人がコカインの運び屋をやるというお話です。若い頃 Day lilyという品種の花の栽培をやっていてスペイン語にも堪能、ビジネスでは周りの人気も高い注目の的だったが、仕事中心の人間で家庭を省みず娘の結婚式もすっぼしたことから実の娘とは絶縁関係という頑固ジジイの話です。愛国者で正直な自営業者で不器用で家族関係に年代があり、犯歴どころか交通違反歴もないというある意味アメリカにいそうな爺さんが、自営業が傾いて家屋を借金のかたに差し押さえられたのをきっかけにコカインの運び屋に転業してしまうという話です。

最初は本人も何を運んでいるか知らないまま高報酬につられて運転していただけなのが、だんだん密売一味となかよくなり、何を運んでいるか理解して、それでも仕事を続け、黒幕のメキシコ麻薬王にパーティに招待されたり、いろんなことをやりつつ、最後には責任を取って家族との絆も取り戻すという話です。
ベイツ捜査官とアール=ストーン爺
大量のコカインを運んでいるのにまったく捜査線にひっかからない謎の運び屋を追いかける麻薬捜査官役はアリー/スター誕生でジャクソン役をやっていたブラッドリー・クーパー。この映画でも家族とはうまくいっていないようで、爺さんが追いかけている運び屋本人だとも知らずに、人生の先輩の助言っぽい説教されちゃったりして。間抜けな探偵DEA捜査官さんね。

派手なストーリーではありませんが、なかなか味わい深い映画でした。

20 queries. 0.287 seconds. Powered by WordPress ME
For questions or comments, please send mail to: webmaster@dekaino.net