エイリアン:コヴェナント
エイリアン:コヴェナントを観ました。これ実質的にはプロテウス2です。興行的にはコケたプロメテウスの直接的な続編になります。
前作でも目立ってたアンドロイドのデビッドが出てきます。そしてその後期型のアンドロイドも出てきてバトルですよ。非常にリドリー=スコットっぽい展開です。またエイリアンの生態や品種改良(?)のくだりも興味深いです。
前作でも伏線はありましたが造物主を失いリスペクトをなくすと被造物は邪悪になるって設定が貫かれてます。これは種類を問わず人知を超える神的存在を信じない・尊敬しない者は善良ではありりえないという思想からきているようです。今回は神を失って邪悪になったアンドロイドの話なので、前作のプロメテウスほど宗教臭くはないです。タイトルも前作と関係ないフリをしてエイリアンってキラーワードを織り込んでおけば客がきるだろうって配給会社の戦略っぽいです。実際 前作よりはずっと客が入っているようですね。
まだ次に続けられそうな終わり方でしたが、次はあるのかなぁ? リドリー=スコット監督はまだまだやる気満々のようですが…