宇宙の法 -黎明編-
宇宙の法 -黎明編-を観ました。恒例の幸福の科学映画の新作です。3年前に投げっぱなしかと思ったUFO学園の秘密のまさかの続編です。
前作の主人公たちもナスカ学園を卒業するのが間近になり、そろそろ進路を決めなければいけないねって頃合いでまた事件が起きるという流れなのですが、正直前作に比べていまいちです。
前作は、信者じゃない人を入信勧誘する意図があったのか、導入部が非常にわかりやすくてとっつきやすい。それに対して本作は完全に新参者を突き放しています。前作みてきてるのは当然って作りで、初見だと思いっ切り置いてけぼりにされます。そもそもの設定がわからんもんね。
それでいて前作とはテーマが相当に変化しています。敵性種族であるレプタリアンとでも和解できて共存できるんだぜってことになります。風向きが変わりすぎだぜ。それよりも身内の裏切り者に気をつけろという警告を鳴らすようなストーリーなのです。
つまり、千眼美子がレプタリアンのつんでれ姫としてほぼヒロイン役として主人公と淡い恋中になる反面、味方戦士のタイラが闇落ちして敵に寝返ってしまうのです。
教祖大川隆法が若い信者と浮気して離婚したり、実写映画を撮りまくってた長男が離反したり、教団もいろいろお家騒動があるようなんですが、そこら辺の事情が出ているのかもしれません。
銀河万丈が出演してないのもつまらなかったです。今回の敵は村瀬歩がやっているのです。幸福の科学映画も世代交代だなぁ
メーテルもどきの人とかまったく存在感なくなってるし、3億3千万年前の地球に人がいるのは別としても、シナリオが一本道でサイドエピソードもないのにだらだら120分はきつく、映画としての出来はよくありません。
続編が出るのかたいへん疑問です。
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