OVER DRIVE
OVER DRIVEを観ました。公道ラリーというジャンルの架空の国際レース大会のお話です。トヨタ完全バックアップです。
架空のラリーシリーズと言え設定はしっかりされているようでなかなか深いです。日本以外の国も会場となるのですが、日本も含めてすべて車両左側通行(インド マレーシア オーストラリア)の国なところとか、なかなかニクい設定です。CGもよい出来で公道ラリーという無茶な設定を難なく映像化しています。
ただ映画としては出来はよくないです。特に森川葵が演じる女性エージェントがまったく意味不明。家族も友人も出てこない薄っぺらい描写がむしろ寒いくらいです。
幼馴染のヒナ役をやってる清水ひまわりがいい感じです。大きい事務所なのに地下アイドル的な売り込み方がギャップ萌えの清水ひまわり。マジカルパンチライン(略称マジパン)のメンバーってあたりの設定からして、NINEのメンバー川島海荷っぽい。
話がそれましたが、クルマ好きにはうれしい映画なのですが、キャスト理関係で若い女性ばかりにリーチしてしまいクルマの話が全然響かなかったせいか、興行的には惨敗のようです。せめて日本映画チャンネルとか時代劇チャンネルのような60代以降がみてる媒体で宣伝すれば、まだ違ったかと思うんですけどねぇ。頭文字D読んでたのも50代以降でしょうし。
まぁ湾岸ミッドナイトよりはストレートでわかりやすい話だったとは思いますが、えいがはもうからないとつぎに続きませんからね。合掌 という作品でした。
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